青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
夏の三者面談が進んでいる高校も多いようですね。
となると、否が応でも志望校を意識する時がやってきます。
その際、私立を第1志望に、国公立を第2志望にしたいという人はいませんか。
今回はこの点について触れてみます。
第1志望・私立大学 第2志望・国公立大学は可能なの?
結論から言うと、無理ではないけど・・・
という感じです。
歯切れが悪い理由も含め、細かく見ていきましょう。
一番の違いは科目数
私立大学と共通テストを利用する国公立大学での一番大きな違いは受験に必要とする科目数です。
私立大学では多くの大学が2科目から3科目での受験となります。
少し多くなって4科目、一部医学部などでは5科目というところもありますが、多数派ではありません。
つまり、第1志望としている大学よりも、第2志望の大学の方が受験科目数が増えるというのがひとつネックになる点です。
しかも、どちらかというと共通テストに比べ、私立一般選抜に対する勉強の方が、深さを必要とするため、どこに重点を置くかがぶれてしまうという怖さがあるのです。
それではあきらめたほうがいいのか
とはいえ、完全にあきらめる必要はありません。
実は、国公立大学の中にも、3科目で受験できる大学があるのです。
2次個別試験のみでなく、共通テストも3科目以内で大丈夫という国公立大学が存在しています。
もちろん、大学や学科は縛られます。
ですが、同じ3科目であれば多科目に比べれば対策はしやすいでしょう。
この3科目で受けられる国公立大学ですが、今年はまだ要項が発表されていない大学もあるため、昨年までの情報でいくつかピックアップしてみます。
・北海道教育大学 教育 / 芸術【芸術文化、音楽文化】
・釧路公立大学 経済
・秋田公立美術大学 美術 / 美術
・長岡造形大学 造形 /(選択A)
・前橋工科大学 工 / 総合デザイン工
・高崎経済大学 地域政策
・首都大学東京 法 / 法
・埼玉大学 経済(国際プログラム枠)
・富山大学 芸術文化(a)
・滋賀大学 経済(A方式)
・京都府立大学 文 / 日本・中国文、欧米言語文化、歴史
・尾道市立大学 芸術文化 / 美術、日本文
あくまでも一部です。
全体を見通すと、経済系や芸術系に多いようですね。
もしも、これらの大学・学部が自分の志望と一致するようであれば、私立大学との併願もしやすくなるでしょう。
少ない科目で受験可能な国公立大学は他にもありますので、その点については別の機会にご紹介しましょう。
科目が少ない=合格しやすい ではない
科目が少ないほうが楽、という考えは決して持たないようにしましょう。
科目が減るということは、より深い知識を求められることも多いです。
私立大学では3科目受験よりも2科目受験の方が、合格点の1科目平均は高くなっています。
科目が少なくなればなるほど、1科目への負担は大きくなると考えても大袈裟ではないかもしれませんね。
科目が減るほど、選択する科目の重要度は高い
ということで、第1志望私立大学、第2志望国公立大学は必ずしも無理ということはないようです。
第2志望の大学のために勉強しなければいけない科目を増やすのは考えなければならないと思いますが、戦略の立て方によっては可能です。
そして、科目が減るということは、科目の選び方がより重要ということになります。
3科目であれば、英語は必須のところが多いですので、あと2科目をどうするか、が戦略となります。
今の時点で得意と言える科目を選ぶことが多いと思いますが、本番までに一番伸ばせそうな科目は何か、という点も見逃さないようにしましょう。
今点が取れている、でもこの先なかなか伸びがない、ではせっかく選んだ科目をうまく使いこなすことにはなりません。
社会や理科科目では、実際に全科目を見てみて、これなら頑張れそう、という科目を選択することも一つの手段です。
少ない科目で勝負する以上、その選択には慎重になりましょう。
おわりに
入試直前期になって必要科目が変わる、というのは良くないというのは分かると思います。
そうならないためにも、志望校にある手戸目途を付け、それに向けて勉強していかなければなりません。
大は小を兼ねる、とは言いますが、7科目勉強していたのに3科目しか使わない、というのは時間的にも精神的にもダメージを受けることになります。
ギリギリまで悩む必要がある時には仕様がない場合もありますが、出来るだけ早めに勉強に専念できる環境が整うといいですね。
こちらの動画もご参考に
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