青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
久しぶりに科目別の勉強法を。
漢文の攻略法についてご紹介します。
漢文対策はどこから始めるか
そろそろ始めたいけど、何から始めればいいかわからない、というのが漢文の特徴ではないでしょうか。
古文の勉強で基本の文法事項を押さえてあるとさらに効率が良くなります。
以下の3つに注意して勉強を進めていきましょう。
① 句法を覚えよう
古文や英語で文法にあたるのが句法です。
まずはこれを押さえておかない限り、漢文を読めるようにはなりません。
使う参考書は『早覚え速答法』をお勧めします。(最後に参考書紹介します)
この参考書には「いがよみ」という特徴があります。
漢文では漢字を中心に読んでいくのですが、漢字以外の書いていない部分を補って読むことになります。
この漢字以外の読み方のことを「いがよみ」と省略しているのですね。
主となる10パターンの句法を理解し、順番・意味・訳し方までを押さえましょう。
② 漢字を覚えよう
漢文は昔の中国語を日本語に直して読んでいきます。
ですから、句法と同じように漢字そのものを知らないと、読み進めることが困難になります。
センター試験では漢字に横線が引いてあり、その意味を答えるという問題が出題されていました。
これは共通テストでも継続して出題される可能性があります。
状況から考えて推測可の場合ももちろんありますが、知っていれば一発で解けてしまう部分です。
漢字がまとめてあるものは学校でもなかなか配られないのではないでしょうか。
そこで、この漢字に関しても『早覚え速答法』を利用しましょう。
コレだけ漢字91として、91個の重要漢字が上げられています。
再読文字や違う字で同じ読み方をする文字など狙われやすい文字がまとめられています。
③ 音読して語句の順番をつかもう
センター試験では、読み方の順序を問う問題も出題されていました。
レ点や一・二点のルールを知ることはもちろん大切ですが、音読をすることでリズムを身体でも覚えてしまう良いのではないでしょうか。
また、中国語は英語と同じ語順です。
一部英語と違う部分もありますが、基本的には
主語ー動詞ー目的語ー補語
のような感じで並べられます。
この知識を持っておくことで、順番を理解し正しく読む手助けにもなると思います。
これには『ステップアップノート10』を利用することができます。
使用する参考書紹介
2冊をご紹介します。
漢文早覚え速答法
まずこの一冊を仕上げることが点数を取れるようになる第一歩といっても過言ではありません。
漢文というとどうしても「漢字」に目が行きがちですが、この本では「漢字以外の読み」に焦点を当てています。
10の句法の漢字以外の読みに注意しながら「ルールと意味」を習得できる構成です。
後半では重要漢字を91個学習するパートもあり、一冊で漢文の基礎を学ぶことが出来ます。
別冊は共通テストと私大・記述対策となっており、こちらまで完璧にできると後は過去問等にあたることで対策可能になるでしょう。
漢文学習の1冊目として是非お手元にご用意ください。
ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習
最初は本当の基礎から始まります。
返り点に従って読む練習もありますので、そこから怪しいという場合にはこちらから取り組むとよいです。
上で紹介した音読ですが、短文のみならず、文章にも挑戦できると思います。
あまり長すぎない文章ですので、音読自体にも時間は取られません。
句法知識の整理、問題演習など、広く使える参考書です。
おわりに
漢文は大学によっては除かれることも出てきているくらいですので、対策が後手に回ることが多い科目の一つかもしれません。
ただし、覚えることはそこまで多くないため、短期間でもできるようになる可能性があります。
共通テスト満点まで狙えるように高めていきましょう。
こちらの動画もご参考に
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