青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル２Fの武田塾八戸校です。
いつもとは違う様子を見せている2020年。
影響は様々なところに及んでいるようです。
受験界も例外ではなく、今年は特に情報に目を配っておく必要がありそうです。
今回はこの情報の大切さについて進めていきましょう。
重要な情報は必ずチェックしましょう！
受験に大切な情報とはどんなものがあるでしょうか。
特に大切な二つを挙げると、
・試験問題情報
・入試要項情報
になります。
受験全体に関する情報にアンテナを張ろう
入試要項に関する情報には、
・試験日程
・試験科目
・受験会場
・出願時期
などが挙げられます。
出願に関してはまだ先ですので、今の時期は早すぎると感じる人もいるかもしれませんが、情報力が大切なひとつ重要な例を挙げましょう。
横浜国立大学です。
今日は8月3日。
最初にニュースになった7月31日からあえて2日間開けたため、確認できている人が多いと思いますが、コロナの影響を加味し、教育学部を除いて、2次個別試験がなくなるようです。
共通テストの点数と、自己推薦書に基づいて合否が判定される形に変わります。
https://www.ynu.ac.jp/exam/faculty/release/pdf/senbatsu_henkou.pdf
↑外部リンク（横浜国立大学 選抜方法変更について）
情報は手に入れただけで満足してはいけません。
その情報により戦略を変える必要がある時に正しく対応することが目的です。
この情報を知るのが遅くなったらどうでしょう。
2次試験必要科目対策にばかり力を入れ、共通テストで必要な点を取れなくなってしまったら、今年は合格が遠のくことになります。
これが情報の大切さです。
現在、コロナの感染拡大が顕著になってきています。
これが秋冬まで続いた場合、横浜国立大学と同じような対応を取る大学が出てこないとも限りません。
国立大学の要項発表は10月までありますが、特に受験しようと思っている大学の情報はしっかりと確認しておきましょう。
とはいえ、情報には踊らされないように！
ネット上には様々な情報が飛び交います。
先の横国の件に関しても、この発表があったから志望校を変えたい、という話さえ聞こえてきているほどです。
また、大学の対応に賛否両論の意見が出てくることもあるでしょう。
ですが、みなさんがすることは、発表された情報を解説することではありません。
賛成しようが反対しようが、受験生がその決定を覆すことが出来る可能背はほぼ０に近いでしょう。
となれば、賛否を論ずるのではなく、情報を正確に読み取り、それに向かってできることをするのが正解です。
確かに今年の受験生は例年とはあまりにも状況が違いすぎるという辛い面はあるかもしれません。
ただし、それは2021年度入試受験をする全員が同じように与えられている条件です。
不満や疑問が湧いてくることもあろうかと思いますが、そこから生まれるものは何もありません。
目標があるのであれば、そこに向かって動き出しましょう。
過去問のチェックは終わりましたか？
もう一つ手に入れておくべき情報は、試験問題情報です。
試験問題情報は過去問中心に
試験問題情報を知る一番早い方法は、各大学・学部の過去問です。
すでに私大を中心に赤本が発売されています。
また、インターネットで手に入れる方法もありますね。
これらを確認し、問題の形式と、今の時点で自分がどれくらい対応できているかを確認しましょう。
過去問を見ることでわかること
いくつか具体例を紹介しましょう。
例１ 大阪大学 英語
英作文の割合が大きい。
自由英作文・和文英訳の両方が出される。
長文は日本語説明問題の出題多数。
例２ 関西大学 日本史
語群からの選択問題。
つまり、漢字は書けなくても大丈夫。
漢字を書けない状態でも用語を多数覚えたほうが点につながる。
等といった感じです。
本番に役立つ勉強を
基礎力を付けることが出来たら、後は本番で点を取れるような勉強に進めていかなくてはなりません。
共通テストで何割くらいとればいいのか。
英作が重要であれば、今から1日1題ずつでも取り組もう。
慶應の世界史は近現代のみなので、近現代を先に完璧にしよう。
などなど、戦略を建てましょう。
どんな内容でも勉強することは何かしらの役に立つでしょうが、それでもやはりより効率の良い、点数につながる勉強を選択してください。
おわりに
どんな場合においても、有益な情報は非常に大切です。
正しく情報を入手し、正しく利用しましょう。
情報ばかり集める情報過多にならないようには気を付けましょう。
こちらの動画もご参考に
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