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論理的英文解釈講座~過去問を通して思考力を鍛えよう|武田塾京都校

受験は頭を使った人が制す!

こんにちは!武田塾京都校講師のK.N.です!

 

「受験は頭を使った人が制す!」という信念のもと、過去に論理的英文解釈講座という題で、英文解釈の思考過程を丁寧に紹介する記事を書きました。

 

 

さて、今回は実際に大学受験で出題された過去問を題材に、英文解釈の思考過程を追っていこうと思います。

 

このブログを読むことで得られる学習効果は、自分で問題を解いてみることで大きく上昇すると思うので、是非自分で一度訳出を作るようにしてください!

今回は難易度的には比較的簡単な問題かと思います!

 

それでは一緒に見ていきましょう!

 

実際に過去問を解いてみよう【前半】

さて、今回は同志社大学2019年全学部日程(文系)第2問からの出題です。

 

People used to memorize my route and wait for me to arrive because they couldn't believe that a postman would deliver letters to a tree.

 

「同志社大学」と聞くと難しそう!と身構えてしまうかもしれませんが、同志社の英文解釈は比較的難易度が低く設定されています。なので、逆に同志社を受験するなら英文解釈は点数を稼ぐための問題として捉えなければなりません。

 

それでは、早速みていきましょう。

なお、細かい補足については※で説明をしているので、よくわからない人は飛ばしてもらって大丈夫です。

 

まず、Peopleが主語ですね。そして、usedが動詞かな?と一瞬を思いますが、その後ろにto memorizeと続いているため、used toで「かつて~した」という助動詞であることがわかります。

 

※ここで、usedが動詞で、to memorizeという不定詞が続いていると考えることはできないのか?という疑問を持たれた方もいるかもしれません。しかし、もし仮にusedが動詞だと考えてしまうと、目的語がないので一体何を使ったのかが分からない状態になってしまいます。なので、今回はused toで助動詞になっていると考えるべきということになります。

 

そうすると、主語がPeople、動詞がmemorize、目的語がmy routeというSVOの構文になっていることがわかりますね。

 

次に、andがでてきました。andは英文解釈の攻略上の最重要項目ですね。さて、andがでてきたら「andが何と何をつないでいるのか」について必ず考える必要がありますが、どういう理屈でこれを考えたらよいか説明できるでしょうか?

 

andは、主語と主語、動詞と動詞、目的語と目的語、というように「文の働き上同じ役割をしているもの同士」をつなぎます。説明ができなかった人はこれを機会に是非もう一度復習をするようにしましょう。

 

では、このルールを使って、今回つないでいるものを考えてみましょう。今回は比較的簡単ですね。

 

andの後ろには、waitという動詞がきています。そのため、接続しているのはmemorizeとwaitという二つの動詞であるとわかります。

 

andを攻略できたので、waitの先を見ていきましょう。wait for me to arriveという形で英文が続いていますが、何も考えずに訳すと「私のために到着することを待つ」となります。しかし、この訳では何が到着するのかよくわからないため、不十分な英文になってしまいますね。

 

さて、この部分は不定詞の単なる文法問題になっているわけです。不定詞の意味上の主語の表し方は覚えているでしょうか?

 

不定詞to Vの主語を示したいときには、to不定詞の前にforをつけて表します。for A to Vという形になっていたら、「AがVする」という意味になるわけですね。

 

このルールを今回の文にあてはめてみましょう。for me to arriveとなっているので、「私が到着すること」ですね。つまり、wait for me to arriveで、「私が到着することを待つ」という意味になります。これで到着するのは私であることが判明しましたね。

 

では、一旦ここまでの訳出を書いておきましょう。

 

人々はかつて私のルートを覚えており、私が到着するのを待っていた。

 

実際に過去問を解いてみよう【後半】

では、残りの部分についても見ていきましょう。もう一度英文を掲載しておきますね。

 

People used to memorize my route and wait for me to arrive because they couldn't believe that a postman would deliver letters to a tree.

 

because以下を見ていくことにしましょう。まず、接続詞becauseは修飾語になり、これ以前の内容の理由を示しています。

 

※なお、becauseが「People used to memorize my route and wait for me to arrive」全体を修飾しているのか、「wait for me to arrive」だけを修飾しているのか?について本当は考える必要があります。つまり、「~だからルートを覚えて私が到着するのを待っている」という訳になるのか、「ルートを覚えて、~だから私が到着するのを待っている」という訳になるのか、という違いです。どちらが正解かについては文脈を踏まえて判断する必要がありますが、今回は前者のこれまでの内容全体を修飾しているものとして考えることにしましょう。

 

becauseの中は、theyが主語、couldn’tが助動詞、believeが動詞になっています。そして、that以下がbelieveの目的語になり、「彼らはthat以下を信じることができなかった」という意味になります。

 

※believe that~の形はよくみる形なのであまり深く考えないでも処理できると思いますが、このthatは接続詞で、「~こと」という名詞のカタマリ(=名詞節)を作ることができます。thatはいろいろな用法がありかなり難しい分野だと思いますが、このような名詞のカタマリをつくるthatはたくさんでてくるので、しっかりと覚えておくようにしましょう。

 

thatの中身をみていくと、postmanが主語、wouldが助動詞、deliverが動詞、lettersが目的語で、SVOの構文になっています。

 

なお、人々が信じることができなかった時点では、郵便配達員が手紙を配達することは将来の出来事だったため、未来を示すためのwillが必要となります(「郵便配達員が木に配達することはないだろうな~」と思っている時点では、「郵便配達員が木に配達すること」は未来の話というわけです)。そして、人々は現在信じることができないわけではなく、信じることができなかったのは過去の話であるため、過去形のwouldが使われているということになります。

 

最後に、to a treeが修飾語となって、deliverを修飾しています。「木へ運ぶ」という意味になるわけですね。

 

後半はあまり詰まるところはなかったと思いますが、助動詞wouldの意味など細かいところで差がつく可能性があるので、細部まで詰めて解釈をするようにしましょう。

 

というわけで、これらを踏まえて全体の訳出を掲載しておきます。

 

郵便配達員が手紙を木に配達する(であろう)ことを信じることができなかったので、人々はかつて私のルートを覚えており、私が到着するのを待っていた。

 

さいごに

さて、いかがだったでしょうか?

 

同志社も楽勝だ!と思ってもらえれば幸いです。

 

とにかく英語は構文を丁寧に把握して、意味を導くことが重要です。そして、構文を取る際には、例えば今回のandのように、何らかの理屈をもって取り組むことが必要となります。

 

そういった理屈は、英文解釈の技術70といった参考書で学ぶことができるので、これらの参考書に取り組む際にも、答えではなく理屈に着目するようにしてください。

 

それでは今回はこの辺りで終えようと思います。次回の論理的英文解釈講座もお楽しみに!

 

 


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