青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
どの科目でも勉強にはノートやルーズリーフを使うことがありますね。
そして特に知識暗記系の科目では、ノートまとめをしてしまう人も多いと聞きます。
そもそもノートはどのような使い方をしていくべきなのでしょうか。
過去にも疑問に思っていた人が多い話題のようなので今回取り上げてみます。
ノートの使い方は極論人それぞれ だけど・・・
みなさんはノートの使い方にこだわりを持っていますか?
・日付を入れる左側と、メモ用の下方にまずは線を引く
・色ペンを使い分ける
・科目別で分ける
・ノートではなくルーズリーフを使っている
・必ず同じメーカーのノートしか使わない
・B罫でなくA罫の方を使っている
・罫線のみではなくドット入りあるいは方眼タイプを使っている
もう挙げたらきりがないですよね。
一つのことにこだわりを持つことは良いことです。
ですが、そもそもノートは何を目的に使うものか、根本を押さえておきましょう。
ノートは勉強を進めるためのツールである!
ノートは何のために使うのか?
答えは、勉強するための一つのツールとしてです。
受験勉強をしている皆さんの最終目的は大学入試にありますよね。
つまり、ノートをどう使うかに関しては、その目的さえ見失わなければ独自の方法でいい、というのが極論です。
とはいえ、そうは言われても心配だと思います。
少し面白い例をご紹介しましょう。
東大生のノートは美しい?
今から10数年前、「東大生のノートはかならず美しい」という本が出版されました。
著者の方が実際の東大生からノートを借り、その実例を紹介していました。
確かにきれいです。
色ペンやマーカーでカラフルに作られていたり、余白を多く取りそこに💭メモを入れるなど、随所に工夫が見られていました。
検索すると写真が見れると思いますので、興味があれば見てみてください。
表があれば必ず裏も存在する
一方で、この本の出版後には「東大生のノートは汚い」「そもそも東大生はノートをとらない」という立場の方も現れています。
そして、「東大生の答案は字が汚い」という予備校の先生の話も話題になりました。
そうなんです。
日本で一番の難関大といわれる東大の学生でもノートについては二分されるのです。
ここでも「人それぞれだ」ということが表れていますね。
ちょっと脱線 メモリーツリー
これも大分前に話題になったものですが、ノートの取り方として「メモリーツリー」というものが紹介されたこともありました。
通常のノートは上から下、左から右に書かれることが多いと思いますが、メモリツリーでは中央から左右上下、下から上など型にはまらない作り方です。
脳の仕組みにもかなっているようです。
「司法試験」「公認会計士」などに挑戦される方の実際の例もインターネットで検索できます。
一度も聞いたことがない人は是非見てみて下さい。
驚かれる人もいると思います。
こういうノートの使い方もあるという確認をしてみてほしいです。
具体的なノートの利用方法
ちょっと脱線していましたが、本題に戻りましょう。
ノート利用について参考にできる点をまとめますので、自分なりにより効果的な方法を実践してみましょう。
まとめノートは作るべき?
社会科などで、丁寧なまとめノートを作った経験はありませんか?
色もふんだんに使い、見やすくする工夫をいっぱい使ったものです。
そして、そういうノートを作ったことのある皆さん、そのまとめノートは何回くらい見直すでしょう。
もし、1度か2度しか見直さないとしたら、せっかく作ったノートを活かせてないかもしれません。
まとめノートを作る必要性があるかどうかをもう一度見直してみましょう。
そもそも、参考書には重要な事項がもともとまとめてあります。
ノートまとめ自体は否定することはありませんが、参考書を使って覚えたほうが効率的な場合もあるかもしれません。
そして、最後に紹介しますが、必要情報を参考書に書き足したり付箋足しすることの方がより良い勉強につながりますよ。
問題を解くにはノートと裏紙どちらがいい?
この質問も耳にします。
先日 You Tube の動画である女子東大生がこんな話をしていました。
「書くのは全部コピー用紙で、片っ端から捨てていたから今は何も残ってない」
目的が解き方や、内容を覚えることであれば、それを改めてみる必要がない覚えた内容であれば捨てても大丈夫という考え方ですね。
これも正しい考え方だと思います。
頭の中に情報が入ってしまえば、その過程となったノートの必要性はなくなるという人もいるでしょう。
もちろん、すべて取っておくことも間違いではありません。
ポイントはいかに問題が解けるようになるか、です。
参考書の解答を書き写すべきか
解答を理解して覚える際に、赤で解答を丸写しして終わりの人がいます。
写して終わりなのであればあえて書く必要はないかなと思います。
書き写した解答に、何かしらの情報を書き加えたり、自分が間違えたポイントがわかるようにするなどの工夫をしましょう。
書いた後にそれを覚えるための行動を付け足しましょう。
ノートは残しておくもの?
ノートを使ったほうが効率が良く、多くの冊数になってしまった場合、それを残しておくのか迷うこともありますよね。
ノートを残しておく効果として知っておいていただきたいことが1つあります。
勉強量がわかる
ということです。
すべてノートに書きこんでの勉強をした場合、結構な量になっているのではないでしょうか。
これを時折見直すことで、自分がどれだけの勉強をしてきたかを自分の目で見て確認することが出来ます。
これは、勉強した内容を手帳に書き込むことでも同じ効果がありますので、自分の努力してきた道を確認できるという意味では意義のあることです。
参考書とノートを合体 自分だけのオリジナルに
最後に、参考書をノート代わりに使う方法をお伝えしましょう。
この下にある動画のサムネを見てみてください。
ちょっと極端に見えるかもしれませんが、参考書を自分オリジナルのものとして使いこみ、センター試験満点を取った方の参考書の写真です。
ここまでするのは並大抵ではありませんね。
ですが、一つのことにしっかりと向き合うという経験を含め、手にした財産は大きいと思います。
ここまでではなくとも、皆さんも実践できることがあります。
余白を有効利用
他の参考書や、模試、過去問の中で見つけた新情報を余白にどんどん書き込みましょう。
書いてはいけない場所は1か所、問題部分です。
長文問題では文章への書き込みもやめましょう。
解答・解説の部分や、問題の解き直しが必要ない場所であれば書き込み自由です。
解く用と書き込み用に2冊あると遠慮なく書き込めます。
付箋を有効活用
余白がないけど、何かメモ的に残したいときには付箋を利用しましょう。
人によっては必要なくなった情報の書かれた付箋は捨てることもできます。
使い方で本当に役立つ文具の一つです。
おわりに
ネット上では、様々なノートの書き方の実例を確認できます。
見ただけで、すごい、と思うものも多いです。
真似してみようかなと思うこともあるでしょう。
ですが、一度立ち止まってみましょう。
本当にノートまとめが必要か、何のためにノートを利用するのか、自分に合っているのか。
全てを考えた上で、学力向上に役立つ使い方を心掛けましょう。
こちらの動画もご参考に
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