こんにちは。
和泉中央駅から1駅、光明池駅から徒歩2分の学習塾・予備校 武田塾光明池校です!
今回のテーマは
「【保存版】読解力が伸びる!現代文のコツとオススメ参考書を徹底解説!」
現代文でなかなか成績が伸びなくて悩んでいる人は必見です。
現代文は特に
「何をしたらいいのか分からない」
「現代文の勉強って必要なの?」
といわれる科目です。
ですが、現代文は重要です!
大切なことなので、もう一度言います。
現代文は重要です!
「読解力」は全ての科目の土台になるものであり、
共通テストのように情報処理能力が必要とされる
テストでは、現代文の力で左右されます。
また、日本人は英語長文を日本語脳で読むと言われます。
ということは、現代文の力を身に付ければ、
英語長文の力にもなると言えます。
そんな大事な現代文の勉強について紹介していきます!
↓現代文についての武田塾チャンネルの動画も見てね!↓
そもそも現代文とは?
現代文は
・暗記の要素が少ない
・本文に答えが載っており、その該当箇所をきちんと読み取れるかが重要
といった特徴を持っています。
ポイントは本文の「正しい読み方」「正しい解き方」が
詳しく書いてある参考書で学ぶことです。
そして現代文でやってはいけない勉強方法があります。
それは”解きっぱなし”にしてしまうことです。
マーク式の選択問題を「なんとなく●番かな」であったり、
「雰囲気でこれかな」と解いてしまっていたりしていませんか?
それは正しく本文を読めたわけではないです。
理想の状態は、正解の理由・根拠を持ち
正しく「読む」「解く」ことです。
解きっぱなしにする人は成績が伸びません。
〔Point〕正しいプロセスで正解出来たのかを説明できるように!
〔現代文の参考書の活用方法〕
初見で正解した問題も間違えた問題も含めて
解説をしっかり読み正しいプロセスで解く!!
自分よりも現代文が苦手な人に説明できるまで復習する。
解き方を人に説明できるレベルまでいくと現代文が得意になる
〔Point〕
現代文の答えは本文に書いてあるので、
答えを見つけられるかを計る特殊な科目!
現代文を勉強する上で
現代文を読む本質的なポイントは以下の通りです。
著者:世の中に発信したい自分の主張・メッセージがあり執筆している
作問者:受験生に「筆者の主張・メッセージ」が読解できているかを問いたい
だから本文を読む時は筆者の主張やメッセージに気づき、
理解できるようになりましょう。
①日本語の文法を侮るべからず!
現代文を読むうえで一番最初に学ぶことは「日本語のルール」です。
おすすめのテキストは
・『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』
・『田村のやさしく語る現代文』
例えば、助詞の「が」「は」「も」の違いです。
これらは1字違うだけで文章の意味が大きく違います。
他にも接続詞「しかし」は後ろに重要な内容がくる可能性、
前には一般的な考え方がくる可能性が高いです。
逆接の接続詞は前にある内容と対比させて
自分の伝えたいことをいうときに使うので、
筆者の主張・メッセージに気づきやすいため、
文章を読む時はチェックしておくべき接続詞です。
日本語のルールという普段意識できていないところから
学べば現代文の読みやすさも大きく変わってきます。
②漢字を制するは現代文を制する!
次は「漢字の勉強」についてお伝えします。
「漢字って数問しか出ないし、そこまで重要じゃなくない?」
と感じる人もいるかもしれませんね。
ですが!
現代文の文章を読みやすくするうえで漢字の勉強は重要です。
なぜなら漢字は”語彙力の強化につながる”からです。
『入試漢字マスター1800』は漢字とその意味が
セットで掲載されているので、
現代文の文章に登場する語彙を学ぶことができます、
例えば「享受」の意味が皆さんわかりますか?
日常生活でなかなか使わない単語なので
意味が分かる人は少ないかもしれません。
この単語の意味は『入試漢字マスター1800』に
「受け入れる、芸術などを味わい楽しむ」と書いてあります。
このように語彙が増えると文章も読みやすくなります。
先ほど紹介したような、
漢字と意味が書いてある参考書を使うようにしましょう。
〔Point〕
漢字を学ぶとわからない言葉がなくなり、語彙力が増え現代文が読みやすくなる!
③テーマやキーワードの知識でさらに読みやすくすべし!
他にも「テーマやキーワードの勉強」が大切です。
現代文には「科学」「言語」「近代」についてなどの
頻出のテーマがあります。
各テーマごとによく出るキーワードを勉強すると
入試で文章を予測しながら読むことができます。
他にも「パラドックス」「自己目的化」などの
頻出キーワードも押さえておくといいでしょう。
〔おすすめ参考書〕
『現代文キーワード読解』、『ことばはちからダ!』
ここまでが現代文の文章読解の基本です。
現代文(論説文)の解き方について
では基本を勉強したら次は演習していきましょう!
おすすめ参考書は『現代文ポラリス1』『入試現代文へのアクセス基礎編』です。
演習問題の解き方・復習の仕方が生徒ごとにばらつきがあります。
その結果、大きな差が出るので正しい勉強法を知っておきましょう!
①文章全体から言いたいことを把握する
共通テスト以外は最初に文章全体を読んでから
設問の問題を解き始めるのがいいでしょう。
そこで筆者の主張やメッセージ、論理展開を
見抜けるようになりましょう。論理展開の読み取りが
苦手な人には『船口の最強の現代文』がおススメです。
共通テスト対策には
『きめる!共通テスト現代文』という参考書がおすすめです。
②解き方の手順を再現できるように復習(重要)
例)「傍線部の内容がどういうことか」という問題があるとします。
傍線部の分析→傍線部の内容の言い換え箇所を探す
→前後の関係性を見る
→本文から正解の選択肢に含まれていそうな箇所を見つける
→正解の選択肢のポイントをつくる→選択肢のチェックに入る
といった流れで問題を解きます。
正解のポイントが入っている選択肢を見つけ、
そのほかの選択肢のまずい部分はどこか見つけて
選別できるようにしよう。
〔Point〕
・現代文が得意な人は「消去法」で解かない、「積極法」で解く
現代文が苦手な人は消去法で解いています。
ですが、入試問題では間違えるように作られているんです。
理想は”積極法”で解けるようになること!
「答えは本文に載っている→傍線部の分析→
正解の選択肢に必要な要素を見つける→選択肢をチェックして一致する」ものが正解です。
積極法で解けるようになれば現代文が得意になったといえます!
小説の解き方
ここまで評論文の解き方についてお伝えしました。
現代文には評論文ともう一つ、小説があります!
形は違えど解き方は評論と同じです。
ポイントは自分の感情を入れずに
本文の与えられている情報だけで解くことと、
登場人物の心情の変化を掴むことです。
本文に書いてある事実や本文の描写から
登場人物の心情が読み取れるものが答えになります。
先ほど紹介した『きめる!共通テスト現代文』によれば
「事態」「心理」「行動」の3つに注目すると
小説の問題は解きやすくなります。
感情を入れず与えられた情報だけで解く訓練をしよう
さらに実力をつける勉強法が要約!
ここまでの勉強ができていれば、共通テストや
日東駒専レベルの現代文は解けるようになります。
MARCH・関関同立や国公立など上位大学レベルの
文章を読む上で必要な力があります。
それは「要約力」です。
上のレベルの大学になると難易度の高い文章が出題されます。
文章全体を通した筆者の主張を掴むことが重要!
そのためには要約はいい練習になるのです。
おすすめ参考書は『現代文読解力の開発講座』。
例えば「文章を100字で要約しなさい」の場合、
不要な部分は入れられない上に
必要な部分もコンパクトに凝縮した形で書くことになります。
要約力を鍛えることで文章の本当のポイントが押さえ、
筆者の主張やメッセージを見抜き文章を読むことができます。
現代文対策まとめ
①文章全体の主張やメッセージを見抜く
「読み方」に関わる部分です。筆者の主張を表す表現や
対比・言い換え・因果関係などの論理展開を読み取ることが
できるかどうかが重要です。
②設問へのアプローチ方法を基本に立ち返って確認
何度も基本となる参考書の解法に戻りましょう。
現代文の問題の解法はごくわずかしかなく、それをどんな問題にも
当てはめていくのが基本です。したがって、基本的な問題の
解法は即答できるレベルまで仕上げましょう。
③参考書のレベルを徐々に上げ精度を高めていく
各参考書の解答プロセスを他人に説明できるレベルまで
完成させていくのが重要です。
問題レベルは徐々に上げていくのが大切なので、
今の実力に見合った参考書選択がポイントとなります。
記述問題の対策について
現代文は添削してもらわないといけないんじゃ・・
と思う人もいるかと思いますが、そんなことはないです!
採点基準が詳しく載っている参考書を使えば
添削指導を受ける必要はありません。
『国公立標準問題集CanPass』や『最強の現代文 記述トレーニング』、
『得点奪取現代文』などがおすすめ。
マークだろうと記述だろうと、基本的な勉強は変わりません。
マークの場合は「傍線部分析→本文から解答根拠を見つける→
選択肢チェック」という流れでしたが、
記述の場合は「傍線部分析→本文から解答根拠を見つける→
記述でまとめる」といったように最初の2つの工程は一緒です。
すなわち、マーク式の勉強が記述で活きてくるんです!
解答の要素を文章でまとめるのが、記述問題ですね。
ただし、マーク式できちんと本文から解答根拠を探して
積極法で解くことができていれば記述式でも同様にして解けます。
記述問題で点数を取るには「採点基準を意識する」ことも
必要になります。満点の答案が書けるようになるまで
何度も参考書の解説を見て徹底的に復習しましょう。
このように勉強していると、
「この問題では3つの要素が必要なんだろうな」
といったように考えられるようになります。
基本的に字数制限がある場合は20~30字で1要素です。
現代文の記述採点は加点法で行われ、要素が1つあれば、
その要素の分の点数がもらえます。そして、その持ち点から
誤字脱字などの減点がされるのが一般的です。
採点基準の予想ができるようになれば、
現代文記述式問題の攻略はすぐそこですね。
記述式の失敗しやすいポイントは
「必要な要素のうち、なにか1つを長く書きすぎて点数を落とす」
ことです。バランスよくまとめた回答を出せばOK!
現代文の成績を伸ばすカギ
ここまで話してきたように、現代文学習は
以下のポイントがあります。
・日本語のルール
・テーマとキーワード
・漢字の勉強
・設問の解き方 アプローチを復習
・要約練習
・記述の練習
正しいやり方で勉強すればだれでも成績が伸ばす
ことのできる科目です。
ぜひ今回のブログを参考にして、皆さんも現代文を得意科目に
変えていってください!
ここまでの内容で何かご質問がある方や、
現代文以外の科目について聞いてみたい方、
また応用レベルの参考書について知りたい方は、
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自分の受験成功のために、ぜひ活用してみてくださいね。
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