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単語力だけで英語長文が読めるようになった勉強法

こんにちは!武田塾小牧校です。

最近、武田塾の生徒さんが一生懸命に勉強に励む姿をみて、自分の受験期を振り返ってみようということでこの投稿をさせていただきました。

今回は英語の勉強法について書いていこうと思います。こんな勉強法もあるんだ!程度にご覧いただけたら幸いです。

 

目次

  1. 解答だけを読むリスキーな勉強法
  2. 解答だけの勉強法とは?
  3. 休校中の今だからこそ単語力を増やすべき

 

解答だけを読むリスキーな勉強法

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センター試験本番では得点源となっていた英語ですが、模試では毎回90点、良くても100点(200点満点)という結果でした。その絶望的状況を打開したのは一つの勉強法です。

先に勉強法を紹介しておくと至って単純で、解答付きの長文の問題集を購入し問題を解かずに解答だけを読むという勉強法です。これを教えてくれた先生は、高校では物理を教えている先生でしたから、普通に考えてこの勉強法を実行するのはかなりリスキーな賭けだったと思います。

しかし、当時(高校3年生の4月ごろ)の私は勉強法など全くわからず暗中模索の段階でしたので、藁にもすがる思いで試してみたのを覚えています。

今思うと、自分にとってはとても効率がよく、理にかなっていた勉強法でした。ダラダラと書いていても仕方がないのでこの勉強法の利点について紹介します!

 

解答だけの勉強法の利点とは?

まず、「解答だけを読む」と書きましたが、正しくは「構造分析」と「和訳」を照らし合わせるというのが正しい表現になります。あとは説明した通り、ただ読んでいくだけという勉強法です。そして、この方法の利点を簡潔にまとめると以下の2点になります。

  1. 単語のまとまりがわかると共に、文の区切り方が身に付く
  2. 意訳ができるようになる

 

単語のまとまりがわかると共に、文の区切り方が身に付く

この文章よりも構造分析を実際見ていただくとわかりやすいのですが、恐ろしいぐらい丁寧にSVOCが振られています。

S(主語)とV(述語)がわかるだけで誰が何をしたかわかるわけですから、あとは目的語や修飾語の意味がそれぞれの単語ごとにわかればその文が言わんとする内容は汲み取ることが出来ます。そのため、単語力さえあれば圧倒的に読みやすくなります。

 

意訳ができるようになる

構造分析と和訳とを照らし合わせることで、コンマや読点の前後の位置関係が訳のときにどのように変わるのか、更に、この単語はこう訳すといいというのがわかってきます。

例えばですが、「Some people say that ...」 という文では「いくつかの人々は...」「何人かは...」と訳していましたが、私が読んできた和訳は「人々の中には...という人もいる」がほとんどでした。

こういった「Some...」が使われる場合、後の文では「中には...」と例えが続いたり「一方で...」と続いたりすることが多く、前述した「Some」の訳し方が最適だと和訳を読む中でわかってきます。

私の思いつく利点としてはこれぐらいですが、「これぐらい」だけでほぼゼロから長文が読めるようになったのでこの勉強法は自分には合っていました。

 

休校中の今だからこそ単語力を増やすべき

今回は私独自の勉強法を紹介させて頂きました。私自身3年のとき、英単語はユメタンという単語帳を2冊終わらせていて、2000単語を覚えていたのでその貯金がとても大きかったと思います。

武田塾も始まりは英単語からというようにやはり基礎ができていないと何事も応用が効いてきません。出来ないことに焦るのも仕方がないことですが、コロナウイルスで自粛が続くこの「今」ができることを増やすチャンスだと思います。

焦らずにできることから着々と進めて、出来ないことを少しずつでも減らしていけると周りに差がつけられると思うので受験生の皆さんは体調に気をつけて頑張って下さい!

 

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