こんにちは!武田塾守口校校舎長の末永です!
今回は、「共通テスト世界史の傾向と出題方式」というテーマで記事にしました。
「世界史」の共通テストは、センター試験と比較してどのように変わったのか知っておくことで対策がしやすくなります。
各科目の共通テストにも言えることですが、共通テストの出題方式に慣れておきましょう。
【大学入学共通テスト】共通テスト世界史の傾向と出題方式
共通テストとセンター試験を比較
社会科系の共通テストは、センター試験と比較しても問われていることの本質は基本的に変わりません。
また、試験時間、配点、解答方法に変更はなく。大問数もほぼ同じで、求められる知識の深さも同じです。
【世界史】共通テスト概要
1科目選択 | 2科目選択 | |
試験時間 | 60分 | 130分 |
配点 | 100点 | 200点 |
解答方法 | マーク式 | マーク式 |
このように、センター試験と比較して、試験時間・配点・解答方法に変更はありません。
何が変わったのか
必要とされる用語の総数が減ります。
センター試験では、単純な世界史知識を使って解きますよね。わざわざリード文を読む必要がなく、選択肢から判断したりできたと思います。
しかし、共通テストでは思考を促すように作られているのでリード文を読まなければなりません。
例えば、
・会話形式、
・プレゼン形式、
・初見の資料(史料)やグラフの読み取り
などがが増えます。
なかにはかなりマニアックな資料(史料)の読み取りなどがありますが、キーワードを拾うことができれば、普通の世界史知識だけで解くことが可能です。
一問一答だけでは解けない
共通テストでは「歴史のうねりを理解しているか」ということを重視しています。
つまり、出来事の背景、原因、経過、結果、影響など
覚えるだけではなく、常に「なぜ」と考えながら勉強することが必要になってきます。
一問一答のように、こう聞かれたからこう答えるという勉強だと、共通テストの問題に対応することはできません。
教科書の太字の部分だけではなく、地の文から出来事の因果関係や意義などを学ぶようにしましょう。
センター試験と比較すると重要用語というのは変わりませんが、覚え方や使い方が変わります。
表面的な勉強ではなく、日ごろから世界史に興味を持って、「出来事の経緯・バックグラウンド・意義」を意識的に考えるように心掛けて勉強していきましょう。
難易度について
これに関しては人によります。
普段から複雑なものを考えたり、グラフの読み取りに慣れている人にとっては簡単になったと思います。
共通テストは、世界史用語を深堀する試験ではないです。マニアックな用語をいっぱい知っているからといって有利にならず、むしろ常識や思考力が問われると思っていてください。
勉強をする際は、「教材を変えるというよりは、勉強のやり方を変える」というようにしましょう。
まとめ
社会科系の科目は、センター試験と比較して問われていることの本質は変わりません。
とはいえ、共通テストはセンター試験と異なり思考力を問われることが多いので、勉強する際は必ず「なぜ」と考えるようにして勉強しましょう。
一問一答などの知識のインプットはもちろん必要ですが、一問一答的な覚え方では対応できないような思考力が問われる問題が多く出題されます。
なので、センター試験対策とは違った対策にシフトする必要があります。
共通テストに関わらず私大入試で世界史を使うつもりの人は、通史を一通り軽く頭に入れたうえで一問一答などの問題で知識は詰め込んでおきましょう。
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