『現代文の読解力の開発講座』は他の現代文の本と比べて異色で目的も特殊だったりするため、使い方を間違えてしまう人が多いのではないかと思います。
『現代文の読解力の開発講座』は武田塾の参考書ルート内の参考書です。
現代文では日大レベルまで仕上げて共通テストがあれば対策をし、その後MARCH・地方国公立レベルの1冊目として使います!
どういう目的でやる本ですか?
現代文を全くやったことがない人がゼロからやる本ではなくて
・ある程度読める人が壁に詰まったとき
・もうちょっと上に行きたいとき
に使います!
使うタイミングはいつですか?
日大レベルで段階突破テストが過去問やってみて詰まっていて
使うというのは選択肢としてアリ!
この本をやることによって得られる力はどんな力ですか?
それは整理・要約・ちゃんと読むことができる力です!
現代文は筆者がなにかを伝えたいことがあって本を出しているため、筆者の主張を把握するということが1番大事ですし、そこが問題で問われる部分です!
『現代文の読解力の開発講座』で学べることは
・筆者の言いたいことを掴むためにどう読むか
・言いたいことがどこに表れてくるのか
正しくちゃんと読む方法を教えてくれる本です!
また、それができることとフワッと読んでいる人がどれだけ差がつくのかというのを思い知らされる本でもあります!
『現代文の読解力の開発講座』の具体的な使い方:
参考書の内容は文章と問題があって「要約しましょう」という構成になっています。
どういうステップでやっていけばいいですか?
まずはこの本1周で終わらせようと思わない方がいいです。
1周目は解説を読んで「そういうモノなんだ」ぐらいでいい!
『開発講座』は問題集ではないので、問題集と思って解くのはよくないです。
1周目:真似して解き方を学ぶ
2周目:実際に解いて可能なら要約までやる
1周目に可能であれば要約をやってみて、繰り返していく内に2周目するなら2周目に。
2周目でも無理なら3周目に要約をしましょう!
要約は言いたいことをまとめる作業!
最終的に要約をできるように!
「解き方」というよりは「読み方・解き方」というイメージ読み方を詳しく説明している参考書なので正しい読み方を学ぶことが大事!
現代文でありがちなのが、本人の読めている情報に差があることです!
MAXで読み取るべきところを読めず読み取れた具合で取れる問題が限られてしまいますが、この参考書は全部問題が解けるまで引き上げてくれます!
『開発講座』をやる人で多い悩みとしては問題が解けないとか問題の解説が薄いという意見があったりします。
この参考書はそれほど厚くなく、問題数も少ないため、問題集だと思って解説を求めていると物足りなさはあると思います。
正解率は気にしないで読み方や筆者の主張を掴むほうが大事!!
要約も含めてそちらにフォーカスをしてやってほしいです!
現代文はこういう解説があるはずだ
こういう風になっているはずだ
のような先入観を持ってやっていくとうまく使えないかもしれません。
今まで自分ができていなかった正しい読み方を
ちゃんと身につけたい人がやるべき本です!
今回のまとめ!!
『現代文の読解力の開発講座』は問題集ではない!
読み方・解き方を学び要約をできるようにしてフワッと読んでいた自分に差をつけよう!!