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今回は「【勉強法】試験スランプはこう乗り切ろう！」についてお話ししていきます。
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【勉強法】試験スランプはこう乗り切ろう！
スポーツをやっている人なら分かると思いますが スポーツにはスランプがつきものですね。
できていたことが突然できなくなくなる。
勉強でも時々起きます。
今まで 点数がとれていたのに 急に正解できなくなる試験スランプ現象が一部の人に発生するのです。
今回はこの試験スランプについて見て行きます。
試験スランプが発生する科目はなに？
この試験スランプは どの科目にもみられるという現象ではありません。
例えば 暗記系の社会では起こりにくいでしょう。
それはなぜでしょうか？ 答えは明確です。点数が上下したとき その原因が明らかだからです。
暗記系科目では 暗記の量と質がそのまま試験の点数に反映されます。
従って 中間テストでは90点だったのに 期末テストでは50点だったとき、
期末試験の試験範囲について単純に勉強が足りなかった。暗記の質と量に問題があった、と
その原因が明らかなわけです。
このため スランプとは言えませんね。
逆に言えば 原因が良く分からないけど 点数が下がったというのが 試験スランプです。
では試験スランプが出やすい科目はなんでしょう？ それは 英語と国語です。
それも長文読解の分野が 試験スランプの頻出分野です。
これには明確な理由があります。長文読解で点数が取れている人でも
なぜ自分が点数をとれているのか 自覚できていない、ということです。
言い換えれば 長文読解を『なんとなく』解いている人が 非常に多いため
点数が上がったり、下がったりしたときに その理由が明確にならないのです。
長文読解は 問題が簡単な内は『なんとなく』でも正解が出せますが、
難しくなってくると 正解が見えなくなってきます。
試験スランプの脱出方法
試験スランプとは 長文読解を『なんとなく』解いているために起きる現象です。
従って根本的な原因は 長文読解問題の解き方を知らないことです。
長文読解を『なんとなく』解くとは 感覚で解くと言ってもいいでしょう。
確かに 問題が簡単な内は 感覚で正解する事も可能です。
でも、大学受験の構文読解は 甘くありません。
明確な根拠をもって正解を探すという 理論的な解き方をしないと 解けなくなってきます。
これが『試験スランプ』の正体です。
従って 感覚を駆使して なんとなく長文読解を解くという解答スタイルを辞めて、
理論的に根拠をもって解くという 解答スタイルへ移行することが 試験スランプの脱出方法となります。
正解には根拠がある
ここでとても大事なこと、それは『正解には根拠がある』ということです。
全ての試験において 共通する大原則です。
もし、正解に根拠がなかったらどうなるでしょう？それはもう試験ではありませんね。
博打と同じで 当たるか外れるか 運の世界です。
しかし、試験は違います。学力があれば正解は必ず分かります。
長文読解における学力とは 長文の中に隠された正解への根拠を見つけ、
正解となる選択肢を理論的に特定する力です。そしてこの力を養うには
問題演習を通じて 長文読解の解き方に習熟する必要があります。
長文読解の解答法はこう身につけよう
ここから 長文読解を理論的に解く力を身につけるための勉強法を考えてみます。
まず参考書としては 国語の長文読解の初歩のものや 中学生向けのものを使いましょう。
英語の長文問題も国語の長文問題と解き方は同じです。国語の長文読解が解ければ
解き方は身につきます。なので 日本語で書かれている国語を使います。
気を付けて欲しいのは 解説が充実しているものを選んでください。
例えば 『出口のシステム現代文ベーシック編』などは 易しい題材を扱っていますが、
解き方をパターンごとに詳しく解説されており、分かりやすいですね。
そして どの参考書を使う時場合でも 問題は解かないでください。
目的は 長文読解を理論的に解く力を身につける事です。
具体的には 『設問』と『長文』と『解説』と『解答』を見比べます。
すると 長文読解を解く手順が見えてきます。
例えば 『設問』には『下線①とはどういう意味か？』と問われます。
当然 長文の中に下線①があります。
解答はその近くにある言葉から持ってこられているはずです。
そして なぜそれが『解答』になるのか その理由が『説明』されています。
『下線①』から『解答』のヒントになる『根拠』をどのようにすれば 『長文』から探せるのかを
『解説』されています。
もちろん試験では 『設問』と『長文』のみが出され、『解説』と『解答』は出てきません。
つまり 長文読解の『設問』に対し、独力で『長文』に隠された『根拠』を見つけ、
『解答』に導けるようになる必要があります。
その為には まず解答手順を知り、その上で 自分でその解答手順を用いて
『解答』を探し出せるようになるまで 参考書の問題練習を繰り返しましょう。
この構造は 英語長文でも同じです。
国語の読解問題が解けるようになれば 同じ要領で英語長文も解けるようになりますよ。
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