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立命館大学【理系数学】入試の傾向と対策

こんにちは!

武田塾松井山手校です!

前回の英語に続いて今回は立命館大学の理系数学の対策法を傾向を踏まえてお伝えしていきたいと思います。

 

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立命館大学を志望する方はぜひこの記事を参考に対策をして、実際に合格を勝ち取ってください!

 

立命館大学 理系数学対策のススメ

↓武田塾チャンネル「参考書だけで合格点を取る方法」シリーズ

 

立命館大学の理系数学入試の出題形式

試験時間

試験時間は100分です。

 

この時間制限は内容や量を考えるとやや厳しいと言えるでしょう。

複雑な計算にてこずったり、誘導に乗れずに悩んだりしていると時間は足りなくなってしまいます。

 

過去問に取り組んでみて時間制限に間に合わない場合は、計算練習として

「合格る計算 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B」「合格る計算 数学Ⅲ」

という参考書に取り組みましょう。

この参考書は、受験生が陥りがちな時間効率の悪い計算のやり方の例と一緒に、時間効率の良い計算方法も併せて載っているので、自分の計算が遅い理由なども発見することができます。

また特に数学Ⅱ・B・Ⅲの分野では、公式の成り立ちなど理解の助けになる内容も多いので、とてもおススメです!

 

大問構成

大問は全部で4問あります。

配点は大問1つにつき25%です。(※2020年度入試情報)

多分野が合わさったような小問集合はなく、大問4つそれぞれが独立していることが多いです。

大問1つに対して、設問は2つか3つほどあります。

 

解答形式

すべて記述式です。

ただし、最終的な解答のみを記入する穴埋め形式となります。(空欄の数は全部で40個程度)

 

つまり、やり方が分かっていても途中で計算が間違えていると点数は入りません

そのため、普段から計算ミスに対して向き合うことが必要です。

 

具体的には、普段の演習で計算ミスをしてしまった時に、『どういうミスをしてしまったのか』『どう意識したらミスを防げたのか』などをまとめるための黒歴史ノートを作っておくといいと思います。

作り方はこちら↓

 

計算ミスが多いことが偏差値60を超えるための壁になってしまっている子が多いです。

「ミスに気を付けている」という風には思っていても、同じミスを繰り返してしまっているようです。

・ミスを自覚すること

・ミスへの対応策を意識すること

この2点がミスを減らすためにはとても重要なので、この機会にぜひ形に残る黒歴史ノートを作ってみてはいかがでしょうか。

 

難易度

関関同立の中でも難しい部類です。

あくまで個人的な見解なので参考程度ですが、難易度的には6割取れたら合格ラインかといったところでしょうか。

他の科目(英語や理科)に比べれば、点数はとりにくいと思います。

 

問題をみると見たことがないような式が目立ちますが、誘導にきちんと乗ることができればやる内容自体は標準的です。

そのため、誘導を見てどういった計算をすべきなのか、頭の中から引き出す力が必要になってきます。

 

誘導に乗るのが苦手な人が意識した方がいいことは

 

①頭の中で日本語と数式が対応させることが出来ているか

誘導にはふんだんに日本語が使われているので、そこから解法のヒントなどの情報を抜き取る必要があります。

例えば、問題文に「実数解が2つ」という日本語が来たら『2次方程式だったら判別式を使って解く』など、

条件反射のように問題文の日本語を見たときに使う数式が浮かぶようになっている必要があります。

この練習には「基礎問題精講」シリーズなどの解法が複雑でない参考書を使うといいでしょう。

 

②柔軟に複数の解法を使うことが出来るか

『この問題はこの解き方だ』と固定しすぎないことも必要です。大事なのは誘導に合わせることだからです。

①と矛盾しているわけではなく、①で得た知識はあくまで武器の一つだと思って、通用しなかったらすぐに別の武器に持ち替えるという認識です。

例えば①の方にある「実数解が2つ」という例も2次関数でなければ解法も変わってきます。そんな時に別の武器をあれこれ引っ張って来られるかが大事になってきます。

 

これは思いつく限りの解法を試行錯誤しながら演習することで、鍛えることが出来ます。

よく『時間をかけて演習しましょう』と言われるのは正にこのためです。ただ実際に時間をかけて取り組む際には以下の点に注意しましょう。

 

・ 前提として①がしっかりとできていること(基礎が身についていること)

・『30分考える』などの時間制限を設けず、試せることがなくなったら諦めること(時間を大切に)

 

頻出分野

頻出分野は 2次関数、整数の性質、確率、数列、ベクトル、微・積分法、複素数平面 です。

幅広く出ていて絞ることは出来ないですが、おおよそ数Ⅰ・数Ⅱは前提知識扱いで数A・数B・数Ⅲをメインに据えることが多いようです。

ただ数Ⅲの微積は最頻出です。

立命館大学だけでなく、他の多くの大学も同様なので、微積の分野の演習は多めにやっておくようにしましょう!

 

 

立命館大学の理系数学入試の対策法まとめ

・制限時間が厳しめなので、計算スピードを上げておく!

・部分点がないので、計算ミスがないようにしておく!

・誘導にきちんと乗る練習をしておく!

 

以上が攻略法のまとめになります。

この記事を参考に立命館大学合格を勝ち取ってくれたらうれしいです。

 

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