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【国公立大学】理社にまだ手を付けられていない リミットはいつ? 

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

本格的な夏の到来を感じる季節となってきました。

受験生のみなさんの勉強の様子はいかがでしょうか。

暑い中、学校の講習会に出席しているみなさんも多いでしょう。

さて、今回ですが、勉強を進める中において、共通テスト利用のみの科目に手を付けられていないという悩みに対してお話を進めていきたいと思います。

もちろん、現役生は学校の授業等では触れていると思いますが、自分のペースで進めている受験勉強に関してどう考えるかのヒントとしてほしいと思います。

理社科目を始めるリミットはいつか?

タイトルに【国公立大学】と付けたのには理由があります。

私立大学では一般3科目受験で受けようとしたときには、3科目に絞った勉強をすでにしていることが多く、理社を始めるタイミングはいつかとういう悩みは、共通テストを利用する国公立志望の人に多くみられるためです。

逆に私立一般選抜を目標としている人で、受験に必要な科目にまだ手を付けていない場合には、今すぐにでも手を付けるようにしましょう。

2次個別試験で必要な科目から始めるのが鉄則

国公立大学の入試では、共通テストの得点に個別試験の得点が加えられ、総合点で合否が判断されます。

そして、これまでのブログでも話題にしてきたように、その配点は大学によって異なります。

旧帝大や一橋大学のように、個別試験に理社科目が必須となることがある大学。

理社科目は数学などの他科目も含めての選択科目の一部となる大学。

個別試験には理社科目がない大学。

2次試験が面接や小論文となっていて、そもそも学力試験がない大学。

など、2次試験での理社の扱いは異なりますので、確認してみましょう。

ここで大切なのは、個別試験でも必要となっていて、全得点に対する配点が高い科目は、今の時点である程度手を付けておく必要があるということです。

「理社を始めるリミットがいつか」という問題は、「共通テストのみでの利用」の場合を中心に考えましょう。

共通テストのみの科目より国・数・英重視

夏は共通テスト、個別試験両方において重要度が高い国・数・英を中心とした勉強を進めることをおススメします。

個別試験で理社が必要な場合には、国数英を中心に組み立てた中に入れ込んでいくとよいでしょう。

そして、共通テストのみに理社を使う場合ですが、無理して今から手を付ける必要はありません。

総合的に見て、重要度の高い科目から手を付けましょう。

具体的な考え方

いくつか例を紹介しましょう。

以下は2021年度入試要項が発表されている大学です。

岩手大学 人文社会学部

共通テスト 800点 (国200 ※数社300 理科100 英語200) ※選択科目

個別試験  600点 (国300 英300)

合計    1400点

これぐらいはっきりしているとわかりやすいでしょうか。

大切な科目は明らかに国・英です。

1400点のうち、1000点が国・英での得点になるためです。

この2科目の力を最大限に発揮できるようにすることが合格への決め手となるでしょう。

山形大学 理学部

共通テスト 900点 (国200 社100 数200 理200 英200)

個別試験  500点 (※数学か理科 500) ※選択科目

合計    1400点

このような場合、個別試験で使う科目が数学になるか理科になるかで重要度が変ります。

弘前大学 理工学部

共通テスト 900点 (国200 社100 数200 理200 英200)

個別試験  900点 (数学800 出願書類100) 

合計    1800点

この場合、圧倒的に数学の重要性が高まります。

というように、大学によって配点に違いがあるため、それに合わせて重要度が変ります。

これが志望校を意識しておきたいという理由にもつながるのです。

それでも9月中には始めたい

重要科目をある程度まで仕上げることが第一優先ですが、それでも9月中には全科目開始できることが目標です。

10月を超えてしまうと、若干捨て科目の意識を持たざるを得ないこともあり得ます。

確かに、漢文や理科基礎に関しては短期集中で取り組むことが出来ないわけではないですが、受験が近づけば近づくほど、全科目に力を注がなければならない時期はやってきます。

8月末遅くとも9月には主要科目にある程度の目途が立ってほしいです。

時間を気にしなければ取りたい点まで取れる、というのを基準にすると良いでしょう。

スピードは演習量を重ねていくうちに高めることが出来ます。

ゆっくり解いたら解ける、というところまでは高めておきましよう。

突貫工事はできれば避けたい

共通テストのみ使う科目であっても、11月にスタートするのは避けたいところです。

学校の授業や講習である程度進められていればまた話は変わりますが、11月に初めから勉強するのではさすがに遅すぎる感があります。

他科目で大きくカバーする必要も出てくるでしょう。

この夏、重要科目に何としても目途を立て、9月から全科目の対策に入れるように取り組みましょう。

おわりに

どの科目に重点を置くかはいつも悩みの種になり得ます。

得意科目を伸ばす、不得意科目のてこ入れをする、という考えももちろん大事です。

ですが、自分の受験における重要科目は何であるかという部分にも視点を向け、戦略を組み立てましょう。

こちらの動画もご参考に
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