こんにちは、武田塾小牧校です。
医学部を目指す受験生の方にとって英語は避けられない科目ですよね。
また配点も高く、理系科目は高得点勝負となる医学部では、英語で大きく差がつくことが多いです。
今回は「私立医学部の英語の出題傾向」「私立医学部で狙われやすい長文テーマ」「覚えて欲しい医系英単語」などをまとめてみましたのでぜひ受験生の方はお読みいただければと思います。
目次
私立医学部英語の問題傾向
まず私立医学部の独自の傾向としては、もちろん大学別でそれぞれかなり特徴があり、傾向が異なります。
ですが、全般を通して、「整序・正誤問題の比重が高いこと」「長文が長いこと」が言えます。
逆を言えば、「英作文」「リスニング」の比重は低いのです。（例外な大学もあります）
ここは国立大学の医学部と違うところだと思います。国立大学では英作文が多いです。
長文が長いことから時間切れにならないよう日々の学習において速読の鍛錬が必要となってきます。
また、長文問題のテーマとして医療系の内容が多くピックアップされることがありますので、医学に対する背景知識も必要です。
医学部は傾向に合わせて、するべき対策を絞り込むことが重要です。 大半の私立医学部の対策としては、 とにかく「整序・正誤問題」をやりこむことが大事です。
「整序・正誤問題」の特に医系の過去問をやり込むと効率的です。
自分でピックアップするのが面倒であれば、市販の参考書「私立医大の英語（文法・語法編）」などを使うといいと思います。
私立医学部の受験においては、過去問演習は大変重要なもので、最低でも5〜10年解くことが理想となります。
医系単語について
医学部受験をするならば専門用語つまり、医系英単語が必要となってきます。
大学によっては、単語に注釈がつく場合もありますが、全てではありませんし、東邦大学や杏林大学では注釈はつきませんので、自分で訳せることができなければなりません。
こういった専門の医系英単語は市販の医系用の英単語集を使って覚えるのがベストです。
特に優先して覚える単語は「体の部位」であったり、「病名」「検査器具」「時事的な話題の単語」です。大体300単語程なのでそこまで多くないです。
単語帳も一冊で十分だと思います。単語は早めに対策することで、長文の読解に役に立ちます。
医学知識について
特に長文は医学の背景知識がないと解くのは厳しくなっています。
私立の長文は、専門の内容が多く、 背景知識がないと、話の輪郭すら見えません。
医系の単語を覚えたとしても、背景知識がないと繋がりが見えてきません。
逆に、背景知識があれば、内容も理解しやすくなります。
医学の背景知識は、新聞であったり、ネット上で取り上げられているものを中心的に読んでおきましょう。
また、ノーベル医学生理学賞にも注目しておきましょう。
もし、長文に出なかったとしても、面接などで問われることがありますので、知っておいて損はありません。
実際に使っていた参考書をご紹介
「私立医大の英語（文法・語法編）」「私立医大の英語（長文読解編）」
私立医大シリーズは過去問をベースにしていますし、単語もまとまっています。リアルな受験勉強として使えます。
また、「ネクステージ」「リンケージ」「やっておきたい英語長文1000」もおすすめです。
いかがでしたでしょうか。英語は伸び悩む受験生の方が多いと思いますが、突破口として利用していただけると幸いです。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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