皆さんこんにちは!
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はじめに
今回は、「目で追うだけにならない英語長文の読み方」をご紹介します!
皆さんは「英語の長文を一通り読んだけれど、内容が全く頭に入ってない!?」
なんて経験はありませんか?
そんなあなたは“単語を目で追うだけシンドローム”かもしれません!
この症状は英語長文初心者によく見られます。
英語長文の参考書を始めたばかりという人や、過去問をやり始めた人も必読です!
このブログを読んで、正しい英語長文の読み方を身につけましょう。
単語を目で追うだけシンドロームとは…?
単語を目で追うだけシンドロームとは、
英単語1語1語の意味はわかっていても、長文を最後まで読んだ後に内容が全く頭に入っていない状態のことを言います。
この状態だと「システム英単語」などを使ってどれだけ単語の意味を覚えていたとしても、文章の内容を理解することができず、設問にも答えることができません。
英語長文が読めるようになる対策
それでは、どうしたら単語を目で追うだけシンドロームにならず、長文をよむことができるのでしょうか?
ここからは、長文を読みながら内容をしっかり理解するための具体的な対策を3つ紹介していきます!
その1:制限時間を気にせずにゆっくり読む!
単語を目で追うだけシンドロームに陥っている人のほとんどが、長文を速く読もうと意識しすぎていることが原因だと考えられます。まずは、制限時間を気にせずにゆっくり本文を読んで、内容を理解するということに意識を向けましょう。
単語を目で追うだけになってしまうのは、時間制限つきで長文演習を始めた子に多い症状です。速く読まないと間に合わないと思う人も多いと思いますが、そんなに焦って読まなくても大丈夫です!
焦れば焦るほど、長文の内容が頭に入ってこなくなってしまいます。また、自分が処理できるスピードを超えて単語を目で追ってしまいます。
自分が処理できるスピードの基準として、自分がその文章をそのスピードで音読できるのかを試してみてください。自分が英語長文を訳すスピードは音読するスピードと同じくらいと言われています。
そのため、音読できないスピードで単語を追ったとしても、英文を訳すことができないので、内容も理解できないのです。
なので、まずは音読できるスピードから始めていきましょう!
そして、2回目、3回目に取り組むときに制限時間を設けて解いてみてください。
例えば、「やっておきたい英語長文300」を解く場合、
1回目:最初に解くときは、制限時間を気にせず、1題に30分〜1時間かけてもいいので、
ゆっくり自分のペースで読み進めていきましょう。
※ゆっくり解いてもいいですが、ダラダラ解くのはやめましょう。
2回目:1度解き終わって、復習まで完了した文章を使って、次は時間制限を設けて速く読む練習をしていきましょう。
まずは1題ずつ、長文を丁寧に時間を使って読んでいくことを意識してください。
英語を訳さずに英語のままで理解しないといけないという意見もあります。そのようなレベルになることに越したことはないですが、あくまでも最終到達点と考えましょう。まずは、日本語に変換して内容を理解できるようにしてください。
その2:段落ごとの内容を10秒振り返る!
英語長文を読むときには、現代文を読むときと同じように、内容を整理する力が大事になってきます!段落ごとに言っている内容を振り返る時間を10秒間設けるようにしましょう。
人間は焦っていると、1つ目のパラグラフを読んだらすぐに2つ目のパラグラフを読み始めようとしてしまいます。パラグラフごとに止まって考えている時間がもったいないと考えてしまっているのです。その考え方は間違っています。今後長文を読むときは改めていきましょう!
英語の長文はパラグラフごとが内容の塊であることが多いです。そのため、パラグラフごとに内容を確認する時間をとった方が効率よく理解できます。1パラグラフを読み終わるごとに10秒間その段落を振り返る時間を作れば文章の内容が見えてくるようになります。
最終的には、1パラグラフごとの振り返りを繰り返して、次の段落で展開される話を予想しながら読めるようになれば完璧ですね!
【10秒間の振り返りでやること】
・この段落ではどんな内容を話していたか
・筆者が大事って言っていたことは何か
などを思い出す。
(この際、余白にメモしておくのもオススメです!)
その3: ミクロ視点とマクロ視点両方を持って読む!
もし脳みその役割が見えるとしたら、
半分はミクロな視点、
もう半分はマクロな視点
を持って長文を読むことを意識しましょう。
ミクロ視点・マクロ視点とはそれぞれ何かを説明します。
ミクロな視点とは…?
目の前の英単語や構文などをSVOCを振りながら丁寧に訳していくために使う。
マクロな視点とは…?
次にくる話や今までの話がどんな内容だったか、筆者が伝えたいことを読み解くために使う。
マクロ視点についてもう少し具体的に説明すると、Aという物事について筆者がプラスの意見を持っているのか、マイナスの意見を持っているのかなどを捉えながら読むようにしていこうということです。
文章全体の内容を考えなければいけないので、脳の余裕が必要になってきます。
長文を読めなくなる子は視野が狭く、ミクロ視点だけになってしまっています。
目の前の単語や1文しか見えていないので、長文を読み終わっても内容がわからない状態になってしまうのです。
ミクロな視点だけではなく、マクロ視点も使えるように訓練していきましょう!
今回のまとめ
今回は、英語長文の単語を目で追うだけにならないための対策についてお話してきました。
単語を目で追うだけシンドロームになっている人は単語が分かっても内容が頭に入っていません。
今回紹介した3つの方法を実践して、この症状から脱却しましょう!
①制限時間を気にせずにゆっくり読む!
②段落ごとの内容を10秒振り返る!
③ミクロ・マクロ視点を持つ!
→次の段落の内容を予想できるようになれば完璧!
時間が足りない場合は、焦って問題を解くのではなく、読み方を工夫して時間短縮ができるようにしていきましょう!
今回のブログの内容は武田塾チャンネルでも紹介されているので、そちらも是非ご覧ください!
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