はじめに!!
京阪枚方市駅から徒歩3分、武田塾枚方校です!
受験勉強に励む高校3年生の姿を見て「そろそろ自分も勉強しないと・・」と思っている高校1,2年生の人は多いのではないでしょうか。
近年では難関大合格に必要な受験勉強スタートの時期は早まってきているので、他人事だとは思わずに早めのスタートを意識しましょう!
さて、今回はそんな高校1,2年生に向けての内容です。
みなさんの中には、
・「関西圏の大学に進学したいけど、あまり詳しくない・・・」
・「関西の私立大学を目指しているので、それぞれの特徴について知りたい!」
などなど、関西の私立大学は毎年受験生に非常に人気なので、今年も気になっている人は多いと思います。
そこで今回は関西の人気の私立大学について、それぞれの特徴と偏差値についてご紹介していきます!
関西の私立大学に進学することを考えている人はぜひ参考にしてみてください!
また今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらもあわせてご覧ください!!
関関同立!
関西の人気私立大学と聞いたら、まず浮かんでくるのが「関関同立」だと思います。
関関同立とは同志社大学・関西学院大学・立命館大学・関西大学の4つの難関私立大学を示す通称です。
このように「関関同立」という言葉で一括りにされていますが、実は各大学で傾向は全く違っています。
そのため一緒くたに目指すというよりは関関同立のうち、どれか一つの大学に絞って対策した方が効率は良いです。
以下でそれぞれの大学について解説していきます。
関西大学の場合
関西大学の偏差値は50.0~67.5と言われており、特に文学部と外国語学部で高いです。
入試では配点が英語200点、国語150点、選択科目100点
と英語の配点が非常に高い大学です。
中でも英語の入試問題が特徴的で、空所補充問題が多く1つの長文で約20個空所補充問題が出題されます。
他にもパラグラフ整序問題や文法知識問題が出題され、あまり解き慣れない形式が多いです。
また国語も特徴的で、形式としては旧センター試験の傾向に近く古文は選択肢の文章が非常に長いです。
そのためヒントが選択肢の中にたくさんあり、それを見抜くための過去問演習が大事になってきます。
選択科目の中では社会(特に日本史)が特徴的で、語群が用意されている形式なので内容さえ覚えていれば漢字暗記の手間をカットすることができます。
関西学院大学(全学部)の場合
関西学院大学の偏差値は47.5~70.0と言われており、特に国際学部の偏差値が高いとされています。
全学部入試の配点としては英語200点、国語200点、選択科目150点
となっていますが学部個別は受け方によって配点がバラバラなので自分に合ったものを選ぶことが大事です。
文系数学ができる人は関学独自方式日程(英語・数学型)というものが昔からあって、そこがねらい目になっています。
英語はバランス型で関西学院大学と立命館大学は文法問題が独立して出題されているので文法の対策が大事です。
社会・文系数学は関関同立の中では比較的易しめのレベルになっています。
古文はたまに非常に難しくなる年があるのでいかに現代文と社会で点を落とさずに取りきれるかが勝負になってくる大学です。
同志社大学の場合
同志社大学の偏差値は55.0~62.5と言われており、特に社会学部と文学部で偏差値が高いとされています。
関関同立の中では一番入試が難しい大学です。
配点は英語200点、国語150点、選択科目150点
で英語は英作文、国語は評論古文でそれぞれ記述問題があります。
英語は長文問題が主体で、言い換え問題や内容一致問題が出題されています。
内容一致問題の中でも選択肢8個の中から正解を3つ選ぶ問題が苦戦する傾向です。
合格最低点が8割以上で高く、数学が非常に難しいので注意が必要です。
点数調整を加味すると9割近い得点を狙いに行く覚悟が必要なので、比較的点が取りやすい国語で稼げると受けやすい大学です。
立命館大学の場合
立命館大学の偏差値は50.0~67.5と言われており、国際関係学部の偏差値が特に高いです。
全学部日程の配点は英語120点、国語100点、選択科目100点
で英語の比重が低く入試方式が多岐にわたるので得意教科の配点を見極める必要があります。
中でも古文と社会(歴史)がやや難しめで、文系数学の傾向は旧センター試験の傾向に近くやや複雑です。
ボーダーはやや低めに設定されており、過去問のやりこみが大事な大学です。
立命館大学の社会は記述問題が用意されており、練習で時間がかかるため歴史にかける時間は多めに必要です。
産近甲龍!
関西には関関同立だけではなく、「産近甲龍」と呼ばれる準難関私立大学群もあります。
「産近甲龍」の中には京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学が含まれています。
一般的には関関同立の一つ下のレベルの入試難易度と言われており、関関同立の滑り止めとして受験する人が多い印象です。
京都産業大学の場合
京都産業大学の偏差値は45.0~52.5と言われており、特に理学部が高いとされています。
入試制度が非常に様々なので、自分に合ったものを選びだすことが大事です。
産近甲龍の中では入試レベルは比較的低いと言われていますが、就職活動のサポートが手厚く、就職には非常に有利なのでコスパの良い大学です。
入試の中でも国語が特徴的で、3大問形式で、現代文が2問、古文が1問の構成になっています。
現代文の比重が高いので、現代文の対策に時間を割く必要があります。
近畿大学の場合
近畿大学は産近甲龍の中でも人気が上がってきている大学であり、入試難易度も難しくなっています。
偏差値は40.0~65.0で特に医学部で偏差値が高いです。
入試の全体的な難易度は基本的な問題が多く、英語では文法力・語彙力を求める基礎的な問題がよく出題されています。
例年設問が同じパターンになっており、問題構成については過去問をよく利用して傾向に合わせた対策ができるとかなり有利になります。
しかし試験時間が60分と短く、時間配分には要注意です。
甲南大学の場合
甲南大学の偏差値は42.5~55.0と言われており、特に文学部で高いです。
特徴的なのは国語で漢字の書き取りや口語訳、内容説明、箇所指摘といった記述式の問題が含まれているというところです。
その他の科目については基礎的な知識を問う問題が多いので、国語の対策には注意しながら対策を進めていくのがいいでしょう。
龍谷大学の場合
龍谷大学の偏差値は40.0~55.0と言われており、特に文学部で高いとされています。
入試傾向は毎年大きな変動はなく、安定しているので過去問を利用し、その傾向に合わせた対策をしていくことが重要になってきます。
まとめ!!
今回は【2022年】関西の人気私立大学特集!というテーマでお話していきました!
関関同立と産近甲龍は毎年非常い志望者が多い大学で、傾向・特徴も様々です。
それぞれに合った対策をして、合格に近づいていきましょう!!
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