皆さん、こんにちは！
武田塾京都北大路校 講師の宍戸です！
今回は歴史について勉強法を書いていきます！
歴史の勉強を楽しんでもらうために歴史の流れをご説明いたします。
歴史の要点 4ポイント
まずは歴史とはどのようなポイントに注目して勉強すればいいか書いていきます。
日本史も世界史もどちらにも言えますが、歴史は次の4つで構成されています。
宗教・政治・戦争・文化
です！
この4点について時代ごとの流れを掴めば歴史は理解しやすくなるでしょう！
なぜこれら4つが重要なのでしょう。
なぜならこれら4つのポイントが人間の社会生活において大きな意味を持つからです。
（これは現代にも通じると思います）
宗教は同じ考えの仲間を作り、死への恐怖心を和らげるため
政治は同じ考えの仲間を募り、生きている間の集団の行動を制御するため
戦争は同じ考えの仲間を用いて、欲望を満たすため
文化は個人の考えを広めることで、同じ考えの仲間を増やすため
ざっくりと個人的な考えを書くと上記のようになりますが、このように複数の視点を踏まえて歴史を学ぶと面白いと思います！
もちろんこれらの視点のみならず、地理・人種（血筋）・言語など様々な視点がありますが、自分に合った視点で学ぶといいと思います！
流れで意識すること3点
次に歴史の流れについてです！
「歴史は流れ」とよく言われますが、その具体的内容というのは何なのか。
簡潔に言うと、「歴史的な出来事の前後関係と因果関係を理解する」ということです。
受験指導で多いポイントとしては時代と人と国の3点についてです。
どの時代にどの国の誰が（どこの国の誰に対して）何をしたのかを覚えることで、その歴史的出来事による影響を考察することができるようになります。
ここから、↑の行動の原因は何で、最中は何が起きていて、結果として何が起こったのかということを理解するようにしましょう。
この一連の流れを覚えることで歴史の勉強ははかどると思います！
行動と決着の因果関係を明確にできればより深く学べます！
勉強の流れ
最後に勉強の流れについて書いていこうと思います。
勉強の流れとしては3段階です。
まずは1周。次に説明。最後に穴埋めと論述。
ざっくりしすぎですかね笑
もう少し具体的な説明をしていきます。
まず1周目でとりあえず、聞き流す程度に歴史上何が起きてきたのかをざっと大まかに知ります。
ある程度、どの時代に何が起こったかを知っておくことで、歴史の流れを知っておくことができます。
そうすれば、再び勉強したときに流れを掴みやすくなります！
注意点ですが、この時点で完璧に覚えようとしないでください。
1周で完璧にしようとしても、量が多すぎて覚えられませんし、深みにはまると勉強が続かなくなります。
次に説明です。
1周目で覚えきれなかった事柄について説明できるかチェックしてほしいです。
一つの歴史的出来事について前後関係と因果関係を整理して、その時代に何があったか説明できるようになれば、流れをつかんだ勉強ができるようになり、知識も頭に入ってきやすいでしょう。
説明はまるで自分が先生になったかのようにやってみると良いでしょう！
わからない人向けにわかりやすく説明できるようになれば論述力も身につくので一石二鳥です！
最後に穴埋めと論述です。
これは１問１答を繰り返すことで知識の穴を探し、与えられたテーマについて論述（説明）できるようになれば完璧ということです。
もちろん受ける大学によって問題の形式も内容も異なりますので、一概に全受験生が歴史上の出来事すべてを完璧に覚えろとは言いません。
（そんなの大人でも簡単にはできないんで、その水準はほぼ求められないです。）
逆に言えばここまで精緻な知識を蓄えることができるのが歴史の分野でもあります。
試験当日まで抜け漏れを発見し詰め込みましょう！
まとめ
いかがでしたか？
今回の歴史編は日本史探求・世界史探求のどちらにも言える事柄です！
歴史を学ぶ受験生はこれにそって勉強すれば、知識を入れて使うことにおいては無敵になれるので、がんばってください！
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