こんにちは、武田塾小牧校です。
特訓の際にこの宿題は本当に役に立つのか、一体どんな効果があるのかという質問があったので、今回はシャドーイングについてお話ししたいと思います。
速読英熟語という参考書を使用してシャドーイングを始めている方も多いと思いますが、確かに英文を読むだけでどう成果がでるのか、そもそもなんで声に出さなければならないのか、毎週のテストは恥ずかしいし・・・という思いがあるはず!
そんな気持ちを晴らすべく、これから語らせていただきますね。
目次
シャドーイングとは
そもそもシャドーイングってどうやるんでしたっけ?
シャドーイングとは英文を聴きながら、影(shadow)のように追いかけて声にだして読んでいくという学習方法です。英文を聴き終えた後ではなく、聴きながら読むというのがポイントになってきます。
なぜなら、影のように全く同じように発音することが大切だから!この効果についてはのちほど・・・
といことで、必ず正しい音声(例えばCDなど)と、大きな声と音声についていこうとする気持ちと、ネイティブになりきって読む気持ちを持って始めましょう。
音声を聴いて意味を理解することができるようになる
「耳」と「口」を使って練習を繰り返すため、「音声」と「意味」が結びつくようになります。
英語を聴くだけだと頭の中で変換できないけど、文章を見ながら聴けばなんとか分かる!という方いらっしゃいませんか?なぜこのようなことが起きてしまうかというと・・・私たちが思っている音と本物の音に差があるからなんです。
例えば、ある映画の中で出てくる「I am the king of the world.」というセリフを
「アイアム ザ キング オブ ザ ワールド」と発音してしまう日本人が多くいますよね。しかし、実際に聴いてみると「king of」は「キンノブ(カタカナ表記の限界)」と聴こえるんです!!
「キング オブ」だと思っていた人はどうりで聴くだけでは意味がわからないはずなんですね・・・
「the」なども思っている音と違う人がいると思うので、実際の音を確かめてみて下さいね。
シャドーイングはこの思い込みと実際の音の差を埋めてくれるはずです。
英語が使えるようになる
皆さんはこれまでに、たくさんの英語の知識を付けてきたと思います。でもどうでしょうか。それらを使えますか?
英語の知識はあるけど使えない、喋れない、早く読めない・・・という人多くいますよね。
シャドーイングで英語を発声しているときは、日本語に変換していく余裕がなかなかないので英語を英語の語順、つまり前から理解していくことになります。
そしてこれを続けていけば、単語と文法の知識を無意識的、自動的に使えるようになる効果が期待できるんです!
まだまだ効果はたくさんあって、結論リスニング力、英語での表現力、読解力、そしてスピーキング力のすべてがバランスよく鍛えられるんです!!
やはり、何のためにやっているのか知る事はモチベーションに繋がってきますよね。ということで、今回シャドーイングの効果を知った皆さんはやる気に満ち溢れているはず!
まずはやってみましょう!高校生になって音読なんて・・・なんてそんな悲しいことを言わずにね。
シャドーイングの先には続けた人しか見れない英語の世界が広がっているかもです!
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