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今回は「完璧の基準はこれだ！！」についてお話ししていきます。
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完璧の基準はこれだ！！
武田塾では 参考書を用いた自学自習を軸として 勉強を進めていきます。
『一冊の参考書を完璧に』が合言葉です。
でも完璧の度合いは人によって違うかもしれません。
そこで今回は 武田塾が考える完璧の意味合いをお伝えします。
『完璧にする』の意味
皆さんは何をもって 参考書が完璧になったと考えていますか？
もしかしたら8割正解で完璧と考えていませんか？
8割正解では まったく完璧ではありません。
では 10割正解なら完璧でしょうか？
完璧に見えますが、そこがゴールではありません。
武田塾が考える完璧は『全問 解説できること』です。
これがなかなか 高いハードルですよ。
参考書に載っている解説を読んでも 解説できるとは言いませんね。
解説ができるとは、他人に教えることができる ということです。
自分が解ける問題であっても 他人に教えるのはなかなか難しいですよね。
暗記系はまだ 解説しやすいかもしれません。
例えば『renew：更新する』を解説してみてください。
『re』＋『new』で『re』が『再び』、『new』が『新しくする』だから
『再び新しくする』＝『更新する』と説明できますね。
もしくは 『リニューアル』って『更新』って意味だから、
その動詞形で『renew：更新』だと言ってもいいでしょう。
このように 解説に絶対の答えはありません。
複数の解説が成り立ちます。ただ共通して言えることは、
『自分が理解していること』を相手にわかりやすく伝える。
これが解説なのです。
従って『一冊の参考書を完璧にする』とは
一冊の参考書の中身を全部理解することが前提となります。
『理解する』の意味
では 難問ではありますが『理解する』とは何か考えてみましょう。
分かりやすく言えば
『理解する』とは『物事の本質を捉える』ということではないでしょうか？
先ほどの『renew:更新する』を『re』＋『new』に分解して解説した例では、
語源に着眼して『renew』の本質を捉えていました。
一方、『リニューアル』から解説した例では 既に日本語として定着している
関連語を持ち出すことで 『renew』の本質に迫ったと言えます。
このように 本質に迫る方法は人それぞれ、自分が得意な方法でOK！
とにかく わかりやすく又は覚えやすくすることができたらいいのです。
そういう意味では 894年の遣唐使の廃止を『白紙に戻す遣唐使』と
ゴロ合わせで覚えるのも 理解の一形態と考えられます。
ということは『頭に定着する工夫、覚えやすくする工夫』を
大きく捉えて 『理解する』と考えてもよさそうです。
実際のところ『白紙に戻す遣唐使』のおかげで、
いつまでも894年の遣唐使の廃止を覚え続けている人も多いですね。
完全に定着した知識は 一生頭に残ります。
皆さんの知的財産になるのです。
まとめ
今回は 武田塾がオススメする『1冊の参考書を完璧にする』勉強法の
意味を考えてみました。
完璧にするとは 他人に解説ができるということです。
解説ができるには 自分がまず理解できているという事が前提になります。
そして理解するとは 頭に定着できるように工夫するというように、
広い捉え方ができます。
勉強に工夫を凝らし、成果を上げていきましょう！
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