青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
共通テストだけに使用する科目を出来るだけ最短で対策したい。
これは多くの受験生の本音ではないでしょうか。
そこで今回は、共通テスト利用のみの科目の短期攻略法をご紹介していきます。
共通テスト最短攻略への考え方
短期間で対策しようとすると、もちろんリスクは生じます。
ですが、2次試験でも利用する主要科目に思ったより時間が取られているなどの場合には参考にしてみてください。
前提として・・・センター試験より難化する可能性が高い
出題傾向がある程度わかって入ればリスクは抑えられるのですが、こと共通テストに関しては令和3年度が初の実施。
「過去問」と呼べるものが存在しないため、ここ何年かの傾向、というものもつかめません。
頼りになるのは2回行われた試行問題(プレテスト)。
中々予想も難しく、問題は予想を上回る難化を見せる可能性さえあります。
平均点をセンター試験より低く設定するということですので、そもそもセンター試験よりは難化すると思われます。
短期間でのリスクはセンター試験より大きくなる可能性は押さえておきましょう。
誰もが初めて本番の問題を解くことに
とはいえ、令和3年度入試に限って言えば、本番の問題を全受験生が初めて見ることになります。
つまり、条件は一緒。
本番で問題用紙を開いた時に「えっ」と思った問題は、他の人もそう感じている可能性があります。
そういう意味ではすべての人が初めての試験に向かうという心配を抱えていることになります。
過度に恐れ過ぎず、自分にできる対応策を練って試験に挑む準備をしましょう。
短期攻略には逆算して挑もう
1番の対策になるのは過去問なのですが、先にも述べた通り、過去問は存在しません。
では、何を中心に勉強すればよいのでしょうか。
いきなり本番形式で対策する場合
本番の形式にいきなり挑戦するのであれば、次の2つを利用しましょう。
① 試行問題(プレテスト)
② 予想問題
②に関してはいくつか出版されていますが、お勧めは
・Z会 共通テスト実戦模試
です。
ただし、科目によって発売されていないものもありますので、その時には
・教学社 共通テスト問題研究
などもいいでしょう。
どちらも特徴は、試行問題+オリジナル問題の構成ということです。
共通テスト問題研究は、昨年までのセンター赤本(過去問)ですので、センター試験の問題も収録されているという違いもあります。
これらを使って実践的な対策をすることが最速で対策する方法の一つになります。
この仲間には他に
・河合 マーク式総合問題集
・駿台 実戦模試演習
など、センター試験時からのものを踏襲しているシリーズもあります。
足りない場合にはセンター試験の過去問をプラスすることもできますが、十分な量に触れることが可能です。
いきなりの本番形式に入るのが難しい場合
いきなり本番形式に挑戦しても歯が立たたないな、と思ってしまうこともあると思います。
そんな時は、
共通テストレベルで留まっている講義系の参考書と、共通テストの問題形式に近いまたは基礎知識が確認できる暗記系の教材に取り組むことから始めましょう。
具体的には
・点数が面白いほど取れる本 シリーズ
・きめる共通テスト シリーズ
です。
理科基礎では
・初めからていねいにシリーズ
でもよいでしょう。
参考書の進め方
講義系 ⇒ 実戦模試系の問題集
と進めることになりますが、それでもまだ辛いという時には、
・短期攻略
を挟むことも可能です。
ただし、まだ出そろっていない科目もあるので注意して下さい。
その場合、
・Z会 ハイスコア 共通テスト攻略 シリーズ
・旺文社 共通テスト実戦対策問題集 シリーズ
・KADOKAWA 大学入試 共通テスト 予想問題集 シリーズ
などでも代替可能でしょう。
科目別にどこまで出来るようになるか
共通テストのみで使う科目としていますが、短期攻略(実戦中心)が可能なのは特に公民・理科基礎です。
日本史/世界史/地理では上記の方法だけだと、6割程度を取れるくらいでしょうか。
現代文では全然読めないということがなければ、演習だけでも対応可能でしょう。
逆に積み重ねが必要なタイプの科目は難しい面があります。
英語は基礎知識がなくては読めませんし、古文・漢文も単語、文法、句法といったところの知識が全くないといきなり問題演習をしても太刀打ちできません。
数学に関しては最低限の公式を覚えていないと、何もできずに終わってしまうことも考えられます。
この3科目は比較的2次試験でも使われることが多いですが、じっくり対応すべき科目と考えてください。
短期で切り抜けるならまずはやってみること
短期間で通り抜けるために最初にするべきことは、問題を解いてみることです。
それまでに基礎を勉強できていた人であればある程度対応できてしまうかもしれません。
1回分を解いてみて、演習からのみでは対策がきついと思った時には講義系から入りましょう。
そこから実戦問題系に戻るとよいです。
最初にどれくらい対応できるかはもちろん人によって違うでしょう。
最初で6~7割取れるのであれば部分的に埋める作業をするだけ。
大きくカットできる部分もあるかもしれません。
1日1.5h~2h取ることができれば2か月かからず終えることも可能です。
遅くても3ヶ月で対応可能でしょう。
まずは本番形式にあたってください。
そこがスタートとなります。
おわりに
国公立大学受験では共通テストは避けては通れません。
最初の年特有の緊張感もあります。
ですが、共通テストにしか使わない科目は出来るだけ早く仕上げたいというのも確かです。
最短攻略への道はまず解いてみて、演習中心で仕上げること。
実践してみてください。
こちらの動画もご参考に
↓↓↓↓↓
まずは無料受験相談においでください。
武田塾では無料受験相談会を随時行っております。
科目ごとの勉強について悩んでいること
受験について気になること
参考書の使い方
など気になっていることはどんな小さなことでもお尋ねください。
無料受験相談へのお問い合わせは下のフォームからどうぞ。
お電話・ライン公式からでも受け付けいたします。
ライン公式はこちら
武田塾八戸校
〒031-0042
青森県八戸市十三日町1番地
ヴィアノヴァビル201
☎0178-38-8466