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今回は「英語文法の基礎固め！！」についてお話ししていきます。
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英語文法の基礎固め！！
英語は大学受験の重要科目ですが、苦手としている人が多い科目でもあります。
特に英文法は 単に覚えるだけではなく、理解することがポイントです。
英語を理解するために、初心者にもオススメの参考書が、
『大岩の一番はじめの英文法（超基礎英文法編）』です。
これ解けますか？
いきなりですが 問題です。
問題：He made her ( ).
選択肢：①sad ②sadly
どうですか？ ひと目で解けましたか？
まずは 選択肢をチェックしましょう。
①sad（悲しいという意味の形容詞）と
②sadly（悲しんでという意味の動詞）ですね。
つまり 形容詞が入るのか副詞が入るのかという問題ですね。
つまり何文型かを見抜けばいいわけです。
動詞は『make』ですね。この動詞は全ての文型を取れます。
ただ、すぐ後ろの『her』は 目的語ですよね？
となると、3文型、4文型、5文型の3つに絞れます。
まず3文型とすると、『彼は彼女を作った』となり 意味不明です。
4文型なら『She mede me dinner.』のように最後に名詞が来るはずです。
となると、残るは5文型です。つまり ( )には補語が入ります。
よって 形容詞と副詞のどちらが補語になりますか？という事を問う
問題に帰結します。
形容詞ですね。 答えは①sadです。
もちろん「He made her ( ).」とくれば ①sadでしょう。
という解き方でもOKですよ。
慣れてくると 色々考えなくても自然と出てくるようになります。
準動詞を見抜け
ではまた問題です。
問題：『Protecting the right to freedom of expression
in these countries belonging to the former Eastern Bloc was not sasy.』
を訳してみましょう。
ポイントは主語がどこかということです。
主語を見つけるには 動詞を見つけるのが早道です。
進行形のような『～ing』も見えますが、はっきり動詞なのは、
文の最後にある『was』ですね。
つまり その前までの長い部分が全て主語です。
いきなり 進行形のような『～ing』がきてますね。
文の途中にも『～ing』が来ています。これは文法的には何にあたるでしょう？
文頭の『Protecting』は動名詞です。
つまり 動詞が名詞化したもので その性質は 名詞です。
これが長い主語の中の中核になっています。
従って 『守ることは簡単ではなかった』がこの文の意味の中核です。
では何を守るのでしょうか？
『Protecting』の後ろをチェックしましょう。
『the right to freedom of expression in these countries belonging
to the former Eastern Bloc』
英語は重要なことが 前にきます。
つまり『the right to freedom of expression』をまず読み解きましょう。
『the right 』は『右』ではありませんよ。『権利』です。
ということで『表現の自由の権利』という意味になります。
『in』以降の部分はそれを修飾しているだけです。
『かつて東側に属していた国々では』という意味ですね。
ここで『belonging』も動名詞なのでしょうか？
これは違います。
『these countries』を修飾する現在分詞なのです。
こうした見分けができるには 英文法の知識が必要です。
『大岩の一番はじめの英文法（超基礎英文法）』で、
しっかり基礎固めをしましょう。
ということで 全文を日本語らしく訳すと
『これら旧東側国家で表現の自由を守ることは容易ではなかった』となります。
いかがでしたか？
英文法を使いこなせないと 文の意味を正しく掴めません。
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