こんにちは、武田塾日吉校です。
今週のニュースで、こんな記事がありました。
記述問題も外部試験の導入も、すっかりないものと思っていたら、
まだ消えてなかったんですね。
何の話か?
これは大学入試改革の一環で、
英語に関しては、外部試験の導入が進められていました。
大学受験の英語は読むと聞くですから、書いたり話したりがどの程度できるのか図れません。
そこで、英検など民間の英語資格試験のスコアを、
共通テストの得点に振り替える制度が検討されていました。
が、結局断念したのです。
もう1つ記述問題は、
国立大学の2次試験では実施されていますが、
50万人も受ける共通テストでは、
短期間に全受験者の採点を公平にして集計を出さなければならず、
現実的にできませんね。
数学と国語で実施を目指していましたが、これも断念でした。
正確には、
これは断念じゃなくて、実施の延期だったのです。
諸問題を解決した上で将来導入するということで、今回は無理としたわけですが、
問題が解決される見通しが立たず、今になって正式に断念ということなんです。
まあ、これも正確には、
文部科学省の有識者会議がそう提言をまとめたということなので、決定ではないですが、
ほぼこれに沿った決定をすると予想されています。
間違えないで欲しいことは、
「英語の外部試験を断念」と聞くと、
受験に英検などの英語テストは関係ないと思うかもしれません。
確かに、このニュースだけ聞いたら、そう思えますね。
ですが、そうではなくて、
「英検の結果を、共通テストの英語の代わりにするのをやめた」ということなんです。
英検等の結果を入試に組み入れているのは以前からあり、
次回以降もあるので、そこを間違えないで下さい。
具体的には、
英検など外部試験の結果を、
受験資格とする、
通常の入試の英語の得点に加算する、
英語の代わりにして〇✖点に換算する、
など、私立大学の入試では様ざまな仕組みが実施されています。
自分が受けたい大学では、あまり有利に働かない場合もありますが、
入試全体としては英語資格はなかなか有効なものになります。
但し、高校生が最もよく受ける英検の場合、
準1級以上になると、
大学受験のふつうの勉強の延長だけで十分な対策ができないので、
英検用の勉強をしなければならないので、これは考えた方がいいです。
しかも、英検は合格しないと使えません。
準1にギリギリで落ちてスコアが高かったから活用したい、というのはNGなので、
いろいろ勉強したのに3点足りず、全部ムダになったみたいなことは考えられます。
これも、考えどころですね。
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