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大学受験の推薦入試制度を徹底解説!-光明池・和泉中央の塾・予備校-

こんにちは。

和泉中央駅から1駅、光明池駅から徒歩2分にある学習塾・予備校の武田塾光明池校です。

 

大学受験といえば、大学入学共通テストや

私立大学の一般入試・国公立大学の2次試験など

一般入試のイメージが強いですよね。

ですが近年、これらの入試以外の

推薦入試の利用者も増えています。

2020年度では、一般入試での大学入学者割合は

50.9%にとどまり、各種推薦入試での入学者は

全大学入学者の半数に迫っているのが現状です。

ただ、国公立大学は依然として8割以上が一般入試で

入学しているので注意してください。

「筆記試験が無いなら楽で良さそう!」

「推薦で早く合格して安心したい!」

漠然とそう考えている人も多いかもしれません。

今回は推薦入試制度について

徹底的に解説していきます!

推薦入試について詳しく知りたい方や、

推薦入試を受けようか迷っている方は

ぜひ見ていってくださいね☆

 

 

推薦入試ってそもそも何?

そもそも推薦入試制度って

いったいどういうものなのでしょうか?

まずは推薦入試制度の中身を確認しましょう。

推薦入試は、大きく2つに分けられます。

 

1つ目は学校推薦型選抜で、以前より「推薦入試」

と呼ばれているものです。

文字通り、学校側が推薦を受ける人を指定します。

学校推薦型選抜には、さらに2種類あります。

「指定校推薦」「公募制推薦」です。

違いについては後ほど解説していきますね!

 

2つ目は総合型選抜でこれまで「AO入試」と

呼ばれてきた推薦制度です。

学校推薦型選抜との違いは推薦者です。

学校推薦型選抜では、

所属している高校が希望者を推薦します。

総合型選抜の推薦者は希望者自身です。

「自分を自分で志望大学へ推薦する」

という形をとっています。

 

では、それぞれの推薦制度について

詳しく見ていきましょう!

 

学校推薦型選抜

①指定校推薦

指定校推薦は大学側が指定した高校でのみ選択できる推薦入試です。

①大学が特定の高校に出願条件を提示する

②高校が条件に適合する生徒のうち希望者を大学に推薦する

というものが、指定校推薦の流れです。

 

通っている高校の中で、出願条件に合っていて、

かつ、出願を希望する生徒さんが多い場合は

校内選考が実施されます

上位の大学になればなるほど条件は厳しく、

募集人数は減っていきます。

そのため、学校によっては募集人数が学年で1人だけ、

なんてこともあり得ます。

また、有名大学の場合は、出願を希望する生徒さんが

多くなり、競争率が高くなります。

 

指定校推薦の資格を得るのは狭き門と言えます。

その代わり、一度校内選考を突破できれば

大学の選考自体はまず間違いなく突破できる

と思って良いでしょう。

 

校内選考の基準は、各高校で質問してください。

よくある要件としては、

・評定平均4.0以上

・英検2級合格

といったところです。進学を希望する学部学科では、

大学側が審査する評定が、特定科目のみになることも

ありますので、入念に情報収集することが重要です。

また、校内選考を通過する保証はどこにもないので、

同時並行で公募制推薦や一般入試の対策を行って

ください。校内選考で不本意な結果になってから、

慌てて受験勉強をしようとしても、同じ大学を志望する

ライバルたちとは大きな差がついていることになります。

 

②公募制推薦

出願できる高校が指定されている指定校推薦と異なり、

公募制推薦は、大学側が提示する条件を満たせば

どこの高校からでも出願することができます

 

公募制一般選抜

公募制一般選抜と公募制特別選抜に分かれています。

一般選抜は主に学業の成績を出願条件にしており、

高校在学中の学習状況が合格の鍵を握ります。

ただ、この公募制一般選抜は各大学で

異なる部分があるので注意が必要になります。

関西の大学には、「科目の少ない一般入試」の

様相を呈する大学もあります。

他には、大学入学共通テストの点数を利用する方式も

あり、受験方式が多様です。併願を認めている大学も

ありますが、認めていない大学もあります。

そのため、入念な下調べが必要になります。

以下、いくつか大学の例を挙げていきます。

 

(1) 近畿大学

①選考方法:個別学力試験の得点と出身高校等の

調査書を総合して合否を判断する。

②個別学力試験の科目:学部によって異なる

・文系:英語+国語(現代文・古文)

・理系:英語+数学or理科

※一般入試に近い形式

 

(2) 関西大学

※学部によって異なる。

【システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部】

①選考方法:書類選考の他、以下のものを総合的に評価する

・システム理工学部数学科:筆記試験(数学Ⅲまで)+面接(口頭試問含む)

・その他の学部学科:小論文+面接(口頭試問含む)

②出願資格

・システム理工学部数学科:数学の評定平均4.5以上+国語の評定平均4.0以上

・その他の学部学科:英語・数学・理科の評定平均3.5 or 4.0以上

(評定平均の値は学部学科によって異なる。詳細は募集要項をご覧ください)

【商学部】

①選考方法:書類選考・小論文・面接

②出願資格

・評定平均4.0以上

・日本商工会議所簿記検定2級以上(その他の資格の認定も有)

・英検2級以上(TOEIC等の認定も有)

 

(3) 同志社大学

【法学部】

①選考方法:小論文+面接

②出願資格

・評定平均4.0以上

・英検準1級以上 or TOEIC(L&R)700点以上(その他の資格の認定も有)

 

(4) 桃山学院大学

①選考方法:英語+現代文or数学

調査書を点数化する「調査書重視方式」もあり。

②出願資格:特になし(方式によっては成績要件あり)

※一般入試に近い形式

 

公募制特別選抜

特別推薦は、学業以外の活動に力を入れていた人向けの推薦枠です。

例えば、部活や委員会、ボランティアなど、

今までの課外活動でアピールできる点があるのなら、

特別推薦を検討して見るのも1つの手です。

アピールする材料として、

ただ「学校で生徒会長をしていました」では足らず、

「生徒会長として〇〇についての校則についての

全校生徒の意見を取りまとめ、校則変更を実現しました」

のようなアピール方法を考えましょう。

スポーツ等の部活動であれば、全国大会出場が目安です。

都道府県大会出場ならば一定以上の成績が求められます。

ボランティア活動でも同様で、単にボランティアをしていた

だけでは評価を得ることは難しいので、

「地元の特別養護老人ホームで月1回交流会を開催することを

2年間継続し、市の福祉部から感謝状をもらいました」と

するように、客観性を持たせることが大切になります。

 

もちろんその際は、

あなたが頑張ってきた活動を経て

何を得られたか、何を学んだか、

今後の大学の勉強にどう繋がるのか

しっかり説明できるようにしておきましょう。

 

総合型選抜(旧AO入試)

総合型選抜において重視されるのは

「学びへの意欲が高いか」

「なんのために学ぼうと思っているのか」

「この学問に対する適性があるか」

などと言った点です。

学校推薦型選抜でも、総合型選抜でも、

推薦入試を利用するなら

上のような質問に根拠を持って答えられるよう準備するべきです。

特に総合型選抜においては

この点はさらに重要になってきます。

 

総合型選抜では、

大学側から出願できる高校の指定はありません。

そのためライバルが多く競争が激しいという面もあります。

合格するには

いかに他の受験生と差をつけて

自分の熱意と適性をアピールできるかが

鍵となります。

 

近年、総合型選抜も多様化する中で、

高度な力が求められる大学もあります。

公募推薦型同様、入念な調査が必要です。

 

 

推薦入試を受けるメリット

推薦入試を受けるメリットには

次のようなものがあります。

 

➀早く合格が決まって安心できる

➁得意分野を活かせる

③入試科目が少ない

 

推薦入試を利用すれば

一般入試よりも早く合格が手に入るというのは有名な話ですよね。

普通の受験生が忙しい時期である

クリスマスや年末年始を

ゆっくり過ごすことができるのは大きな魅力です。

空いた時間で、興味のある資格の勉強ができたり、

アルバイトをしてみたりしてもいいかもしれません。

大学に入る前の時間をきっと有効活用できるはずです。

気を付けておくべきは、合格から大学入学まで

全く勉強しないのは避けておくべきです。大学入学後に、

一般受験をしてきた同級生と差がついた状況に

なりかねません。進学する学部に関連する書籍を読むなど

勉強を継続しておきましょう。

 

また、推薦入試は、入試問題の点数だけが

合否の判断材料ではないため、

ずっと頑張ってきた課外活動の経験を

武器にできるというメリットもあります。

一般入試では、

部活で賞を取っても、

留学経験があったとしても、

あまり合否に関係ありません。

 

ですが、推薦入試ならむしろ逆です。

頑張った活動がしっかり評価され、

合格という形で返ってきます。

何か実績を残しているのなら

その実績を使わないともったいない!

そんな時は、推薦入試の受験を考えてみてください。

 

もう1つのメリットが受験科目数が少なくて済むこと。

高校生活におけるこれまでの成績は重視されますが、

それ以外は、

小論文と面接で完結することがほとんどです。

一般受験では、そうもいきませんよね。

文系なら国語、英語、社会の最低3科目。

理系なら数学、英語、理科の最低3科目。

国公立受験を希望するなら

必要な科目数はさらに増えます。

全部対策をしようとすると

かなりハードな受験生活が待っています。

その点、推薦入試利用者は

対策すべきことは小論文と面接のみ。

一般受験者よりも対策すべきことは少なくてすみます。

しかし、小論文や面接では、大学進学後に必要になる

高校レベルの内容は問われますので、「受験勉強」は

あまり必要ではありませんが、それぞれの科目の理解を

しておかなければなりません。

 

推薦入試には

「学校の勉強がしっかりできている」

という大前提があります

小論文と面接のみに力を入れるのではなく、

学校の授業にもちゃんと参加して

良い結果を残すよう努めましょう。

 

決して、推薦入試は楽なものではないのです。

 

推薦入試を受けるには

推薦入試のメリットを見てきましたが、

推薦入試を受けるには

どうしたらよいのでしょうか?

合格を得るためには何が必要なのでしょうか?

 

学校推薦型選抜、総合型選抜、

それぞれ確認していきましょう!

 

①学校推薦型選抜

指定校制であれ、公募制であれ、

学校推薦型選抜では

「評定平均」、「調査書」

この2つが重要です。

というのも、評定平均も調査書も、

どちらも大学の出願条件に入っている場合が多いため、

そもそもそこをクリアしないと

高校からの推薦を受けられないからです。

 

「評定平均」とは、

高校1年生からの成績の平均のことです。

最も良いのが5、最も低いのが1です。

評定平均は内申点とテストの点数で決まります。

一般的には

平常点:テストの点=3:7

とされています。

評定平均を上げるには、

毎回の定期テストでしっかり結果を残す必要があります。

塾に行っているからと言って、学校の授業をちゃんと聞かない、

というのも平常点に響くので注意しましょう。

 

「調査書」は生徒の

「学習面の特徴」、「行動の特徴・特技」

「課外活動の成果・態度」、

「所持資格」などが記載されたもの。

学校での態度は全てそこに記載されます。

調査書の内容は

どちらかというと総合型選抜で重視されますが、

同じくらいの評定平均を持つライバルと差をつけて

校内選考で勝ち残るには、

調査書の内容をより良くする必要があります。

つまり、高校時代の生活態度や成績が

推薦を受けられるかどうかに

大きく関わってくるということです。

特に指定校推薦を狙う場合、

3年間の評定平均が4.5以上を求められる場合もあります。

 

指定校でなくても、

学校推薦型選抜で安心して合格したいなら

最低でも4.0は押さえておきたいところ。

そのぐらいのレベルを狙うとなると

高校1年時からほぼ全ての科目で

5段階中5を取る必要があります。

学校推薦型選抜を受けたいなら、

・定期テストの点数を高くする

・学習態度を良くする

・生活態度を良くする

以上の3つが重要です!

評価は高校1年から始まります。

早め早めに勉強習慣をつけて

良い成績を保持しておくことが重要です。

 

②総合型選抜

続いて、総合型選抜を受けるには

どうすれば良いのか見ていきましょう。

総合型選抜の内容は大学によって様々。

ただし、どこの大学であっても

学校推薦型選抜ほどは

学力に重きを置いていません。

例えば、

大学の講義を一度受けさせてレポートを書かせる、

ディベートやプレゼンをさせるなど、

受験者一人一人の考え方や個性を重視して

合格者を選出します。

もちろん学校推薦型選抜と同じく、

学力試験がある場合もあります。

他にも、受験者が持っている資格を

得点化して評価する大学もあるので、

早めに出願条件を確認し、

資格取得に向けて勉強を始めておくのが良いでしょう。

 

ただ、総合型選抜において一番大事なのは

その大学が掲げる「アドミッション・ポリシー」に

合う人物像であるかどうかということになります。

アドミッション・ポリシーとは、

その大学がどんな学生を求めているか示すものです。

アドミッション・ポリシーは

大学のHPなどで簡単にチェックできますが、

総じて難解に書かれていることが多いです。

ですが、推薦合格を目指すなら、

アドミッション・ポリシーの解読は必須。

その学校が求める人物像に

受験者が当てはまるかどうかは

合否を判断する上でとても重要だからです。

オープンキャンパスなどの機会を利用し、

必ず、内容を確認しておくようにしましょう。

 

武田塾で推薦合格を目指そう!

推薦入試において

日々の勉強が重要であることは

もう納得してもらえたでしょうか。

推薦入試で早めに合格を勝ち取りたいなら

武田塾がおすすめです!

 

なぜなら、どこの予備校や塾よりも

勉強する習慣が身につきやすいからです。

武田塾が考えるゴールは

受験合格ではありません。

武田塾にとっての受験合格は、

武田塾で学んだ結果ついてくる副産物のようなもの。

 

本当のゴールは、

生徒さんが自分の力で質の良い自習をすることができるようになることです。

だから、武田塾は「自習」のやり方を指導します。

武田塾は「授業」はしません。

そのかわり週に1回、60分の

「特訓」と呼ばれる時間があります。

特訓で行われることは

先週の課題の進捗状況の確認や

来週に向けた課題出しなど。

言い換えれば、特訓とは、

今後1週間の勉強のやり方を講師と一緒に

考える時間ということになります。

 

一般的な予備校でも

宿題チェックなどは行われますが、

ほとんどの場合、

「宿題をやったかどうか」

確認するだけです。

武田塾では、

「本当に自分の力で解けたのか」

「解いている最中不安な部分は無かったか」

など、「宿題のやり方」まで確認します。

そのため、

「分かった気になっている」という自習の落とし穴を

事前に回避できるのです。

 

特訓は60分間先生を独り占めできる時間でもあります。

集団授業では質問しづらいという人でも

先生と向き合っていれば自然と話せるようになるはず。

勉強以外のことでも、

生活面の不安など、なんでも相談してみてくださいね。

1対1だから、先生の方も生徒の様子を

しっかり見ています。

頼れる先生とともに

着実に不安を解消していくうちに

自然と正しい勉強のやり方が

身についてくるはずです。

 

ちなみに特訓の前には

先週分の課題の進捗をチェックする

確認テストが実施されます。

課題をサボり気味だったらすぐ結果に反映されますし、

確認テストの結果を受けて

翌週のスケジュールを立てるので

先週分でわからないところがあるのに

先に進んでしまう心配もありません。

これなら安心して勉強を進めることができますね!

このように、「勉強のやり方」を重点的に教える武田塾では、

今まで勉強の仕方がわからなかった人でも

より効果的に勉強する習慣が自然と身についていくのです。

 

何度も言いますが、

推薦入試合格には、

普段の定期テストで良い点を取る事や

学校の宿題も疎かにしないことが大事です。

武田塾で勉強する習慣を身に着けることは定期テストにも効果的です。

生徒に最適なペースで勉強を進められるので

塾の宿題が多すぎて

学校の宿題に手が回らないという

本末転倒な事態も防げます。

 

それどころかむしろ、

武田塾の勉強法を一度身につけてしまえば

予備校に通わなくても

学校の成績が着実にアップしていくはずです。

この記事をここまで読み、

武田塾に興味を持ってもらえたなら、

ぜひ、無料の「受験相談」に訪れてみてください。

推薦入試のことでも、

それ以外の学習面に関する不安でも、

武田塾自体のことでも

なんでも質問にお答えします。

 

学習相談に来た後、

入塾を強制することもありません。

この機会に学習相談を利用して

ライバルよりも有利に合格を勝ち取りましょう!

無料受験相談

武田塾光明池校

<住所>
 〒590-0138
 大阪府堺市南区鴨谷台2-1-1
 堺・光明池駅前アーバンコンフォートビル 301号室
<最寄駅>
 泉北高速鉄道光明池駅 徒歩2分
<通塾エリア>
 堺市南区(光明池/泉ヶ丘/栂・美木多)、和泉市(和泉中央)
<受入学生>
 中学生、高校生、浪人生
<営業時間>
 月~土曜日 13:00~22:00
 日曜日       13:00~19:00
<電話番号>
 072-320-0021
<指導形式>
 個別指導
<校舎ページ>
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