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参考書は同じ著者でそろえるべき? バラバラになっても大丈夫?

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

昨今は大学受験向けの参考書が本当に豊富になっています。

同じ科目で数十冊から数百冊にわたり、すべてに取り組むなど到底不可能です。

そこで、自分に合った参考書を選んで使用することになるのですが、この時、一つの疑問が生まれます。

同じ著者の参考書でそろえたほうがいいのかどうか? です。

今回はここに触れてみましょう。

基本は目的に合うものを選ぶべき

武田塾のルートを見たことがある人は分かると思いますが、科目によっては必ずしも著者が同じでない場合もあり得ます。

基本的な考え方はそれぞれの役割に求めることで使い分けるということです。

何を求めるかで選択は変わる

同じ著者の方が講義系と問題集系の両方を出版されているとき、まずは両方をそろえることを第1候補に考えて内容を確認してみるとよいでしょう。

その上で自分の考えるものと違うと思う時には、別の種類で取り組むことも問題はないと思います。

講義系としていい、問題集系としていいというのは人によって使いやすさも変わってきますし、参考書自体でのターゲット層も異なっています

自分が求めているものがあっていて、使いやすいと感じた時にはそろえるといいと思いますが、必須ではありません。

講義系と問題集系につながりがあるものも

最近の参考書では、同じ著者の方が講義系と問題集系につながりを持たせて出される場合もあります。

特徴として、問題集の問題番号近く等に「講義系の○○ページ」というような参照箇所が明記されていたり、流れの構成が同じになっていたりします。

このような場合であればどこを見れば参考に出来るかが見つけやすいため、使いやすくなるのではないでしょうか。

具体的なものはこの後紹介します。

思考が固まってしまったら視点を変えてみることも

同じ著者の方の参考書を複数冊攻めた時には、継続性をもって勉強できたり、同じ情報を繰り返して確認できる、という利点が生まれます。

一方で1冊で重要情報を学ぶことが出来るので、別の視点から補う方が勉強になることもあります。

どちらも利点はありますので、強くこだわりすぎないようにして、力をつけるための方法を取りましょう。

ルート参考書の組み合わせの実際

同著者の場合とそうではない場合の両方をいくつか紹介してみます。

数学

講義系としてマセマ出版の馬場先生による「初めから始める」シリーズを使っています。

また、数Ⅲでは「合格」シリーズも使っていますが、こちらは1A・2Bでは使用していません。

「初めから解ける問題集」シリーズも同じくマセマ出版から出ていますが、問題集は「基礎問精講」シリーズを使っていますので、数学ではいくつかを組み合わせている形です。

同じシリーズで全てを終えてしまうのは『Focus Gold』がありますが、これは長期間かけて取り組むのが前提ですので、少し様子が異なります。

英語

著者でいうと、関先生・安河内先生・肘井先生がメインとなっています。

まずは関先生「英語長文 PORALIS」シリーズ

安河内先生「長文 ハイパートレーニング」シリーズ

肘井先生の「英分法」「解釈」、そして最近、「英語長文 Solution」シリーズも追加されました。

上記のシリーズは全てのレベルが各ルートにあります。

つながり、も意識できますし、長文系はシリーズでそろえるのは一つの方法でしょう。

なお、上記の先生方はそれぞれ「単語」「文法」「構文」「長文」「リスニング」など、様々な参考書を書かれています。

使い方によっては完全にお一人の参考書だけでも様々な対策が出来てしまいます。

そこは一度手に取って自分に合うかどうかを確認してみてください。

物理

ここから「講義系+問題集系」の合体が出てきます。

問題集系だけをそろえる場合も合わせ、3パターン紹介します。

① 浜島先生

「物理のエッセンス」「良問の風」「名門の森」

上記3シリーズを取り組むルートです。

この場合、講義系のみ漆原先生のものを利用します。

② 漆原先生

講義系 「面白いほどわかる本」

問題集 「明快解法講座」「最強の99題」

この3冊を使うと漆原先生の参考書のみで対策可能です。

③ 青山先生

講義系 「秘伝の物理講義」

問題集 「秘伝の物理問題集」「秘伝の物理問題集 High」

こちらは「秘伝の物理」系のみで対策します。

この参考書の組み合わせが先に述べた「講義系+問題集」がリンクしている形です。

問題集と講義系の単元名が同じになっているところを見ると原理を復習できます。

これは両方セットで取り組んだ方がやりやすい作りになっています。

生物

大森先生。

「最強講義117講」「最強問題集159問」の2冊です。

これは問題集の方に講義の第何講の部分に関わる問題かが書いてあり、セットで使うことで使いやすくなっている形です。

これも2冊セットで取り組むのが効果的かもしれません。

おわりに

講義系と問題集は必ずしもセットにする必要はありません。

ですが、セットで使いやすいような工夫をしてくださっているものもありますので、そういうものは是非有効活用していきましょう。

こちらの動画もご参考に
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