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大学入試、英文法の問題集を比較、実際 どれがいいの?

武田塾日吉校 英文法2

こんにちは。武田塾日吉校です。

前回、受験勉強で最初に取りかかるべき英文法の本について

書きました。

今回は、その次の問題集についてです。

 

次は何?

前回紹介した『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』

『大学入試 肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』は、

全体像がたいへん簡潔に書かれている本で、あまり詳細な事項はありません。

入試にはこれだけでは足りないので、次の勉強をしなければなりませんが、

いわゆる文法書であれば『Evergreen』とか、

他にも高校生向けの詳しいものがいくつかあります。

 

これをじっくり進めるのも方法ですが、ぶ厚い本なので、

じっくり時間をかけられる人にはいいかもしれませんが、

一定の時間内で勉強するとなると、

最後まで進められるかわかりませんし、

できたとしても次の問題演習の時間が十分に取れるかも不明です。

 

次は解きながら、

なので、ある程度わかった段階からは実際に問題を解いてみて、

自分の理解を確認しながら、

知らないことも補充していくというスタイルが、実践的です。

そこで登場するのが入試英文法の問題集です。

 

よく使われているものを、いくつか紹介します。

最初にお知らせしておくと、それぞれ違いはありますが、

重複する内容も少なくないので、大きな差があるわけではありません。

 

『Next Stage』

よくネクステと言われる本です。

他の本に比べると、内容がややシンプルで、難易度も抑えめ、

基本事項に沿った解説がされています。

迷ったら、これかもしれません。

 

この本の使いやすい点は、

問題が、「基本」「標準」「発展」とランク付けがしてあること、

解説部分に「注意」「+プラス」と注記があることなど、

難易度または重要度がわかりやすいことです。

途上段階の人には、親切ですね。

 

「発展」は少ないですが、なかなか難しいものが多いので、

最初は発展は解かなくていいと思います。

Marchレベルなら、「基本」と「標準」がしっかりできれば、

合格ラインに届くと思います。

 

『Vintage』

これも、お馴染みの本ですね。

字が小さいからというのではないですが、

知識的にけっこう細かく、

説明を最小限にして要点だけ書き出している感じです。

なので、知識をどんどん足していきたい人にお薦めです。

 

『スクランブル』

1つの特徴は、

頻出度合の区分けと、難易度の区分けが別べつにされている点です。

「この問題は頻出で且つ標準」とか、

勉強する側には、それがどういう位置付けなのか わかりやすいです。

 

その点で『Next Stage』に近く、解説スタイルも『Next Stage』に近いです。

解説が丁寧で、これも使いやすい本だと思います。

難易度の「発展」は、やはり難しいので、最初はスルーでいいと思います。

 

進め方の注意点

皆さん丁寧に読み進めていると思いますが、

それでも1回読んで全部習得したということはないでしょうから、

何回も繰り返すことが必要です。

特に、語法は1つひとつを丁寧にというより回数をこなした方がいいです。

 

ところが何度も繰り返していると、

何となく選んでも正解するようになり、選択肢の場所を覚えていたり、

或いは不定詞の章なら不定詞を選べばだいたい当たるとか、

本来の勉強方法からするとNGなやり方をしている場合があります。

 

どれを使うにしても、

まず、勉強の仕方にNGを出さないことです。

不定詞の章だから不定詞とか、ダメですよね。

語法部分は、確かに何となくは大事です。

あまり説明はなく、そういう使われ方を知る、

同じような種類のものをグループ化して覚える、といった作業が主となります。

 

しかし、文法編は違います。

確かに、例えば those who のように文法編関係代名詞の熟語

みたいなものはあり、それは暗記です。

そうでなければ、ルールから考えて間違いがわかる、

または正解がわかるものなので、そこをしっかり捉えて欲しいです。

 

そして、捉えられない部分は、『Evergreen』などを参照しながら、

隅ずみまで説明がつくような理解をしてほしいです。

このまめな作業が大事で、これをやって応用力がつくわけです。

 

 

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