こんにちは！函館の大学受験対策塾・予備校といえば、武田塾函館校講師の太田です。
受験生の皆さん、いよいよセンター試験が近づいて来ました。
受験生の皆さん、勉強の進み具合はいかがでしょうか？
これまで私はブログで、
・メンタルの保ち方
・高１、高２生に身に着けてほしい力
などをブログで発信してきました。
今回は、ちょっと趣向を変えて理系分野の話をさせてください。
「データサイエンス」聞いたことありますか？
最近、「データサイエンス」という分野が世界的に盛んです。
ニュースを見ると、「ＡＩ（人工知能）」、「機械学習」といった言葉を耳にすることが多くなりました。
最近ではあらゆる分野に人工知能の話が登場してきます。
様々な方法が用いられていますが、その中でも
「ニューラルネットワーク」
という手法がとても注目されています。
ニューラルネットワークはヒトの神経細胞（ニューロン）の仕組み
を参考に考えられたためそのような名前がついています。
例えば、以前増田先生が執筆されたブログがありました。
↑12月6日 武田塾函館校ブログ
増田先生は渋滞を解消する方法を考えられていますが、
この分野でもAIが活かそうと頑張っている人がたくさんいます。
例を上げるときりがありませんが、来年に迫った東京オリンピックでは会場周辺での混雑が予想されます。
この混雑を緩和するシステムにＡＩを活かせないか、
そんな研究も進んでいます。
私も医療とAIをかけ合わせた研究に興味があり、その道に進もうと思っております。
教育にも反映されてきている！！
データサイエンスが世界中で注目を集め、日本の教育も変わってきています。
2012年より高校1年生は数1でデータの分析という単元を必修で学ぶようになりました。
苦しんでいる人もいるのでは？
現在の高校生の皆さんは、平均値、分散、標準偏差、共分散、相関係数・・・
たくさん計算させられましたよね？(笑)
そして、２０１８年に文科省が公開した数学の新課程ですが、
今後は数Ｂに「統計的な推測」が入る見通しです。
内容としては正規分布を用いた区間推定および仮説検定の方法を扱うことになるでしょう。
ＡＩの発展が追い風となってか、高校の数学教育で統計が重要視される流れになっています。
大学でも
・滋賀大学「データサイエンス学部」新設
・神戸大学が「数理・データサイエンスセンター」新設
と、この分野の学習基盤が揃ってきました。
共通テスト試行問題でも出題！
来年以降実施される「共通テスト」でも、その分野の出題意向があるようです。
平成３０年に実施された試行テストでは、
・コンピュータプログラムを用いた問題
・分布や相関係数から考えさせる問題
が出題され、今後重視される分野となるのは確実です。
【出典】大学入試センターホームページより
神戸や滋賀に限らず、いま多くの大学がデータサイエンスに力を入れています。
データサイエンスは今後ますます重要になってくる分野で、非常に夢があります！
受験生の皆さん、入試本番まであと少し、後悔を残さぬよう全力で頑張りましょう！
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