はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校です!
気が付けば、夏休みまで2ヵ月を切っていますね。
今のうちから勉強体力をつけて、夏に向けて備えられると良いです。
今回は「【学校ガチャ】新学期に学校で配られても無駄になる参考書」というテーマでお話します。
皆さんの中には学校で配られた参考書をそのまま使っている方もいるかもしれません。
しかし、そのままでは大学受験に合格できないかもしれません。
本記事を通して、その理由について紹介したいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
数学編
数学に関して、学校で配られる問題集は大きく3つに分けられることになります。
それは、①教科書傍用問題集系(代表例:『4STEP』『サクシード』『3TRIAL』『4プロセス』『クリアー』)、②チャート系(代表例:『青チャート』『黄チャート』『赤チャート』『Focus Gold』『NEW ACTION LEGEND』)③入試傍用問題集系(代表例:『スタンダード数学』『オリジナル・スタンダード数学演習』)です。
使える順で言えば、1位:青チャート系、2位:教科書傍用問題集系、3位:入試傍用問題集系です。
3位に該当する『スタンダード数学』という参考書の特徴は、『4STEP』の問題が入試問題に変わっていて、難しいにもかかわらず、解説は薄いというものになります。
ですので、これはまずやらなくても良い参考書になります。
特に基礎が出来ていない段階で入試問題を解いても意味がないです。
教科書傍用問題集系で言えば、計算練習の教材として使うことが出来ます。
しかし、初心者が使いこなすことは難しいかと思います。
高田先生からのアドバイス
学校で配られている本が絶対ではないということは覚えておいてほしいと思います。
学校で配られている本以外の選択肢は無数にあります。
そんな中で高田先生がオススメする参考書は、『やさしい高校数学』です。
これは、教科書傍用問題集系で挫折した人でも理解しやすく、効率よく進めることが出来る参考書になります。
英語編
続いて、英語に関してです。
学校で配られる問題集は大きく分けて4種類あります。
それは、①単語帳、②文法の辞書(代表例:『総合英語Evergreen』『デュアルスコープ総合英語』『Vision Quest総合英語』)、③問題集(代表例:『Next Stage』『UPGRADE』『Vintage』『Scramble』)、④構文集(代表例:『英語の構文150』)です。
単語帳に関して
まず、学校で配られる単語帳に関しては、『システム英単語』『英単語ターゲット1900』『必携英単語LEAP』であれば受験で使えます。
それ以外の場合は、受験に向けて新たに購入することをお勧めします。
学校で配られる受験に使えない単語帳の例としては、『コーパス』『データベース』になります。
これらは単語帳として問題があるというわけではありませんが、受験用として使うには心許ないです。
『速単上級編』『話題別英単語リンガメタリカ』のような難しい単語帳に序盤に手を付けるには危険です。
あくまでも基礎的な単語帳から始めるようにしましょう。
その他、『ユメタン』『キクタン』も大学受験ではメジャーではありません。
その分、『システム英単語』『英単語ターゲット1900』はメジャーであり、安心できる単語帳になります。
文法の辞書に関して
次は文法の辞書に関してです。
間違っても、これをメインで勉強しないでください。
勉強の仕方が下手な子は、文法の辞書を一生懸命解いたり、読んだりします。
文法の辞書の使い方は、文法を覚えるためではなく、不明点を調べるために使うものです。
学校の問題集やワークの方がまだ勉強しやすいです。
文法の問題集に関して
次は文法の問題集に関してです。
学校によっては、『デュアルスコープ総合英語』とそのワークや、『Vision Quest総合英語』とそのワークが配られることがあります。
このワークに関しては悪くないですが、これだけで大学受験を突破することは難しいです。
文法というものを理解することは出来ますが、受験で問われる全てを網羅することはできないです。
あくまでもおまけであると捉えて、別で受験用の参考書を使うべきです。
一方、『Next Stage』『Vintage』『Scramble』が配られる学校もありますが、これに関して内容そのものは問題ないです。
しかし、難易度が高いため、自分が本当に太刀打ちできるか見極める必要があります。
武田塾としておススメしている英文法の参考書は、『大岩のいちばんはじめの英文法』や『関正生の英文法ポラリス』になります。
『Next Stage』『Vintage』『Scramble』は文法のラスボス的な存在になります。
初手の参考書としては適していないので、学校で配られた参考書が自分のレベルと合っているのか確認することが必要です。
その他注意した方がよい参考書として、『POWER STAGE』があります。
これは『Next Stage』の進化版として知られていますが、『Next Stage』よりも量が多く難しいため、取り組む時期については要注意です。
構文集に関して
英語編の最後に、構文集についてです。
これは学校によっては、例文暗唱テストがあるかもしれません。
内容自体は問題ありませんが、英文解釈の勉強は別途する必要があります。
というのも、英文解釈は訳すための勉強になります。
最終的に長文読解に繋がる参考書が英文解釈の参考書としてはベストになります。
『英語の構文150』などの欠点は、例文を覚えることがメインになり、英作文の勉強になってしまうことです。
やはり、文法→英文解釈→長文といったルートの中で構文集を勉強する必要はあまりないのではないかということになります。
理科編
理科の教材に関してです。
物理であれば、『リードα物理』、化学であれば、『セミナー化学』『エクセル化学』などがあります。
入試問題集となると、『重要問題集』が配られるケースがあります。
理科に関しては、数学と比べるとそこまでの心配はありません。
基礎から入試の典型問題まで網羅されており、解説も充実しているので完成度は高いです。
ただし、理科が苦手な人にとっては、量も少なく解説も丁寧な参考書があるので、武田塾のルートを参考に選ぶのがおススメになります。
また、『重要問題集』の使い方のポイントとして、これは基礎の参考書の後に取り組むものなので、焦って手を出すのはNGです。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「【学校ガチャ】新学期に学校で配られても無駄になる参考書」というテーマでお話ししました。
まとめると、学校で配られる参考書を盲目に勉強するのは良くありません。
参考書を選ぶポイントをしっかり把握してから、今の自分のレベルと合っている参考書であるかを確認した上で取り組むようにしましょう。
頑張ってください。応援しています。
最後に武田塾寝屋川校では随時無料受験相談を行っています!
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