はじめに
京阪枚方市駅から徒歩3分、武田塾枚方校です。
今回は武田塾のカリキュラムである「ルート」についてご紹介します!
この記事では「私立大学英語」のルートについてのお話となります!
・自分で武田塾のカリキュラムに沿った勉強を実践してみたい
・勉強を進めるのに何の参考書を使用すればよいのかわからない
という方は必見です!
そもそもルートって何?
武田塾では目指す大学のレベルごとに「ルート」というものが用意されています。
「ルート」というのは武田塾のカリキュラムのことです。
ルートにはそれぞれのレベル・分野ごとに使用する参考書が設定されており、それぞれ何週間で仕上げるかも明記されています。
基本はルートに沿って進みますが、学校などでルートに入っていない参考書を使用している生徒さんもいらっしゃるため、武田塾では生徒一人ひとりに合わせた学習カリキュラムをご提供しています!
今回の記事では私立大学英語のルートをご紹介していきます!
高校入門レベル・日大レベル
私立大学英語のルートは基本的に日大レベルというレベルから始まります。
日大レベルが少し不安という人についてはもう一つ下のレベルである高校入門レベルから始めましょう。
単語
武田塾のルートでは、単語・熟語は1週間のうち4日は新しい範囲を学習し2日間は1週間の範囲を復習する形で行います。
単語帳は基本的に『システム英単語Basic』を利用して進めていきます。
これ以外に『逆転英単語2000』・『システム英単語』・『ターゲット1900』・『必携英単語LEAP』も使用可能です!
英語私立のルートの場合、英単語は日大レベルからスタートとなりますが、日大レベルが不安という人は高校入門レベルとして『システム英単語Basic』に3週間程度取り組みましょう!
英単語のペースは『システム英単語』を基準にしていますが、他の参考書でもおおむね同じペースで進みます!
熟語
熟語では『速読英熟語』・『ターゲット英熟語1000』・『解体英熟語』の3冊のうちいずれか1冊に取り組みましょう。
『解体英熟語』についてはすでにある程度熟語の学習をしているという人向けの参考書になりますので、基本的には『速読英熟語』または『英熟語ターゲット1000』を利用するのがおすすめです。
ターゲット英熟語1000にはこれに対応した『英熟語ターゲットR』という参考書もあり、こちらは音読をする際に使用できるので、ターゲット英熟語1000を利用するという場合はこちらも合わせて使うのがおすすめです!
単語・熟語に関しては追加の参考書もあるのですが、基本的にはそれぞれ1冊ずつを完璧にすれば大丈夫と言えるでしょう!
英文法
続いては英文法のルートになります。英文法についても基本的には日大レベルからになりますが、中学英語があまり見についていないという場合には高校入門レベルとして『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』に取り組みましょう!
その次に取り組む参考書としては、
『大岩のいちばんはじめの英文法超基礎文法編』または
『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』になります。こちらは内容が重複している部分も多いため、どちらか1冊に取り組んでもらえれば大丈夫です!
その後は、より詳しい文法の学習として『関正生の英文法ポラリス1標準レベル』または『Vintage』・『NextStage』・『Scramble』のいずれか1冊に取り組む形となります。
英文法ポラリスは比較的薄めの参考書、Vintage・NextStage・Scrambleは比較的部集めの文法参考書となっています。
どちらを選ぶかの基準としては、
私立大学志望かつ入試で文法単独の問題が出題されるという場合にはVintage・NextStage・Scrambleのうちからいずれか1冊を、
国公立大学志望の場合や私立大学志望でも志望校で文法単独の問題の出題があまりないという場合は英文法ポラリス1に取り組むのがおすすめです。
入試が近く時間がないという場合は志望校によらず英文法ポラリス1を使いましょう!
また、ここの参考書選択によって今後使用する参考書が変わってくるので、自分の志望校や出題傾向などから参考書を選びましょう!
文法書が一周し終わると構文・解釈に入りますが、構文・解釈が終わった後に再度文法の学習を行うため、適宜文法書は復習を行いましょう!
構文・解釈終了後は、肘井の読解やSolution1で得た知識も踏まえて、再度文法の問題集に取り組みます。
ここでの注意点として、文法問題集の復習は90%以上で合格となります。
通常の武田塾では80%以上で合格となりますが、2週目であることを踏まえて90%というより高い水準を合格の基準としています。
構文・解釈
文法書が一通り終わり次第、構文・解釈の範囲へと進みます。
ここで使用する参考書は『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』になります。
これが終わると次は長文で使用する参考書である『レベル別英語長文問題solution1』を用いて長文全文の解釈を行います。
昨年度までのルートでは、解釈用の参考書を利用していましたが、長文を解くことと長文の解釈を1まとめにすることでやるべきことを一気に終わらせることができるようになっています。
音読(シャドーイング)
音読と後述する長文については復習日の設定はなく1週間進み続ける形となります。
音読については、日大レベルの最初では単語の発音を覚えるという意味でも英単語の単語帳を使用しましょう!
その後はSolution1を用いて音読を行います。
昨年までのルートでは速読英熟語を用いて音読を行っていましたが、今年からはSolution1を使用します!
長文
長文は数多くの参考書がルートに設定されていますが、必須で取り組むべきものとしては、先述した『Solution1』と『関正生のThe Rule2入試標準』の2冊となります。
Solution1が終了したタイミングでThe Rules2に入りましょう!
これ以外にThe Rules1入門基礎・関正生の英語長文ポラリス1標準レベル・レベル別英語長文問題Solution最新テーマ編1の3冊がルート参考書として設定されています。
MARCHレベル・早慶レベル
MARCHレベルと早慶レベルについては英文法、構文・解釈、音読、長文の4分野が中心となります。
音読については構文・解釈や長文で学習するSolutionの参考書を用いて進めましょう!
英文法
英文法については、先述した通り日大レベルで選択した参考書によって使用する参考書が異なります。
『英文法ポラリス1』を選択した場合は『関正生の英文法ポラリス2応用レベル』、『関正生の英文法ポラリス2ファイナル演習応用レベル』、『関正生の英文法ポラリス3発展レベル』の順に取り組みます。
このうち、『英文法ポラリス3』については省略することも可能です。
日大レベルでVintageなどの分厚めの参考書を選択した場合は『英文法ファイナル問題集標準編』に取り組みます。
構文・解釈
構文・解釈では日大レベル突破後、『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本(難関大編)』に取り組みます。
昨年度まではポレポレ英文解釈50などがルートに組み込まれていましたが、こちらに取り組みたいという場合はMARCHレベル突破後の早慶レベルで取り組むのがおすすめです。
長文
MARCHレベルではSolution2とRules3が必須の参考書となっており、状況に応じてスキップできる参考書として英語長文ポラリス2とSolution最新テーマ編2があります。
早慶レベルもMARCHレベルと同様にSolution3とTheRules4が必須、ポラリスとSolution最新テーマ編3が状況に応じて使用する参考書となっています。
分野別の問題集・共通テスト対策
ここまでで紹介した参考書に加えて、武田塾のルートでは分野別問題集が設定されている科目もあります。
英語では和文英訳・自由英作・整序問題・要約問題・正誤問題・英文和訳・単語・リスニングの8分野において分野別の参考書が設定されています。
共通テスト対策としてはリーディング・リスニングともに参考書が設定されています。
共通テスト実践模試などを使用して取り組みましょう!
まとめ
今回は武田塾ルート「私立大学英語」編の紹介でした。
実際に入塾をした場合はこのルートをベースに学校で使用している参考書などを組み込みながら進んでいきます。
自分で受験勉強を頑張るという方も、ぜひこのルートを参考に学習を進めてください!
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