こんにちは!武田塾守口校校舎長の末永です!
今回は、「共通テスト生物の傾向と出題方式」というテーマで記事にしました。
「生物」の共通テストは、センター試験と比較してどのように変わったのか知っておくことで対策がしやすくなります。
各科目の共通テストにも言えることですが、共通テストの出題方式に慣れておきましょう。
共通テスト生物の傾向と出題方式
センター試験と共通テスト徹底比較!
出題方法は下記の表を参照。
試験時間 | 配点 | 解答方法 | |
1科目選択 | 60分 | 100点 | マーク式 |
2科目選択 | 130分 | 200点 | マーク式 |
共通テスト「生物」の傾向
試行調査ではとにかく分量が多かった。
センター試験→試行調査
・分量が非常に増えた
・データの提示が増えた
・会話系、実験系の増加で文章の量が増えた
・試行調査は多くの生徒が解ききれなかった
試行調査の結果を受けて、さすがに本番の共通テストでは分量は減ると思いますが、
センター試験の分量と比較すると増えると予想されます。
試行調査の問題は試験時間内に解けなくても問題ないです。
試行調査の特徴
・データを使った問題
・イラストではなく写真を使った問題
・教科書には載っていない初見の問題
→問題文から読み解く必要がある
試行調査の生物の平均点が低かった理由
・分量が多く、解ききれなかった
・マニアックな分野からの出題があった
→その分野の対策が間に合わなかった
基本的にはリード文や課題文はどちらも全体を読みましょう。
・部分的に読むと、引っかかってしまうような解答がある
→全体の流れを読む必要がある
大問構成
・試行調査と共通テストの大問構成が変わる可能性もある
→それほど意識する必要はないと思われる
共通テストに必要な対策
・写真で出題されると正答率が下がる
→写真を見慣れておく必要がある
分野融合問題(分野がまたがる問題)も出題された
・生物は他の理系科目よりも分野融合問題の割合が高い
→試行調査での正答率が非常に低かった
問題集で分野別に演習することが多かった
・分野融合の問題演習が減る
・問題集の巻末についている総合問題の演習は意識してやるようにする
共通テスト対策の問題集を選ぶときは分野融合問題が載っているものを選ぶ
共通テスト「生物」の勉強法
教科書の流れをつかみながら読む
・発展やコラム系の部分もしっかり読む
・資料集を併用する
→予備校のテキストを使用するときも同じく併用する
余裕がある場合
・実験問題系を多く見る
・興味がある分野の科学史的な部分も学んでおく
→実際の化学の流れをつかんでおく
→物事を証明する流れをつかんでおく
本格的な実験の流れを理解する
・トライ&エラーや結論に至るまでの過程を見る
理科の試行調査問題は難しかった
今後、生物は理科4科目の中で難しい科目になる
・理科(地学を除く)は難しくなる
・その中でも生物は変化が大きい
→しっかりと対策をする必要がある
まとめ
生物は理科の中でも変化が大きく、難易度も上がりそうな科目になります。
試行調査や予想問題などを使って、その変化などに慣れておきましょう。生物の共通テスト対策には基本的には「共通テスト 実戦模試 生物」を使用します。
言うまでもなく、センター試験と異なり過去問というものがないので予想問題が過去問の扱いになります。
共通テストの演習をする際は、上記の参考書を使うと良いと思います。
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