青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
「今からやって間に合いますか?」
この質問はどこの校舎でも受ける質問の一つのようです。
この「間に合うかどうか」という言葉、実は答えを出すためにはいささかあいまいです。
今回はこのあいまいさをなくすことを考えてみましょう。
「間に合う」とはどういうことか?
「今からで間に合いますか?」という質問には、
「入試までに合格できるくらいまで成績を伸ばせるか」
「参考書は最後まで進められるか」
という意味合いなどが含まれるでしょう。
まずは、受験における「間に合う」の根本的な目標を見直してみましょう。
受験における「間に合う」とは
言うまでもなく、
「入試本番において合格点がとれること」
でしかありません。
模試でA判定が取れなかったとしても、参考書ルートが全て終わらなかったとしても、最終的に「合格」の2文字を手に入れることが出来れば、それは「間に合った」ということが出来るのではないでしょうか。
そこで大切なのは、現状を把握し、何が足りないのかを見極めることになります。
漠然とした「不安」というワードは危険
「間に合うかな?」「受かるかな?」
こういった漠然とした不安をいつまで抱えていても、それは答えを導き出すプラス材料にはなりません。
漠然としていればしているほど、何をしていいかわからず、時間だけがどんどん過ぎてしまいます。
精神面にブレーキがかかり、本気で勉強に取り組むということも難しくなるでしょう。
むしろ、よりはっきりとした課題点を見つけたほうが行動に結びつきやすくなります。
時間がどんどんなくなる中、行動を起こした人のみがゴールに向かうことが可能になるのです。
現状を知るためには
それでは、現状を知るために何をすればよいでしょうか。
それには、過去問を解いてみることをおススメします。
志望校が決まっている時にはその志望校の過去問を解いてみるとよいでしょう。
まだ志望校が決まっていない場合には、頭の中にいくつか浮かんでいる大学の問題でも大丈夫です。
また、志望校より少し易しめと言われる大学の過去問を解いて、合格点に届いているかを見るのもいい方法です。
過去問を解くことで、実際の問題にどれだけ対応できる力がついているのかがわかり、さらに足りない部分がどこにあるか、どういう対応策を練ればいいかなどの具体的な戦略を立てることが可能となります。
現状を知ったらあとは対策を立て実行しよう!
過去問を解いて現状を知ることが出来たら、後は対策に動きましょう。
科目ごと単元ごとに細かな分析を
受験に必要となる科目の過去問を解いてみると、科目ごとの得点率がわかります。
すると、そこで自分が対策すべき科目がわかってきます。
さらに科目ごとの分析によって、どの単元を苦手としているかが見えてきます。
ここまで分析してみましょう。
そうすることで「何をすればいいか」が明確になります。
やるべきことが見えたらすぐに動きましょう!
補強しなくてはいけない科目、単元が見えたら後は対策に動くのみです。
使う参考書を探しだし、正しい勉強法を心掛けながら取り組みましょう。
どんな参考書に取り組めばよいかは、武田塾ルートや武田塾チャンネルでもご紹介していますので、そちらも参考にしていただければと思います。
正しい勉強を心掛けて
実際に勉強に取り組み始めると、参考書を進めることや、ルートを進めることが目的になってしまうことがあります。
特に不安と共に勉強を続けていると、どんどん先に行きたい、様々な教材に手を出したいと思うこともあるでしょう。
ですが、あくまでも
「本番で点数を取ることが出来るようにする」
という守るべき目標を目指して、ただこなすのではなく、出来るようになるための勉強を継続して下さい。
現在の立ち位置を知るのは未来に向かうため
過去問を解いて見たり、模試の結果が返ってくると、どうしても結果が気になります。
得点率や偏差値、志望校判定など、あまり気にしすぎないようにしましょう。
現在を知るというのは未来に向けての戦略建てをすることが目的です。
残された時間でどう対応すればよいかを考え、行動して下さい。
漠然と不安を抱えたまま何もしなくても、弱点補強に動いて勉強しても、時間は待っていてはくれません。
Time goes by.
今、動きましょう。
おわりに
実は私自身、10月にとある資格試験を受験予定です。
すでに申込も完了しています。
残り3ヶ月ほどですが、ここまでに
・「用語集」で用語確認
・「講義系」で全体像確認
・問題集1冊通しで
・過去問1年分
まで終え、現状分析を終えています。
そして、現在は問題集を中心に講義本を参照しながらの学習を進めています。
実はこの流れ、これまでのブログでもお伝えしてきた勉強法の流れを実際に利用しているものです。
現状で合格まであと20点ほど。
得点率が高い分野と低い分野は分析できましたので、後は合格点に届くための戦略通りの勉強をするのみです。
なぜ自身の例を出したかというと、受験でも資格試験でも、まずは過去問で敵を知り、自分の力を知ったうえで戦いに臨む態勢を整えるという基本が一緒であることをお伝えしたかったからです。
まだ早い、ということはありません。
夏の時点で一度過去問を確認し、現在位置を確かめ、対策へと動き出しましょう!
こちらの動画もご参考に
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