はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
伊予鉄 松山市駅から徒歩3分、松山市の予備校 武田塾松山校です!!
ついに11月になりましたね!
最近は気温も本格的に低くなってきたように感じます。
体を冷やしてしまわないように、温かい飲み物・ブランケットなど体を温める対策をしながら勉強していきましょう!
さて今回は数学の過去問についてのお話です。
みなさんの中には、
・数学の過去問の使い方が分からない・・・
・過去問をやっていても本番で点数にならない・・・
などなど、この時期は過去問に取り組んでいる人が多いこともあって、このような悩みも多いと思います!
そこで今回は東大生直伝の本番に強くなる数学の過去問の使い方についてお話していこうと思います!
数学の過去問の正しい使い方について知りたい人はぜひ参考にしてみてください!
また今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてごらんください!!
入試本番に強くなる数学の過去問活用法!
この時期は過去問演習に入っている人も多いと思いますが、それと同時に過去問の使い方について勘違いをしている人も増えてきています。
入試本番で点数が取れるようになる、正しい過去問の使い方について、これからお話していきます!
過去問は「復習」がメイン!
過去問って、1年分解くだけでもかなりの時間がかかりますよね・・
例えば京都大学の英語の過去問では制限時間が120分ということもあり、演習段階の実力ではその時間をオーバーしてしまうこともしばしばあると思います。
過去問はかなりの時間をかけて解くので、何となく問題を解くだけや、傾向を知るだけではもったいないです!
「今日は〇〇点取るぞ!」という感じで点数に一喜一憂しがちですが、それよりかは「復習」が過去問のメインであるという意識を持つことが大事です!
1問ずつ大事にして復習する!
様々な入試科目がある中でも、特に数学はどの大学でも入試の問題数は多くないので、1問ずつ真摯に向き合って復習する必要があります。
東大生がやっていた勉強法では、ルーズリーフにコピーした問題を貼り、1問につき1~3ページ分にわたって、もう一回同じような問題に遭遇した時はどうすればいいのかについて自分の言葉で言語化してまとめていたそうです。
ここで、解けなかったときに解答で見てほしいポイントは「問題文を見てから一番最初に何をするのか」というところです。
このポイントが自分の答案に入っていたかを照らし合わせて確認しましょう。
「問題文のこの部分に〇〇という条件があったから△△という式を使った」「〇〇の部分からこう判断した」というように問題文からどう考えて最初の式を使ったのかを意識して振り返ることが大事です!
本番で思いつかないなら意味がない!
過去問を復習する中で、その解法自体が身についても、本番でその解法が思いつかないなら意味がありません!
本番で似たような問題設定や図が出てきたときに、必ず解けるようにするために復習しています。
本番で似たような問題が出たときの想定をして、「なぜその解法を使うのか」と「流れの構成」を意識して1問ずつ丁寧に解きなおしをするようにしましょう!
過去問を解き終わり、1問ずつ復習していく中で全く思いつかない問題がある場合は、すぐに過去問の解答・解説を読んでOKです。
しかし、その解答・解説を読んでも詳しくは書いていないケースもよくあります。
そこで自分なりに考えて解法を考えるのもアリですが、他の参考書の似た問題から解法を見て同じ要素から解き方のヒントを見つけていくのがオススメです!
そうすることで、同じ経験を他の問題でも解けるように結び付けていくことができ、普段の問題演習と入試問題を結びつける作業が大事です!
数学の過去問 NG勉強法とは・・
意外とやってしまいがちな過去問の間違った勉強法についてお話していきます。
自分がやってしまっていないか注意して読んでください!
①早く始めすぎている・・
もちろん、この秋の時期から過去問をやっている人はベストタイミングで過去問に着手することができていますが、高校3年生になって即過去問に着手していたり、夏休み中に過去問漬けになっている人は注意です!
受験に対する意識が高い人ほど、過去問を早くやろうとしてしまいますが、そこまで早く始めてしまうともったいないです。
そもそも過去問の数には限りがあって、30年以上前にもなると傾向もかなり違ってしまいます。あまり早く始めすぎてしまうと受験直前期になって古い過去問しか残らなくなってしまうので注意です。
②直前期に本番を意識していない・・
直前期になっても、いつもの勉強と同じようにじっくり問題を解いていてはいけません。
例えば直前期になっても、1問ごとに分けて解き進める人がいますが、それでは本番のための勉強にはなりません。
数学の過去問はそこまで多くありませんし、1年分ずつ丁寧に使っていきたいですよね。
本番ではいつもの勉強と違って、時間配分や解答用紙の使い方を考える必要があります。
過去問を使うときには本番を意識して、できれば解答用紙と制限時間で解いて本番のシュミレーションを必ず行うようにしましょう!
本番では全く分からない問題は一旦飛ばしてできる問題からとったり、見直しもして計算ミスがないかも確認する作業が必要になります!
120分を6題で割る人もいますが、そういうことはせず、120分全体の中で自分が本番にどう立ち回るかを意識して勉強しましょう!
まとめ!!
今回は【東大生直伝】入試本番に強くなる数学の過去問活用法!というテーマでお話していきました!
数学の過去問演習のポイントは1問ずつ丁寧に振り返ることが大事です!
1手目が思いつかないなら参考書で似た問題からヒントを得てください!
入試本番で対応できるように過去問を最大限に活かしましょう!