みなさんこんにちは、武田塾枚方校です。
本日は無料受験相談でよくいただくご相談について、どのように解決すべきなのかについてご紹介しようと思います。
【受験相談の声】勉強しているが成績が伸びない、に対する回答
記事タイトルにもありますが、今回のご相談は「勉強しているが成績が伸びない」です。
このご相談は毎年何度も相談していただく内容になっていますので、多くの方に経験があるかと思います。
この記事を読んでいる方で当てはまる方は、今回の記事を是非参考にしていただければと思います。
勉強しているが成績が伸びない、はなぜ起こるのか
勉強しても成績が伸びない、の解決策をお話しする前に、まずはなぜこのようなことが起きるのかを考えなければいけません。
そもそも勉強をしていても成績が伸びないのであればそれはもう絶望するしかないですよね…
しかし、勉強しても成績が伸びないのには必ず原因があります。
今回は実際に無料受験相談でご相談いただいたケースをもとに、なぜ成績が伸びないかについて考えていきたいと思います。
勉強しているのに成績が伸びない原因
勉強しているのに成績が伸びない原因はズバリ、成績が上がるまで勉強をしていないからです!
…ここで終わってしまうと元も子もないので、もう少し掘り下げて説明していきますね。
具体例①皆さんの覚えた!は本当の覚えたですか?
例えば英単語の暗記は皆さんしたことがあるはずです。
学校などで小テストがある方も多いと思いますので、定期的に単語の暗記はしていると思います。
普段から勉強をしている方であれば、単語の暗記は覚え終わるまでやり切る方が大半だと思いますが、この「覚え終わるまで」の基準が低いことが非常に多いです。
仮に英単語を100個覚えなければいけないとき、覚え終わったの基準は「すべての単語を・即答で・意味が言えるまで」暗記することができて初めて本来の意味で覚えたといえるはずです。
つまり100個覚えた状態とは、覚え終わった英単語をその場でテストした際に、必ず満点を取れなければいけません。
このレベルまで英単語を覚えているかと確認するとほとんどの方はそこまでやっていない、と答えます。
つまり程度の差はあれど、覚えるという行為に満足してしまっている方がほとんどです。
英単語帳の英単語を100%完璧に覚えている人と、ある程度覚えている人、どちらが英語の成績が良さそうかを考えていただければわかると思いますが、まずは一つ一つの完成度を上げることを意識しましょう。
具体例②普段している復習は、意味ある復習になっていますか?
○○の参考書を〇周しているのに、一向に成績が上がりません!
このようなことも無料受験相談でよくいただくご相談内容です。
実際にどのようなやり方をしているかを聞くと、意味のない復習をしている方も非常に多いです。
例えば現代文で「参考書を何冊も、何周もしているけどいつまでたってもできるようにならない」というご相談をいただきます。
この場合も勉強の仕方を確認すると、そもそもの勉強の仕方がよろしくない場合が多いです。
よくある現代文の勉強の仕方が、①問題を解く②丸付けをする③見直しをする(解説を読む)といったものですが、ここまでにかかった時間が約30分程度であったりします。
仮に問題の回答目標時間が15分である場合は、全問正解で本文を完璧に読めている場合でない限り30分程度の時間で見直しをすることはできません。
もし全問正解でもないのに解説を読んだうえで30分で現代文一題を解き終えている場合は、ただ問題を解いて漠然と解説を読んでいるだけの可能性が非常に高いです。
これらに当てはまる方は、その問題を友達に質問されたときに本文に書かれている内容や設問で問われていること、なぜ正解の選択肢は正解と判断できるのか(なぜ間違いの選択肢が間違いと判断できるのか)などを、自信をもって解説できるかどうかを一つの目安にしてみてください。
これができない場合は、日本語でわかりやすく書いている解説を読めたから理解した気になっている場合が多いです。
プロが、わからない人にも理解しやすいように日本語で解説を書いてくれているので読めて当然です。
大事なことは、もう一度その問題を解いたときに自分一人で正しく問題を解き正解することができるかです。
これができるようにならない限り、初見の問題を自分一人の力で正解にたどり着くことはできませんし、いつまでたっても現代文の点数が安定するようにはなりません。
思い当たる節がある方は今一度現代文の正しい勉強の仕方を身につけましょう。
具体例③集中して勉強できていますか?
○○時間勉強したのに成績が上がらない、という話も無料受験相談でよくご相談いただきます。
これまで説明していたように、勉強ができたといえる基準の設定が甘い場合や、正しい勉強方法ができていない場合はもちろんですが、正しい勉強方法をしていても成績が伸びない方はいます。
このような人は長時間勉強時間を確保する、ということが目的になっていることがあります。
勉強をすることはあくまで手段であって目的ではないので、時間にとらわれた勉強の仕方はやめましょう。
大事なことは勉強したことではなく、勉強したことによって得られる成果=成績が伸びることですのでくれぐれも間違えないようにしましょう。
効率よく勉強をするためには、勉強している時間に集中していることが大切です。
人間の集中力は高い集中力を保てる時間=15分、集中力持続時間の限界=90分といわれています。
もちろん諸説ありますし、人によって多少の違いはあると思いますが、2時間以上は集中力が続かないと解釈しても問題ないはずです。
入試本番の試験時間が2時間で、そのために2時間集中する習慣をつけるために2時間区切りで勉強する。などの特別な事情がない限り、長くても90分サイクルで休憩を挟んだほうがよいでしょう。
ただ漠然とたくさん時間を取って勉強をすればいいという話ではありませんので、適度に休憩を取りながら勉強をすることも覚えましょう。
今回の記事にまとめ
勉強しているが成績が伸びない、の主な原因と解決策は
・覚えた!の基準を引き上げる
・形式的な復習から意義ある復習に切り替える
・時間にとらわれた勉強ではなく、質にこだわった勉強をするために適度な休息をとる
→勉強は手段であって目的ではありません。
勉強をすれば成績が上がる、ではなく成績が上がる勉強をすることが大事です
以上、【受験相談の声】勉強しているが成績が伸びない、に対する回答についてでした。
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