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「はじめに」はしっかり読んでいますか? 参考書を正しく使うために

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

参考書を使った勉強にも慣れてきたころでしょうか。

新しい参考書に取り組む際、「はじめに」の部分には目を通しているでしょうか。

いきなり講義や問題部分に入ることも多いかもしれませんが、この部分には参考書の使い方や、勉強方法などの重要な情報が隠れています。

今回はこの「はじめに」の重要性について考えてみましょう。

「はじめに」で参考書の使い方を確認!

参考書に限らず出版される書籍には「はじめに」や「おわりに」が設けられていることが多いです。

ここを読み飛ばしてはもったいない。

正しく参考書学習を進めるためのヒントが隠れていることが多いです。

なお、「はじめに」に加え、「本書の特徴」や「本書の使い方」なども含めてと考えてください。

著者の考え方をつかめる

本を書く時、あるいは参考書を執筆する時、そこには著者の狙いが必ずあります。

何も狙いがなく本を書くのは珍しいですよね。

そして、実は「はじめに」の部分にその狙い、参考書のコンセプトが書かれていることが多いです。

もちろん、「はじめに」を読み飛ばし、いきなり本編に取り組んでも力を伸ばすことは不可能ではありませんが、自分の思い込みで使ってしまうと後で痛い目に遭ってしまうということがないとも限りません。

「はじめに」に目を通すことで、まずは著者からのメッセージを受け取りましょう。

自己流の使い方で効果減になることも

参考書には効率よく使う方法が存在します。

「こういう部分を高めるために書いた」という目的に沿って書かれていますので、それに従うのが一番の方法でしょう。

とはいえ、中には自分なりの使い方でうまくいった、という人もいるでしょう。

しかし、皆が自分なりの方法でうまくいくとは限りません。

一歩間違うと、想定されていたよりも低い効果しか得られなくなってしまいます。

貴重な時間を使って取り組む以上、取り組んだ分の効果を得られるようにするためにもまずは取り組み方のヒントをつかみましょう。

実際にどのようなことが書かれているか

ランダムで何冊かの参考書を用意してみました。

実際にどんなことが書かれているのかいくつか紹介してみましょう。

肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本

「はじめに」

どうやったら英文を読めるようになるか? ⇒ 大きく分けて5つのことがわかれば読めるようになる

「本編に入る前に」

句と節/文の要素/品詞/カッコ について

この参考書では、本編を読む際に必要な知識を「本編に入る前に」としてまとめています。

本編にはSVOCが普通に使われますので、この部分の理解がないままに本編に取り組むと理解が難しくなります。

関正生の英語長文 POLARIS

「はじめに」

長文が読めない原因とその対策方法、英文の選び方などが説明されています。

「本書の特徴」「本書の使い方」

4つのステップに分け、どういう順番で進めればいいかが丁寧に記されています。

本番想定時間の設定についてや各パートどういう目的で書かれたかが読み取れる内容です。

ゼロから覚醒 はじめよう現代文

「はじめに」

著者の自己紹介に絡めながら、どうして執筆したかの理由が読み取れます。

「言語は世界を変える」というキーワードで勉強への意欲もわいてくるでしょう。

本編が講義形式のため、細かい使い方は本文内に細かく記されています。

ですが、著者自身が現代文が苦手だったことや、自信がルールをわかった後で偏差値を伸ばすことができた、などの実体験に触れることで、この参考書をしっかりやり切りたい、という気持ちを高めることが可能です。

参考書選びの一つの指針に

「はじめに」は参考書を選ぶ際の一つの基準にもすることができます。

参考書を選ぶ際には、実際に使った先輩から話を聞いたり、最近であれば商品レビューをチェックすることもあるでしょう。

この商品レビューは少し曲者です。

私自身、何度かレビュー買いを失敗しています。

実際に書店に行くことができるのであれば、「はじめに」をしっかり読み、中身をパラ見する方が失敗は少なくなります。

また、そのような選び方をする際には「おわりに」があればそちらも読んでおくとよいでしょう。

著者によってはそこに重要な言葉を残してくれる方もいます。

その言葉を是非受け取りましょう。

おわりに

ネットで書籍を購入することが当たり前となり、現物よりも商品レビューによって判断するということが多くなった人もいるかもしれません。

しかし、参考書に関してはレビュー内で間違った使い方が平気で書かれていることもあります。

実物を手にすることができるのであれば是非「はじめに」を判断材料の一つに入れてみましょう。

そして、実際に使う時にもより正しい使い方で成績向上を目指しましょう。

こちらの動画もご参考に
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