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【大阪経済大学の英語の問題】大問ごとの特徴と対策を紹介します!

こんにちは!武田塾河内松原校です。

今回は、大阪経済大学の一般入試での英語について、傾向と対策を解説していきたいと思います。

関西の大学では珍しく、一般入試と公募推薦とでかなり形式が異なることに注意です。

公募推薦の英語については、こちらでまとめているので、そちらを参考にしてみてください!

 

目標点

まずは、2021年度の合格点を参考に目標点を確認していきましょう。

今回は、最も募集人数の多い経済学科・地域政策学科、A方式(二教科型)の一日目(1月27日)のものを参考に見ていきます。

合格目安の素点は、大学のホームページによると、70点後半程度と記載してあります。

日によっての難易度、他の教科との兼ね合いで、合格最低点がかなり左右される印象です。

目標点としては、最低でも70点後半、できれば、80点や85点以上を目標にしていきましょう。

問題自体の難易度が高くない分、高得点勝負になります。

 

注意点なのですが、大阪経済大学では科目間の得点調整ではなく、入試科目ごとに偏差値を割り出し、その偏差値の二科目分の合計の点数を合わせて、点数が出ます。

なので、赤本などでは、合格最低点は109点となっていますが、

一教科ごとに、偏差値55程度を取らないといけないということになります。

素点で50点程度取ればいいということではないことに注意です!

試験時間と問題構成

試験時間

二科目で合計100分という珍しい方式です。

50分ずつで割るもよし、40分・60分で力を入れたい方に時間を割くもよしです。

過去問演習を通じて、自身に適した時間配分を編み出しましょう。

問題構成

大問5題で構成されており、全てマーク式です。

1⃣文法問題

 整序×10

2⃣文法問題

 四択×10

3⃣会話文問題

(A)整序×3

(B)空所補充×5

4⃣長文空所補充問題

(A)空所補充×5

(B)空所補充×5

5⃣長文読解問題

(1)指示語内容選択

(2)空所補充

(3)空所補充

(4)内容一致×2

問題別の解説とポイント

全体を通してのポイント

英語に使える時間が50分だとすると、読解量、解答量ともに多いです。

もう一つの教科も含めて、100分通しで解き切る練習を何回もしておきましょう。

その際、設問ごとに使ってよい時間を決めておくと良いと思います。

100分という長時間では、時間配分に狂いが出やすいです。

使える時間を予め決めておいて、粘らずに次に行きましょう。

1⃣文法問題

語句を並び替え、3番目にくるものを解答する、オーソドックスな文法整序問題です。

文法、語法、慣用表現など、文法事項について全般的に問われています。

ネクステージなどの網羅形の文法参考書を一冊仕上げておきましょう!

また、10題と結構なボリュームがあるので、スピーディーに解けるように、練習を重ねておきましょう!

2⃣文法問題

1⃣とは違い、四択の文法問題になります。

主に、熟語表現や慣用表現が問題のポイントになっています。

速読英熟語などの、熟語の参考書を一冊仕上げておきましょう。

3⃣会話文問題

(A)の整序、(B)の空所補充の二問構成です。

(A)整序

二人の人物の会話の空所部分を、

空所を整序して埋める問題です。

珍しい問題になりますが、基礎的な文法、会話表現の知識があれば、十分対応可能です。

空所を埋めるにあたり充分な内容理解が前提になっているので、会話をきちんと読み解いた上で、整序に取りかかりましょう!

整序問題のコツはこちらでも解説しています!

(B)空所補充

100words程度の会話文の空所を、8つの選択肢の中から選ぶ問題です。

空所を選ぶ際は、前後関係に注意しましょう。

選択肢の前の文章だけで、選択肢を選んでしまうと、後ろの部分と食い違ってしまうということがよくあります。

空所の部分から2文ほど読み進めてから戻って、前後の内容から最も妥当であるものと判断して選びましょう。

難解な会話表現はありませんが、会話文問題の文章量としては割に多めなので、過去問演習を積んで慣れておきましょう!

4⃣長文空所補充問題

(A)(B)は同様の問題です。

150words程度の文章の空所を埋めていく問題です。

文章理解、熟語、接続詞、文法などがポイントになっており、全般的な英語知識が要求されています。

この問題に関しても、前後関係に注目することはマストです。

きちんと全文読んでいないと解答できない設問が多く、文章量としては合計300words程度を読む必要があるので、

多読やシャドーイングを通じて、速読力を鍛えておきましょう!

5⃣長文読解問題

(1)指示語内容選択問題

指示語の内容を選択する問題です。

4⃣においても、指示語の内容把握が要求される問題がありました。

日頃の長文読解から、指示語の指すものは何かを把握しておく癖をつけておきましょう!

(2)空所補充

設問の文章を本文の適切な場所に入れる問題です。

常に文章の流れを把握しておくことが重要で、

①パラグラフごとの筆者の主張を把握し、文章の本筋を把握すること

②対比関係などの論理関係を、接続詞などから読み解く

以上の二点がこの問題のポイントになります。

日頃の長文読解から、このポイントを意識しておきましょう。

(3)空所補充

文章の流れから適切な文章を選択肢に入れる問題です。

空所の前後、文章全体の流れから判断して選択肢を選びましょう。

(4)内容一致

本文の内容に一致するもの六つの選択肢から、二つ選ぶ問題です。

(2)と同様の二つのポイントが重要になります。

もし、時間に余裕があるようであれば、パラグラフごとにメモを取っておくのも一手だと思います。

お勧めの参考書

大阪経済大学では、文法知識が問われる問題が多いです。

ネクステージや、パワーステージ、vintageなどの網羅形の文法参考書を必ず仕上げておきましょう!

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また、長文の参考書としては、英語長文レベル別問題集の4がおすすめです。

難易度、文章量ともに、大阪経済大学のものに近く、長文演習の参考書としては、丁度良いレベル感だと思います。

大阪経済大学では、速読力も要求されます。

長文の参考書を使ってシャドーイングもしておいてください!

 

まとめ

今回は、大阪経済大学の傾向と対策についてでした。

思った以上に、難易度が高いと思った人も多いのではないでしょうか。

基礎力を確実に身に着け、しっかりと過去問演習を積んで、挑みましょう!

 

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