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今回は、「古文の勉強法|学校の授業だけでは成績は伸びない」というテーマで記事にしました。
皆さんは学校の古文の授業で成績は伸びていますか?
伸びていない人は結構多いのではないかと思います。
そこで、この記事では何故伸びないのか、どうしたら伸びるのかについて解説しているので、今古文の成績が伸び悩んでいる人は必見です。
今の勉強状況をチェックしよう
①単語は完璧に覚えられているか
「古文単語全部覚えたはずなのになぜか長文が読めない!」という人は多いと思います。
その原因として考えられるのは
①一語一訳でしか覚えられてない
②漢字で覚えていない
が考えられます。
①一語一訳でしか覚えられてない についてですが、古文単語は英単語以上に2つ目3つ目の意味も大事になってきます。
覚えるのは古文単語帳の赤文字です。1単語に赤文字の意味が複数あるものがあるので、それを漏らさず覚えましょう。
ただし、今から古文単語を覚えていく人は別です。最初から1つの単語に意味を何個も覚えるのは大変です。
これから単語を覚えていく人は一語一訳で、まずはそうして古文単語に慣れましょう。
一語一訳で覚えられたらそれに情報を追加する形で2つ目3つ目の意味を覚えていきましょう!
②漢字で覚えられていない についてですが、古文単語には漢字があてられているものがあるのは気づいていますか?
例えば、「しるし」という古文単語は「効き目」「ご利益」「きざし」などの意味がありますが、「しるし」の漢字を覚えていますか?
答えは「験」もしくは「徴」です。問題ではこの漢字が本文で登場することもあります。
また、これに当てはまる漢字を選びなさいという設問も頻出です。
普段覚えていく中で少し意識するだけで点数が大きく変わってくるものなので、ついでに覚えちゃいましょう!
特に一語一訳では暗記できている人は2つ目3つ目の意味に加えてこれも覚えるのがいいと思います。
②基本的な文法は完璧にしているか
古文で大事なことはストーリーの把握で、全体的にどんな話かを掴むことです。
必ずしも全文を現代語訳できる必要はないのですが、
基本的な文法が曖昧だと全体的な話の把握がかなりふわっとしたものになってしまいます。
文法の理解の度合いで全体的な理解度がある程度変わるのはやはり間違いないです。
読解に限って大事なのは文法の意味を覚えることです。
例えば、助動詞の意味をそれぞれ言えるか、係り結びの意味をそれぞれ言えるか、
③古文常識を把握しているか
これはかなりレベルの高い内容です。単語と文法をマスターしたら始めましょう。
古文常識って何?
古文常識とは「古文が使われていた当時の常識」のことです。古文が使われていたのは約1000年前の世界です。当然現在と文化や常識、習慣などは違ってきます。そのため、古文の試験の時だけでも、1000年前の世界の常識に頭を切り替える必要があります。そのときに必要なのが古文常識の知識です。
特に「単語や文法はマスターしてるのに、古文の点数が取れない!!」と感じている方は、古文常識の勉強を始めましょう。
古文常識の勉強法
まずは自分に合った参考書を選び、読み進めましょう。
イラストや図を使ってイメージで捉えるのも重要です。
そして、全てを一気に覚えようとせず、分野別に少しずつ覚えていきましょう。
「風流と教養」「恋愛と結婚」「信仰と習俗」「宮中と貴族」といった感じですね。(古文単語315より)
これは古文常識だけに限った話ではありませんが、暗記において最も重要なことは長期間に渡って何度も繰り返し覚えることです。
すきま時間や通学時間などを利用して、目に触れる回数が少しでも多くなるようにしましょう。
古文の勉強法|学校の授業だけでは成績は伸びない
①現代語訳をしても成績は伸びない
学校で予習のために古文を現代語訳していませんか?
実はそれでは古文の成績は上がりません。
古文で大事なことは、ストーリーの把握です。
そもそも入試問題の文章を全訳できる人はほとんどいないです。
さらに言うと、入試問題というのは全訳できなくても解けるようにできています。
もうひとつ大事なことは、主語・動詞・誰から誰へのセリフ・場面などの省略を補うことです。
これは学校でもやっていますよね。古文では省略が当り前に行われているのでここを判別できないと古文は読めません。
まず覚えておいてほしいことは、全文の現代語訳よりもストーリーの把握と省略の補うことが古文の成績に直結するということです。
②品詞分解をしなくていい
学校の授業だとほとんどの時間は品詞分解に割いていると思いますが、これも必要ないです。
品詞分解が出題される大学ももちろんあります。
しかし、全文を品詞分解する必要はありません。部分的に大事な箇所のみで大丈夫です。
むしろ、学校でやっている時は、初めて見る単語があるような文章で全文の品詞分解をしますよね。それは絶対に無理です。試験時間が終わってしまいます。
実際の問題を解きながら、品詞分解が必要な問題が出てきたらその箇所は品詞分解をしてください。
ただ、学校の教科書を全部品詞分解することは無駄になると思うのでしなくても大丈夫です。
武田塾の古文勉強法
学校の古文の勉強は、現代語に訳すことや品詞分解することに重きを置いていて勉強の視点が狭くなると思います。
武田塾が思う正しい古文の勉強法は、分からない単語や文法があってもいいので、全体でどんな話かを掴むほうが大事だということです。
たいていの科目は、ざっくりと広い視野で文章の概要を把握するようにしないと点数が取れないです。
特に、共通テスト・私立大学の問題の場合は学校の古文のやり方では点数は取れない可能性があるのでやり方には要注意です。
まとめ
学校の古文の授業で成績が上がらない理由は、教科書の全訳と全文の品詞分解にあります。
正しい古文の勉強法は、ざっくりとしたストーリーの把握と省略を補うことです。
入試で必要な能力は、マクロの視点で見ることです。
正しい古文の勉強法を学んで成績を上げていきましょう。
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