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早稲田大学 商学部 入試全教科徹底分析!【対策】 

2.ブログサムネイル正方形 早稲田こんにちは!

武田塾ひばりヶ丘校です!

今回は早稲田大学商学部入試対策について紹介していきたいと思います!

 

英語、国語、数学、世界史の近年の入試問題の出題形式、攻略法について詳しく紹介するので、

早稲田大学商学部を志望する皆さんの参考になれば幸いです。

 

入試科目

早稲田大学商学部を受験するにあたって、受験方式・入試科目を知っておく必要があります。

受験方式は、地歴・公民型数学型

そして英語4技能テスト利用型の3種類あります。

 

地歴・公民型:国語60点、外国語80点

地歴・公民(世界史B、日本史B、政治経済の中から1つ)60点の200点満点

数学型:国語60点、外国語60点、数学60点の180点満点

英語4技能テスト利用型:国語60点、英語80点、地歴・公民・数学から1科目で60点の200点満点

 

以上の3つです。

気になる倍率ですが、2022年の入試では

①地歴・公民型が11.0倍

②数学型が6.2倍

③英語4技能テスト利用型が9.7倍

となっています。

 

また、早稲田大学の特徴としては、成績標準化の実施が挙げられます。

合格最低点は、地歴・公民型は130.6点(200点満点)、数学型は109.4点(180点満点)、英語4技能テスト利用型は133.7点(2002点満点)

前者は約6.5割、後者は約6割の得点率となっています。

 

それでは、各科目ごとに詳しく見ていきましょう。

 

英語

まずは英語です。

 

出題形式

試験時間は90分5つの大問から構成されています。

地歴・公民型の場合80点満点、数学型の場合60点満点、英語4技能テスト利用型の場合80点満点です。各設問ごとの配点は非公表となっています。

第1問は対話文読解、第2~5問は長文読解がそれぞれ出題されます。

 

対話文読解の対策

第1問では、対話文読解が出題されます。

 

問題の種類としては

空欄5つほどに当てはまる会話表現を選択肢10個の中から被らないように選択するもの

下線部の文章の意味に最も近い意味をそれぞれ4つの選択肢から選択するもの

和文英訳

与えられた文章における正誤判断

代名詞の示すものの記述、などが挙げられます。

 

ほとんどが記号をマークする問題ですが、和文英訳などの記述問題も毎年この大問で1問出題されることが特徴です。

 

対話文読解では、まず日常会話の慣用表現の知識の蓄積に努めることが重要になってきます。

選択肢には日常会話の慣用表現が多く含まれるため、意味を知らないと選べなくなってしまいます。

 

ここで大事なのが、「Vintage」や「Next Stage」といった文法問題集の会話表現のセクションに取り組むことです。

 

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これらの文法網羅型問題集では、多くの会話表現についての問題が掲載されています。

問題に取り組みながら、知らなかった表現は逐一覚えていくようにしましょう。

 

毎年1問程度出題される論述問題に時間を割くというよりは、この大問1では会話表現を重視するべきでしょう。

 

長文読解の対策

次に第2~5問で出題される長文読解について見ていきましょう。

この4つの大問では、現代の諸問題などについて書かれたアカデミックな文章を読まなければなりません。

 

出題される問題の種類としては

 

本文の内容に合致する選択肢を4つの中から選ぶもの

下線部の意味に近い英単語を4つの中から選ぶもの

文中の空欄に当てはまるものを4つの中から選ぶもの

本文のタイトルとして適切なものを4つの中から選ぶもの

和訳問題、各選択肢の正誤を判断する問題

下線部が指し示す1語の抜き出し問題

用法についての問題

 

などが挙げられます。

 

いずれもオーソドックスな問題であり、合格するにはそれなりに高得点を取る必要があります。

正しい文法知識を持つこと、そしてスピーディーに正確に長文を読む力を身に付けることが必要になってきます。

 

国語

次は国語について見ていきましょう。

出題形式

試験時間は60分で、2つの大問から構成されています。

国語はどの受験方式においても60点満点です。こちらも、各大問の配点は非公表になっています。

受験者平均点は37.252点です(2022年入試)。

第1問は現代文(評論文)、第2問は古漢融合文がそれぞれ出題されます。

 

現代文の対策

第1問では現代文(評論文)が出題されます。

 

問題の種類としては

 

・漢字、脱落している文を入れるのに相応しい場所を選ぶ問題

・空欄に当てはまる単語や文章を選ぶ問題、傍線部を詳しく説明したものを選ぶ問題

・傍線部を言い換えた部分を抜き出す問題

・空欄に当てはまる言葉を自分で考えたり抜き出したりする問題、本文の内容に合うものを選ぶ問題

・傍線部の理由を選んだり抜き出したりする問題

 

などが挙げられます。

漢字の設問を失点しないようにすること、そして受験生皆が正解できる問題は確実に取ることを心掛けましょう。

オーソドックスな出題形式ではありますが、稀に難易度がとても高い問題が出題されることがあります。

こういった場合、他の受験生も間違いなく解けないと思うので、本番出題されたときは、焦りすぎないようにしましょう。

過去問を解いている時にこのような問題に当たった場合にも、難しい問題を正解しようとするよりは、取れる問題を確実に正解するという心構えが重要です

 

 

古漢融合文の対策

第2問では古漢融合文が出題されます。

古漢融合文というと難しそうな印象を受けますが、漢文については毎年3問ほどしか出題されません。

たまに漢詩が出題されることもありますが、基本的に難易度は、標準的です。

古文は和歌が出題されますが、和歌の句切れの場所修辞技巧についても聞かれますので、しっかり対策しましょう。

その他の問題は、文章の内容理解、文法知識を問うものです。

正しい文法知識や語彙力を身に付け、正しく古文を読めるようになりましょう。

 

数学

次に数学について見ていきましょう。

出題形式

試験時間は90分で、3つの大問から構成されています。

60点満点であり、各設問ごとの大問は公表されていません。

 

数学の対策

早稲田大学商学部の数学は非常に難易度が高いです。それでも小問集合の問題であればまだ解きやすい問題が存在します。

 

受験者平均点もとても低いため(2022年は60点満点中12.020点で、低い年では9点程度の年もありました)

高得点を取ろうと頑張るよりは、確実に得点できる比較的易しめの問題を見極めて正解出来れば、周りより一歩リードすることが出来ます。(その見極めが難しそうではありますが、、、)

 

高得点を取るためには、国公立大学2次試験レベルまでの数学力が必要です。

 

早稲田大学商学部以外にも、東京大学や京都大学

一橋大学といった難易度がとても高い大学の数学の過去問に取り組んで力をつけるべきでしょう。

 

また、近年はガウス記号に関する問題が多く出題されているように感じます(2017年、2018年など)。

他の大学ではあまり見られない特殊な問題であるため、過去問でしっかり演習を積んでおきましょう。

 

世界史

次は世界史について見ていきましょう。

 

出題形式

試験時間は60分で、4つの大問から構成されています。

60点満点であり、各設問の配点は公表されていません。

受験者平均点は、35.569点です(2022年入試)。

 

第1~3問については、正誤判断問題、空欄補充、年代整序などの問題が選択肢を与えられて解く問題です。

第4問については記述式で答案に世界史用語を埋めていく問題と100文字程度の論述問題が出題されます。

 

世界史の対策

難易度としては、早稲田大学の中では解きやすい部類に入るのではないかと思います。

とてもオーソドックスな問題です。

 

いくら解きやすいとはいえ、教科書に載っている知識だけでは解くことの出来ない問題もそこそこあるように思われます。

そのため、さらに知識をつけていくためにも、世界史の資料集、東進の世界史一問一答集に取り組むことを強くオススメします。

 

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世界史用語を覚えていくことはとても重要ですが、これだとミクロな視点になりすぎてしまいます。

大問4の最後の論述問題や、大問1~3にある、時代順に並び替える問題を見据えると

歴史をマクロな視点から捉えていく必要もあります。

 

そのため、用語だけに集中するのではなく

教科書を読んで歴史の流れを理解したら、自分で何も見ずに説明できるようにする、といった工夫をすべきです。

 

また、早稲田大学商学部の世界史の特徴として、地図問題は出題されないことが挙げられます。

 

その代わり、都市名について問われることが多い印象なので(例えばハンザ同盟の商館が置かれた都市など)

出てきた都市名は多少細かい知識であってもしっかり覚える必要があります。

 

日本史

最後に日本史について見ていきましょう。

出題形式

試験時間は60分で、6つの大問から構成されています。

60点満点であり、各設問ごとの配点は公表されていません。

 

受験者平均点は32.775点です(2022年入試)

 

全ての大問において、正誤判断問題、空欄補充問題、用語の一問一答などの問題で基本的に選択肢が与えられている問題です。

そのうち大問2つほどは、史料が与えられ、その内容を読み解いていく必要があります。

 

日本史の対策

難易度は世界史と同様に早稲田大学の中ではかなり解きやすい部類に入るのではないでしょうか。

日本史も、教科書の知識だけでは、太刀打ちすることが難しいため、東進の一問一答や資料集に取り組むことが必須になってきます。

また、史料問題が出題されるため、史料を読むことに慣れておいた方が良いでしょう。

論述問題は30字程度の問題が1問出題されるだけなので、そこまで力を入れて対策する必要はないと思います。

 

↓「日本史B一問一答」

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また、早稲田商学部の日本史は、都市の名前(稲荷山古墳の所在地など)を問うものであったり

天皇の名前何かの数字(卑弥呼が治めた国の数など)について問うものが出題される印象です。

過去問演習をしている中で知らない語句や都市が出てきた時はその都度覚えていくことで、ものにしていきましょう。

 

最後に

早稲田大学商学部の入試分析いかがでしたでしょうか?

志望校としている皆さんの参考になれば幸いです!

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