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今回は「現代文がなぜ大学入試で問われるのか」と現代文の勉強方法についてのブログです!
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現代文はなぜ大学入試で問われるのか
大学受験を控えている高校生・浪人生の皆さん、そして大学受験を経験した社会人の皆さんも一度はこんなこと考えたことありませんか?
「日本人なのにどうして日本語の文章読解をしなくちゃいけないの?」
この気持ちは皆さん共感できるのではないでしょうか?
特に現代文が苦手な人にとってはこんな科目無くなればいいのにと思うことでしょう。
確かに日本人の識字率は世界でも屈指のレベルで高く、日常生活レベルではどの人も困らない程度の日本語運用能力を持っています。
それにも関わらず大学入試の中で相当数の大学が現代文の試験を導入しているのには、何かしらの理由があるはずです。
今回はそんな現代文について解説していきます。
本当は日本語を理解できていない?
日常生活レベルの日本語は誰でも運用できるのに大学受験で試験があるということは、大学で学ぶためには日常生活以上の日本語能力が求められるということです。
では、日常生活レベル以上の日本語力とはどのようなものなのでしょうか?
ある調査で使用された実際の読解の例題を解いてみましょう。
問、次の文章を読んで後の設問に答えてください。
アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。
それでは、次の「セルロースは( )と形が違う」の空欄に当てはまるものを「デンプン・アミラーゼ・グルコース・酵素」の中から選びましょう。
カッコに入る言葉は分かりましたでしょうか?
正解はデンプンです。
アミラーゼはデンプンを分解することができるが、セルロースはできない。その理由は同じグルコースからできていても、その形が違うからだ。
以上が上の文章をわかりやすく言い換えた文章になります。
実際にこの問題で正解を選べない人が一定数いることを考えると、日常生活で日本語の運用に支障がなくても、論理構造を理解して読まないと正しく意味が理解できない人がいるということがわかります。
日本語で日常生活が送れる=高度の日本語能力がある
という等式は成り立たないのです。
大学で高度な日本語運用能力が必要な理由
前に述べたとおり、日本人、もしくは日本語が母語であっても、文章を正しく読解できないことがあります。
大学受験で日本語の運用能力や読解力を「現代文」という科目で問うのは、こうした日本語運用能力の低い人が大学に入学するのを防ぐためです。
このような言い方をすると少し嫌な気持ちになるかもしれませんが、実際に日本語運用能力が低いまま大学に入学してしまうと大学にとっても、学生にとってもいいことはありません。
というのも大学は本来、学問を専攻する場所です。あることについて深く先進的な研究・教育を行うのが大学の本来の役割です。
この学問というものの成果は論文や書籍といった文章ベースのアウトプットによって積み重ねられています。
当然、先進的で高度な内容ですので、文章自体の論理構造も複雑になります。
つまり、大学で学問を専攻するためにはこれらを読み解く必要があり、この時文章の論理構造を正しく理解し内容を読解する能力が必須なのです。
この能力が欠けたまま大学に入学してしまうと、学生は勉強についていくことができなくなってしまいます。
大学も学生に期待していた成長をさせることができず、学生は大学の勉強で苦しむことになります。
このようなミスマッチを防ぐために大学入試では日本語運用能力を問う「現代文」という科目が存在するのです。
どうしたら現代文が得意になるのか
現代文の根本的な伸ばし方は文章を理解する能力を高める方法です。
ではどのようにすればこの能力を伸ばすことができるようになるのでしょうか?
そのコツは文章の構造化にあります。
先ほどのアミラーゼの問題を使って解説していきます。
「アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。」
色分けをして説明していきます。
まず水色の部分の文章を読解しましょう。
アミラーゼ(酵素)→分解→デンプン(グルコースが連結)
修飾語に惑わされずにどのような内容なのかを略図にしました。
次にオレンジの部分を読解しましょう。
アミラーゼ(酵素)→分解できない→セルロース(デンプンとグルコースの形が違う)
こちらも主語を補ってどのような内容なのかを略図にしました。
このように構造化すると、先ほどの「セルロースは( )と形が違う」という問題はすぐ解くことができるはずです。
現代文の文章を読んでいる時にこのような略図を頭の中で作りながら読んでいくと、筆者が何を説明しているのかが非常によくわかるようになります。
これができるようになれば、文章の流れや結論を取り間違えることはなくなります。
まとめ
ここまで、日本語の運用能力にも差があることと、大学入試で現代文が入試科目として取り入れられている理由について解説してきました。
現代文を得意にするためには、『正しい文章の理解✖️正し問題の解き方』ができるようにする必要があります。
今回は正しい文章の理解のヒントを記載しましたが、現代文を得意にするには正しい問題の解き方も知っている必要があります。
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