こんにちは！合格一直線武田塾寝屋川校、校舎長の吉原です。
本日は過去問の点数に関するお話しをご紹介します。
この時期であれば過去問を解いている方は多いかと思いますが、過去問を使って終わりという方が多いです。
過去問の見直しの仕方などについてはこれまで別の記事でお話ししますが、今回は過去問の点数の管理についてです。
過去問の点数の管理方法
過去問の点数の管理、ということが何を意味しているか分からない方も多いでしょう。
過去問の管理とは、文字通り過去問を解いた際の日付・全体の得点・大問別の得点や出題範囲などを管理することを言います。
過去問を解いて見直しや復習をしている方はいても、過去問の得点の管理をしている方は多くはないでしょう。
では過去問の点数の管理方法とはどのようなものなのでしょうか。
過去問を解いた日付
過去問を解いた日付をメモする意味は、解きなおしをする際の基準となるからです。
解きなおしをする際には前回解いたときの記憶が残っている状態で解きなおしをするのではなく、ある程度期間が経ってから解きなおしをするようにしましょう。
解きなおしのスケジュールとしては、
- 一回目
- 翌日
- 一回目から一週間以上経ってから
が大まかな目安になるかと思います。
過去問は一度解いて終わりではなく、何度も解いてこそ価値があるので必ず解きなおしはしましょう。
全体の得点
全体の得点とは同一年度の同一日程のすべての科目の総合得点と、科目ごとの得点の2つがあります。
大学受験ではすべての科目の合計点をもとに合否を判断します。
全ての科目の総合得点と各科目の得点の2つの得点を見て受験戦略を練りましょう。
そのためには正確な点数が必要になりますので、全ての科目の総合得点と各科目の得点の2つは必ず確認しやすいようにメモをつくって管理しましょう。
大問別の得点と出題範囲
過去問の得点の管理方法で見落としがちなのが、大問別の得点と出題範囲です。
大問別の得点と出題範囲は効率よく対策をするうえで必須となります。
例えば近畿大学の英語では大問構成や出題範囲が例年同じ形式で出題されており、大問ごとに得意不得意がわかればピンポイントで対策を立てることが可能となります。
また、大問ごとの出題範囲を整理することで、出題されやすい範囲を一目で把握することができます。
出題されやすい範囲で得点出来ていない範囲を早急に対策を立てることで志望校対策を効率よくすることができます。
受験勉強の目的は入試で合格点を取ること
当たり前の話ですが、受験勉強の目的は入試で合格点を取り志望校に合格する事です。
そのために過去問演習を行っているので、リターンがなければいけません。
しかし、勉強すること・過去問を解くことが目的になっている方が多く見受けられます。
合格点を取るために勉強をするのに、これまで自分が過去問で取った点数を把握していないのはまずいです。
過去問で何点取れているのか、現状を正確に確認して対策を講じることが受験勉強です。
煩わしいと思うかもしれませんが、ノート1冊と少しの時間で大きなリターンを得られるので実践してみてはいかがでしょうか。
以上、過去問の点数の管理方法についてでした。
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