【ポラリス＝北極星】『柳生好之の現代文ポラリス１』を紹介！【武田塾吉祥寺校】

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はじめに

こんにちは！武田塾吉祥寺校（0422-26-6451） です！

今回は「参考書の使い方シリーズ」、『柳生好之の現代文ポラリス１』です！

『柳生好之の現代文ポラリス１』のどこがいいのか、そして、どうやって勉強していくのが最適なのかなどを解説していきます！

柳生好之の現代文ポラリス１の基本データ（構成・問題数など）

参考書の基本情報

使い方を解説する前に、参考書としての基本情報を紹介します。

・科目：現代文

・出版社：KADOKAWA

・著者：柳生好之

・価格：１４００円＋税

・ルート内の立ち位置：日大ルート

参考書の構成

続いては、参考書の構成を紹介します。

この参考書は、大体日東駒専レベルの難易度の問題で構成されていて、第13回まであります。

13回分のテーマと出題大学は次のようになっています。

1回目：『言葉とは何か』(成城大学)

2回目：『翻訳文学の視界』(青山学院大学)

3回目：『歌う国民』(京都産業大学)

4回目：『宇宙論と神』(駒澤大学)

5回目：『高校生のための哲学入門』(日本大学)

6回目：『心という難問』(三重大学)

7回目：『命の文化人類学』(東洋大学)

8回目：『「集団主義」という錯覚』(小樽商科大学)

9回目：『愛と暴力』(駒澤大学)

10回目：『科学者という仕事』(日本大学)

11回目：『脳と仮想』(専修大学)

12回目：『かさぶたまぶた』(岡山大学)

13回目：『普段着のファミリー』(近畿大学)

以上のように大体日東駒専レベルの大学からの出題が多いですが、中には小樽商科大学や岡山大学といった国立大学からの出題もあります。このことからもわかるようにポラリス1ではマーク式の問題だけではなく、記述式の問題も出題されます。

このことからこの参考書の特徴はさまざまな出題形式で演習量を重ねられることと言えるでしょう。

またこの参考書の解説では、「本文解説」で筆者の主張や言い換え・具体例が一文ずつ解説してあり、「設問解説」では各設問の正解にたどり着くまでの過程が詳細に説明されています。

「現代文の読み方や解き方はある程度分かったけど演習量が足りない」という人はいないでしょうか。日東駒専レベルの難易度でさまざまな出題形式に触れることができるのでこの参考書で演習を重ねていきましょう！

『柳生好之の現代文ポラリス１』の使い方

ではここから、『柳生好之の現代文ポラリス１』の使い方を紹介していきます！

ポラリス1は基本的に2周することをお勧めします！

1周目では、

①初見で問題を解く。

②「設問解説」を活用して自分の正解へのプロセスと比較する。

③文章の「言いかえ」「筆者の主張」「否定」「具体例」「接続詞の役割」を自分なりに書き込む。

④「本文解説」を活用して③と「読解ポイント」を読んでいたときに意識できていたかを確認する。

2周目では、

①解答根拠の見直しをする。

②要約にチャレンジする。

この要約にチャレンジすることが非常に大切です。

センター試験から共通テストに変わり、文章の要旨を掴む力と文章の内容を適切に言い換える力が求められ始めてきました。

これを手っ取り早く対策できるのが要約です。

ポラリス1の解説には要約文の例も紹介されているので自身が書いた要約とも照らし合わせてみましょう。

また要約は先生などに必ず添削してもらうことをお勧めします。

１週間の進め方

ポラリス1は基本的に2日で1回分を進めていくのがお勧めです。

1日目は、1回分の問題を初見で解き、2日目はその解き直しや復習に当てましょう。

先に紹介した使い方の番号に倣うのであれば、

1日目：

①初見で問題を解く。(答え合わせまでやりましょう。)

2日目：

②「設問解説」を活用して自分の正解へのプロセスと比較する。

③文章の「言いかえ」「筆者の主張」「否定」「具体例」「接続詞の役割」を自分なりに書き込む。

④「本文解説」を活用して③と「読解ポイント」を読んでいたときに意識できていたかを確認する。

2日目にやるべきことは、設問分析ということで非常に時間がかかると思います。

ここを丁寧にやるためにも2日に分けると効果的でしょう。

もちろん時間がある人は、①〜④を1日で取り組んでも良いでしょう。ただし②〜④が雑にならないように！

『柳生好之の現代文ポラリス１』が終わったら・・・

ここまで、『柳生好之の現代文ポラリス１』の使い方・進め方を解説してきましたが、ここからは、次にやった方がいい参考書を紹介します！

『現代文読解力の開発講座』

開発講座も問題集なので基本的にはポラリス1と取り組み方も変わりません。

ただし、ポラリス1と異なるのは、文章の内容も問題の難易度もかなり難しくなっている点と解説では論理構造などが丁寧に説明されており難しい内容の文章に対する取り組み方が学べる点です。

ポラリス1からのレベルアップのための参考書には最適だと言えます！

まとめ

今回は、「『柳生好之の現代文ポラリス１』の使い方」について紹介していきました！

２年前の入試改革により、センター試験は共通テストへと大きくガラッとその様相を変えていきました。

そしてそれは、現代文も例外ではありません。特に「思考力」を問われるようになり、文章をより適切に読むことが必要になってきました。

ただそれも、要約をやっていくことで文章の趣旨を掴むことができ、「適切に」読むことができるようになります。

正直面倒くささを感じることもあると思いますが、何でもかんでも面倒くさがってしまえば元も子もありません。

やることをしっかりとやって、現代文を得意にできるようにしていきましょう！

ですが、「現代文を感覚で解いてしまっている・・・」「2択まで絞れているのにいつもそこで間違えてしまう・・・」

というような方もおられるのではないでしょうか？

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