皆さんこんにちは!
武田塾奈良生駒校校舎長の奥村です!
最近ポケモン剣・盾で追加コンテンツの発売が発表されましたね!
僕の大好きなデデンネも出るということでワクワクが止まりません!!(笑)
まあ僕は剣盾持ってないですが。受験シーズンが終わったら買います!
それにしてもデデンネ超かわいくないですか??
昔のデブピカを思い起こさせるようなもちっとしたフォルム、
(今の学生さんは知らないと思いますがピカチュウって今と昔で体型が全然違うんですよ!
昔は鏡餅のようなフレームで、アニメAGの頃から少しずつ今のような胴長体型になっていったんですよ!)
20cmと超小柄で真ん丸な耳にアンテナヒゲ、げっ歯類特有のチャームポイント・前歯も健在で
ポケモンのかわいいを全て詰め込んだかわいさですよ!(笑)
はい!というわけで前置きが長くなりましたが今回は勉強法の紹介!
というより1月7日更新の『「解答根拠を他人に説明する」ってどういうこと!?』(リンク先)の補足的な記事になります。
まずはリンク先の記事を読んでから、この記事を読んでみてくださいね!
読んでいただけましたか?それでは行きますね!
なぜ他の人に説明できるようにしておかなければならないのか
1月7日の記事でも言っていましたが、
『「他の人がどう読んだら間違えるのか」がわかるようになる』からです!
もし文法や読解の勉強で他の人に解答根拠を説明できるレベルにまで仕上げておくと
一つの問題での色々な間違いパターンの分析ができるようになります!
これができるようになると初見の問題での選択肢の吟味力が格段に向上します。
入試問題は全て初見の問題です。これから受験に挑む皆さんは初見の問題を対処できるようにしなければなりません。
そこで、手持ちの参考書や塾のテキスト、学校のノートを丸暗記すれば初見の問題を解けるようになりますか?
もちろん、答えはNoです。
問題を解いて間違えるとはどういうことなのか
何もかも全く分からないという場合は除きます。
問題を解いて間違えるというのは
正解の要素を見落としてしまったがために
「正解と思わしき選択肢が増える」という現象が起こること
です。問題を解いて答えを間違えるというのは言い換えれば、
正しい解答根拠を発見できなかった・見落としていた・取り違えた
ということです。
これを防ぐための解決策は
①基礎をしっかり固める
②固めた基礎を問題演習を通じて運用してみる
③繰り返し復習する
この3つに尽きます。
基礎を身に付ける時も丸暗記の勉強ではいけません。
この時から「なぜそうなるのか?」という意識を持ち続けることが大事です。
もちろん、暗記で対応しなければいけない部分もありますが、例えば英文法でも多くの分野は文法の理論を理解することが大事です。
普段から理論を押さえる勉強方法を取って初めて模試・テスト・入試問題での初見の問題に対応できる力が身に付きます。
勉強をしていて、一見暗記をするのは基礎知識そのものに見えるかもしれません。
しかし、問題を解く際に働くのは基礎知識そのものだけでなく、どうやってその知識を運用するのかの理解の暗記です。
では次は実際に理論を理解・理解を暗記したらどのような目線で問題が解けるようになるのかをお見せします!
実際にやってみた(トリビアの泉風に)
今回は英文法の例題を2問出します。ともに空欄を適する選択肢を選んで埋めてください。
問1 We will not play baseball in the park if it ( ) tomorrow.
① will rain ② rains ③ rained ④ has rain
これはさすがに舐めすぎの余裕のよっちゃんでしたかね(笑)中学生でも解けますね。
答えは②です。
ではなぜ②を選びましたか?
そうです「時・条件を表す副詞節の中は未来のことでも現在形」という理論を理解し、暗記していたからです。
では次の問題はどうでしょうか?
問2 I don't know if it ( ) tomorrow.
① will rain ② rains ③ rained ④ has rain
敢えて選択肢は全く同じにしてみました。
③・④が違うというのは明白でしょう。
じゃあ「時・条件を表す副詞節の中は未来のことでも現在形」だったから②だ!
違います(´・ᴗ・` )
これは本当に「副詞節」ですか??
「ええっ!『時・条件を表す副詞節の中は未来のことでも現在形』って習ったんだけど!?」
皆さんのその気持ちわかりますよ、しかもそれはそれで合っています。しかし今回はそうじゃありません。
では解説に入りますね。
まず、ifという品詞は接続詞、この知識は覚えておかなければなりません。
接続詞は副詞節か名詞節を作ります。この知識も覚えておかなければなりません。
ここまでは知識の暗記だけなので大丈夫かなと思います。
次に、副詞節か名詞節かの違いを調べます。
副詞節は文の要素(S,V,O,C)にはなりません。
一方名詞(節)はS,O,Cのいずれかになります。
まずは文型分野でのこれらの知識を押さえましょう。
ここで、「副詞節と名詞節の違い」の理論を理解しておく必要がありました。
副詞(節)は文の要素にはならないんでしたよね。なら、省いても意味が変わらないor意味が通るはずです。
(この副詞(節)は文の要素にならないため省いてもOKという知識も知っておかなければいけません)
実際に省いてみると、
I don't know・・・
何「を」知らないんでしょうかね?(笑)
意味不明ですね。
この時点でこの問題のif節は副詞節の可能性が消え去りました。
では、次に動詞のknowに注目してください。
knowは中学校の時からおなじみの「知っている」という意味の動詞です。
しかし、高校生になって大学受験をするなら動詞を覚えていく際に
「自動詞」か「他動詞」かを区別して覚えておかなければなりません。
なぜならこの手の問題に引っかかってしまうからです。
他動詞の特徴はその動作について「何を?」と聞きたくなるものです。
「知っている」と見た際に「何を?」と聞きたくなる、よってknowは「~を知っている」という他動詞です。
(中学生レベルで言うとたとえばeat「~を食べる」、take「~を取る」、play「~をする」なども他動詞になります。
動詞を覚える時は「~する」だけでなく「~をする」など他動詞なら”~を”も含めて意味を覚えましょう)
また、自動詞は目的語(O)が不要で、他動詞は目的語(O)が後ろに必要、この違いも理解しておかなければいけません。
で、他動詞は目的語(O)が後ろに必要なんでしたよね?
そして、名詞(節)はS,O,Cのいずれかになるんでしたよね?
結局、今回のifは副詞節じゃなかったと。
ということは今回のif節は名詞節になり、他動詞knowの目的語になっているということになりますね。
加えて、副詞節じゃないので「未来のことでも現在形」の制約はなくなり、未来のことは未来形で表さなくてはいけません。
よって正解は②ではなく①です。
どうでしょうか?
様々な基礎知識の理解と、その理解を覚えることの必要性がおわかりいただけたでしょうか?
丸暗記は絶対にダメです。
たとえifに「~かどうか」の意味があることを覚えていたとしても、
選択肢を絞りきれず(「正解と思わしき選択肢が増える」という現象が発生)、
使い方・その理論や中身を知らなければ初見だと応用が利かず「もし~なら」の方と2分の1で間違えてしまうでしょう。
(訳から攻めるのは今回の易しい問題なら大丈夫ですが文法問題全般では選択肢に振り回されるリスクがあるので非推奨です)
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は丸暗記勉強の怖さと中身を理解し理解を暗記することの重要性をどうしてもお伝えしたくてこの記事を書きました。
最初は今までの勉強方法と違って大変だと思います。
しかし、暗記に頼って勉強してきた結果模試の初見の問題が解けずにいるんですよね?
慣れるまでは本当に大変です。成績を上げるためには成績が上がらなかった今までのやり方から変える必要があります。
でも心配しなくても大丈夫!
そのためのやり方・コツ・サポートなどできることは何でもしますので是非遠慮せずに頼ってくださいね!!
しわのない脳みそから、金の脳へ!本家金の脳はメロンパン入れですが(笑)
じゃまた!
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