目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
伊予鉄 松山市駅から徒歩3分、松山市の予備校 武田塾松山校です!!
11月に入っていよいよ入試本番も近づいてきましたが、みなさんの受験勉強は順調に進んでいますか?
これからは志望校に合わせた対策をすることが重要なので、過去問から傾向を把握しながら対策をしていきましょう!
さて、今回は英語長文に関してのお話です。
みなさんの中には、
・英語長文の成績がなかなか伸びない・・・ ・英語が苦手で長文で点数が取れない・・・ |
などなど多くの悩みがあると思います。
そこで今回は英語長文を「単語を目で追うだけ」状態から克服する勉強法について2つご紹介していこうと思います!
英語長文が苦手な人はぜひ参考にしてみてください!
また今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてごらんください!!
英語長文を「単語を目で追うだけ」状態から脱出する方法
近年ではコロナウイルス感染症が流行していますが、それよりも以前から受験では流行している病があります。
その病とは、ズバリ「長文の単語を目で追うだけシンドローム」です。
これ実は本当に怖い病気なんです・・
今回はその病に陥る原因と解決策をアドバイスしていこうと思います。
英語長文スランプ・・
みなさんはこの時期、英語の長文を読んでいる過程で時期的にも難易度が上がり、難しい英語長文にもチャレンジしているところだと思います。
そこで英語長文が読めなくなる長文スランプの人にありがちなことですが「英語長文の字面だけを追ってしまい、結局内容が頭に入ってきていない」なんてことありませんか?
英単語を必死に目で追っていても、読み終わった後に「それでどんな内容だったっけ・・」となっている人は要注意です。
また、SVOCを意識しすぎている人も同じような状況になりがちです。
SVOCを考えながら読むことは悪くないですが、意識しすぎるが故に長文が分からなくなっているということです。
以上のように、英単語の字面だけを追っていたり、SVOCをよく意識しながら読んでいたとしても、結局のところ内容が分からなければ長文問題では意味がありません。
本来英語長文の問題は、意味内容を本文から把握して、内容一致の有無を当てていくものなので、英単語の翻訳やSVOCの把握はそのための過程でしかないということを認識しましょう。
英語長文のスランプの原因をまとめると
・自分の読めるスピードを超えて読もうとしている ・SVOCに注力しすぎて内容への意識が薄い ・英単語の字面だけを追っている |
などが長文スランプの原因になっています・・
①急がなくていい!
では「単語を目で追うだけ」状態から脱出する方法の1つ目は単純に「急がない」という方法です。
まずはゆっくりでいいので日本語訳をする感覚で丁寧に文章を読むことを心がけましょう。
過去の武田塾生で、早稲田レベルの英語長文に入ったときに「全然読めなくなった・・」という人がいましたが、一旦ゆっくり精読するようにアドバイスしたところ、スランプが改善しました。
特に今のこの時期は精読をすることから離れて、とにかく長文演習をすることに傾倒しがちですよね。
しかし、自分を過信していたり、制限時間に追われている人は自分が読める限界の速度を超えてスピードを上げすぎてしまい、頭で長文の内容が処理できません。
この状態を車で例えるならば、スピード違反のような状態になってしまっています。
こういった症状が出てきてしまっている人は一旦初心に戻り、じっくり正確に読んでどういう風に読めば効率がいいのかを把握してから演習に戻ることをオススメします。
まずは自分のペースでゆっくり読むことを心がけてください。
そうはいっても試験時間が決まっているので、「読み終わらないとダメじゃない?」と思う人もいると思いますが、これは段階を踏んで読み終わるようにすればOKです。
例えば制限時間80分の長文演習で解くのに100分かかるのであれば、そのかかっている時間内でいいのでまずは高得点を取ることを意識しましょう。
制限時間を超えていてもいいのでまずは正確性重視で読み解き、その正確性を維持しながら少しずつ制限時間内に収めていけばいいのです。
時間から入ると危ないので注意してください!!
②段落ごとに一言メモを残そう!
精読まではいかなくとも、ある程度自分のペースで長文が読めるようになったら読み終わった段落の内容を要約して一言メモに残していくようにしましょう。
具体的にお話すると
①ひと段落読み終える ↓ ②5~10秒休憩時間を取る ↓ ③休憩が終わったらひと段落の内容を振り返る ↓ ④要約して一言メモに残す |
このような手順で段落を読み終わるごとに一言メモを残していきます。
1段落ごとにメモを残していくことである程度単語の字面やSVOCの惑わされても長文の内容を頭に残すことができます。
「そんなメモをしている時間があるなら先に読み進めたほうがいい!」と思う人もいるかもしれませんが、英語長文は長くなればなるほど長文の内容を思い出すのに時間をかける方がもったいないです。
このメモを残しながら、長文の内容を把握するのに慣れてくると、次に来る段落の内容がある程度予測できるようになります。
みなさんも日本語の長文を読むときには、何となく先の展開も考えながら読んでいると思います。
それと同じように英文を先を予測しながら読んでいくことでさらに長文を読むスピードが上がっていきます。
長文スランプに陥っている人は一言メモを残すようにして、先の展開が予測できるレベルまで仕上げていきましょう!
まとめ!!
今回は【要注意!】英語長文を「単語を目で追うだけ」状態から脱出する方法というテーマでお話していきました!
長文を目で追うだけシンドロームの2つの解決策を実行して、長文スランプを抜け出してどんどん過去問や問題集を解いていってください!
展開の先読みができる勝ちパターンまでもっていきましょう!!