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今回は「過去問は遅くにも秋には解こう！」についてお話ししていきます。
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過去問は遅くにも秋には解こう！
過去問はいつ解くのが良いのでしょうか？
遅くとも 受験年度の秋には 一回解いてください。
できれば 志望大学を決めた時点で 出題傾向などは把握してほしいところです。
今回は 過去問を解く時期とその理由を解説します。
遅くとも秋には解く
過去問を解く時期を遅らせることは 得策ではありません。
遅くとも 秋には一度解きましょう。
これは『実力測定』と『出題傾向の分析』を目的としたものになります。
『実力測定』なら模試で継続的に確認出来ていると思うかもしれません。
しかし 模試は 特定の大学、学部を想定した問題となっていません。
自分が目指す大学、学部の問題を解く実力があるかどうかは 過去問を用いて確認するしかないのです。
従って 基礎固めができた 秋の段階で 過去問に一度チャレンジし、
自分の現在の学力レベルを確認するとともに 今後 本番までに対策すべきポイントを明確にしましょう。
できれば 志望大学、志望学部を決めた時点で確認する
大学入試では 志望大学、志望学部ごとに特有の出題傾向があります。
受験勉強を開始する時点で『出題傾向の分析』を目的に 一度チェックしてほしいですね。
もちろん この時点では過去問を解く基礎力も養成できていませんから
問題はほとんど解けないと思います。
また、解く必要もありません。
どのような形で出題されるのかを 知るのが目的です。
例えば 一部の大学では 自由英作文が出題されます。
これは 小論文の英語版のようなものです。
これには 英検で出題されるライティング問題に対する対策などが 役に立ちます。
一方で ほとんど全ての問題はがマークシート方式の大学もあります。
つまり 自分が目指す大学、学部によって これからの勉強で力を入れるべき対策が変わってくるわけです。
もちろん 求められる学力レベルも違います。受験勉強を開始する段階で
まずは『出題傾向の分析』することで 自分が目指すべきゴールレベルをより具体的に把握しましょう。
直前期にも過去問を解く
そして 直前期にも 過去問にチャレンジしましょう！
ここでの目的は 『時間配分戦略』の確認です。試験において 時間配分は非常に重要な要素です。
入試問題は それなりに高いレベルの出題となります。
それを 時間内に合格点以上を取れるかどうかを競うのが大学入試です。
確実に合格点を確保するには なかなか解けない難問には時間をかけず、
自分が解ける基礎問題、標準問題を確実に得点するという戦術が有効になります。
また、解き終えた後に見直しをすることでケアレスミスを防止することも 合格点を確保するのに欠かせません。
こうした 時間配分ができるかどうかが 合否を決めるといっても過言ではありません。
そして 直前期の過去問チャレンジでは この『時間配分戦略』を実行できるかどうかを、
確認することが重要な目的となります。
そして点数を稼ぐ部分、難問に対する見極め方など 試験の解き方を最終確認してください。
いかがでしたか？ 過去問を解く目的を明確にしたうえで チャレンジする必要があります。
遅くとも 秋には『実力測定』と『出題傾向の分析』を目的に一度チャレンジしましょう。
できれば 志望大学、志望学部が決めた時点で『出題傾向の分析』を目的とした確認を行ってください。
その上で 直前期に『時間配分戦略』の確認を目的として 総仕上げを行ってください。
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