🕒2020/04/24 更新2020/04/28
青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
参考書紹介シリーズ第2回。
今回は英文解釈に関しての参考書です。
基本となる2種類3冊と、難関大対策の1冊をご紹介しましょう。
(※4/28 難関大対策1冊追加いたしました)
長文問題集に取り組む前に使いましょう!
単語や文法を学習した後、入試への実戦練習として長文の問題集に取り組みたくなりますよね。
ですが、いきなり長い文に挑戦するのには抵抗があるという人も少なくないと思います。
そこで、短い文で正確な読み取りを目指すために取り組み、徐々に長い文に移行させるのが英文解釈の勉強です。
まずは本当に1文レベルから始め、おおよそ50語3文程度までの英文を使って正しい読み取りを目指しましょう。
肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本
1文ずつの内容を確実に取るための練習をします。
33テーマに分けられており、各テーマで平均5文の英文を扱います。
テーマの最後には確認問題と発展問題があり、全部でおよそ350本ほどの英文を掲載しています。
発展問題は過去に大学に出題された問題となっており、実戦練習にもなります。
そして何より、掲載されている英文には、発展問題を含めて全文にSVOCMを図解として載せていくれているため、自学自習の際にもうまく使える内容となっています。
長文を読むためのステップの一つとして、読解と文法を結び付ける練習に使ってみてください。
英文解釈の技術
全部で4種類が出されていますが、武田塾のルートでは特に
「入門 英文解釈の技術70」と「基礎 英文解釈の技術100」という真ん中のレベル2冊を使用しています。
肘井先生の本は1文を正確に読み取ることに特化していましたが、こちらは20~50語、2~3文程度の英文を扱っています。
題名の通り英文の数はそれぞれ70本、100本。
どちらも演習問題付きですが、70の方は第2部としてまとめて最後に70文の演習ページ。
100の方は各テーマの最後に1つずつ演習あり、という違いがあります。
「入門」とついている70の方でも、使われている英文はすべて大学入試に出された英文で、簡単に読めるというものばかりではありません。
しっかり精読する必要があるでしょう。
どちらを使うとよいかですが、70の方は比較的文構造が取りやすい英文、100の方は接続詞で結ばれた関係が複数あり構造が複雑になっているという特徴があります。
時間が許せば両方取り組んでほしいですが、1冊だけ取り組むのであれば、肘井先生の読解参考書の英文を何の苦も無く読み取れるレベルが100から始める最低限となるでしょうか。
これらの参考書に取り組むときに注意が一つ。
それは、「記載されている日本語訳を丸暗記しない」ということです。
日本語訳はすべて「意訳」になっています。
訳が出来て万歳、では解釈練習の半分にもなりませんので、しっかりと英文と対峙してください。
ポレポレ 英文読解釈プロセス50
解釈系参考書の中では最も歯ごたえのある中の一つです。
正直言って1周目は難しいと思います。
東大や京大、早慶などのいわゆる難関大の問題に向かう前に、躓きやすい部分を押さえるのに役立つ一冊です。
題名の通り例文は50。
ライオンマークには注意です。
1周目はおそらく食われます。
あまり厚くはないので、何周かすることを前提に取り組みましょう。
英文読解の透視図
こちらの参考書も解釈系の内では最難関の一つで、必ずしも全員が取り組む必要があるというかというとそうではありません。
難関大志望者で、英語を得点源にしたいと思っている人に手に取ってほしい一冊です。
全3章構成。
①文構造 ②省略・倒置・挿入・強調 ③仮定法・比較
と分かれます。
全24のchallenge 問題があります。
各challenge問題解説部には、「challenge問題を解く前に」というパートがあり、ここに学習テーマが48あります。
その48のテーマごとにも英文が紹介されますので、結構な量の英文に触れることが可能です。
CVSやSVCOなどの文構造による倒置、繰り返し部分の長めの省略など、実際に英文を読んだときにすぐには気付きにくいポイントを学習することが出来、高いレベルでの論理的な読解が出来ることを目的とした1冊です。
おわりに
解釈がしっかりできるようになると、あとは長文へ移行し設問への答え方を含めた学習に移ります。
たとえ回り道に見えても、この1ステップを踏むことは入試問題へ挑むための必要条件です。
焦って先に進んで正確性を落とすよりも、まずは確実な一手を選びましょう。
早速始めてみてください!
こちらの動画もご参考に
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