青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
先日のブログでは「間違った使い方をしてしまいがちな参考書 -文系編-」をお届けしましたが、今回は「理系編」です。
理系編ではそもそもの勉強の肝ともいえる部分が間違いやすい参考書となっていますので、注意して使用しましょう。
間違った使い方をしやすい参考書 トップ3
理系では、この1冊というよりも「この系統」というまとめ方で3シリーズ紹介します。
この参考書はこういう目的、というヒントになる部分も含めてお伝えできればと思いますので、参考にしてみてください。
では、始めましょう。
第3位 講義系参考書
問題集系の参考書のお供として一緒に使うことになる参考書たちです。
例えば
「数学 初めから始める数学 シリーズ」
「物理 秘伝の物理講義」
「化学 宇宙一わかりやすい化学」
などがこの仲間になります。
問題に多数挑戦するというよりも、詳しい説明がそのほとんどを占めているといえるでしょうか。
中には、講義調や会話調になっていて読み易さを意識されたものも多くなってきています。
さて、これら講義系参考書の使い方の注意ですが、
「そもそも読んでいない人が多い」
というところにあります。
講義系参考書は自学自習をする上で切っても切れない関係となる参考書類です。
特に、証明問題・実験考察などでは、講義系や資料集のようなものを目にする機会が多くなり、その中で細かく記載されていることがあります。
これらを読めば書いてあることを、読まずに質問ですべて解決しようとすると、自学自習の効率が悪くなりますね。
「授業の代わりとして使うもの」「辞書的に使うもの」
をしっかり区別し、自学自習を進める上でのお供として使いこなせるようにしましょう。
使い方がわからない時には、正しい使い方を聞くか、武田塾チャンネルでも確認してみて下さい。
第2位 数学 基礎問題精講 IA/ⅡB
これは「インプット型問題集」の仲間全般ととらえてください。
使い方の悪い例として
・やってこない(そもそも使い方以前の問題ですね)
・答えの数字等を丸暗記する
・解答の記述が中途半端になる
例 角ABCが角BCAになっている、途中の行が1行抜けている など
が挙げられます。
式の意味を考えずに式だけを暗記する方法ではインプット型問題集の効果が薄くなります。
解答を記述で完璧に書けることはもちろん大切ですが、その一行に隠れた理論まで合わせて理解しないことには、その後に取り組む初見の問題に対応できる力とはなりませんね。
解き直しの際にヒントとなる「ポイント」を全く見ることなく、自分の力で解答に取り掛かれる力を付けられるように取り組むことがこの「インプット型問題集」を使う際のポイントとなります。
第1位 国公立標準問題集 Can Pass
先程とは逆の「アウトプット型問題集」の類と考えてください。
アウトプット系はわからないと思った瞬間にすぐ答えを見るのではなく、試行錯誤するためにあります。
自分の考えた道筋が失敗に終わることもありますが、アウトプット系参考書を解く際にはそのような失敗や試行錯誤を繰り返す場としてほしいです。
解答・解説を見るときにはもちろん解き方の勉強はしてほしいですが、その前の取り組み方が重要になると考えてみましょう。
全ての参考書で答えをすぐ見るやり方をしてしまうと、それだけ参考書の数を増やす必要が出てきてしまい、結果として大量の参考書をこなさなくてはいけなくなってしまいます。
さらに、コツをつかんで早く終わるようになった、と思っている皆さん、そのコツが手を抜くことになっていませんか?
質の高い勉強をしようと思うと、アウトプット系問題集はそこまで早くは終えられないと思います。
インプット型問題集で培った力を、初見問題で実践する場として利用することを意識しましょう。
使い方が良くなかった時には今日からやり方を変えよう!
いかがでしたか?
正しい使い方、勉強方法はできていたでしょうか。
もし自分がすでに使っている参考書の中で、使い方が怪しいなと思うものがあったら、今日からでも使い方をあらためましょう。
力を付けるためには思い立ったら即行動、が大切になりますよ。
おわりに
今回は理系3冊の紹介でした。
文型同様、せっかくいい武器を持っていても使い方がわからなくては戦いには勝てません。
もっている武器の力を十二分に発揮させてください。
こちらの動画もご参考に
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