ブログ

科目別勉強法 ④理科基礎 まずは科目選択について考えてみよう!

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。

八戸市中心街、VIANOVAビル2F武田塾八戸校です。

ここまでのブログの内容は国語・数学・英語を題材にした内容を多くしてきました。

ここで、今回は理科、特に文系の皆さんが取り組むことになる理科基礎を扱ってみたいと思います。

理科基礎2科目は何を選択するべきか!

2021年度から始まる大学入試共通テスト。

この新テストにおいても文系では理科基礎2科目がセンター試験と同じように選択可能になります。

では、この2科目はどのような基準で選べばよいのでしょうか。

選び方は科目の特性と自身の得意分野を考慮して

理科系科目の特徴を大きく分類します。

すると

・暗記型

・計算型(論理型)

と分けられます。

そして各科目の特徴で分けると

  計算多い       →  物理基礎

  暗記多い       →  生物基礎

  計算暗記バランス型  →  化学基礎

  暗記 > 計算    →  地学基礎

という感じで分けられます。

自分が暗記型か計算型(理論型)かという一つの目安はできると思います。

そしてこれに自分の興味が強く向く分野かどうかも合わせて総合的に判断するとよいでしょう。

では、少し細かく見ていきましょう。

計算や論理的思考が得意な人向け  物理基礎

文系だけど数学が得意、という人も中にはいますよね。

そういう人へのお勧めは「物理基礎」です。

「物体の運動とエネルギー」

「様々な物理現象とエネルギーの利用」

の分野に分かれています。

小単元で見ると

「力学的エネルギー・運動エネルギー・熱・波・電気」

など物理とほぼ同じ単元が並んでおり、その中で基礎的な内容を学習することになるようです。

公式等を用いての計算が多くなっている学習内容です。

暗記で乗り切りたい人向け 生物基礎

分野は

「生物と遺伝子」

「生物の体内環境の維持」

「生物の多様性と生態系」

の3分野に分かれています。

計算問題が多く出てくるというよりは、基本用語の暗記を頑張れそうな人向けの科目です。

生き物やその生き物の住む環境などに興味の方向性が向いている人におすすめです。

暗記と理論の両方必要 理系選択より量は少ない 化学基礎

「化学」は有機化学・無機化学・理論化学と大きく3分野に分けられています。

このうち「化学基礎」は理論化学が中心となった構成になっているようです。

「物質の構成粒子」「物質の化学結合」「化学反応式」「塩・塩基」「酸化還元」

などが小単元には見られます。

計算のみでなく、覚える事項もありますので、暗記・計算バランス型といえそうです。

興味の範囲としては元素記号や化学反応式のようなものに興味が向く人になるでしょうか。

学校での選択が少ない 自学自習中心で 地学基礎

「地球」「宇宙」「海洋」「大気」

が学習テーマとなり、私たちを取り巻く環境がその題材といえるでしょうか。

自然に興味がある人向けといえそうです。

学校ではあまり授業として取らない分野になりやすいため、自学自習で進める人も多いと聞きます。

計算より暗記が多くなる科目です。

おすすめの組み合わせは

得手不得手や興味なども関係するため、あくまでも参考にということでお勧めの組み合わせですが、

「化学基礎+地学基礎」

です。

「化学」は内容がとても多岐にわたりますが、「化学基礎」では「化学」に比べると内容が少なくなっています。

他によくみられる組み合わせは

「化学基礎+生物基礎」 ですが、生物の分量により負担は少し多くなるかもしれません。

使用する参考書は?

「○○基礎」のように単体で出されているものと、「○○/○○基礎」のようにまとめた編成になっているものとがあります。

何種類かご紹介します。

講義系参考書

・高校これでわかる シリーズ (文英堂)

「地学基礎」のみ出版がされていないようです。

・はじめからていねいに シリーズ (文英堂)

こちらは4科目共に出版されています。

問題集系参考書

・リードLightノート シリーズ (数研出版)

4科目共にそろっています。

各科目とも最初に穴埋めによって重要事項の整理をした後、問題演習に取り組む形になっています。

共通テスト対策

・短期攻略 共通テスト シリーズ (駿台文庫)

センター試験から共通テストに名前を変えて改訂されているようですが、「生物基礎」のみ改定がまだのようです。

センター形式の穴埋め問題が中心となった問題集です。

その他

・基礎問題精講 シリーズ (旺文社)

「基礎」単体ではなく合わせて編集されています。

こちらは「地学・地学基礎」のみありません。

まとめた形の問題集ですが、「基礎」該当部分には「○○基礎」とマークが付けられています。

 

おわりに

次回の社会についても同じことが言えますが、勉強がうまく進むためには「興味・関心」の要素を0にはできません。

もちろん、入試での戦略が大切なのは言うまでもないですが、モノを暗記したり、ある程度の時間勉強に向かうためには「好き」であるほうが楽に効率よく学習できます。

それだけで選べないのでまた複雑ですが、科目の特徴と自身の特性をしっかり見極めてくださいね。

前回までの国語関連の記事です。
↓↓↓↓↓
科目別勉強法 ①国語・現代文 英語との共通点を意識しよう

科目別勉強法 ②国語・古文 勉強の方法は外国語と共通!

科目別勉強法 ③国語・漢文 古典文法を完璧にした後で!

こちらの動画もご参考に
↓↓↓↓↓

 

まずは無料受験相談においでください。

武田塾では無料受験相談会を随時行っております。

科目ごとの勉強について悩んでいること

受験について気になること

参考書の使い方

など気になっていることはどんな小さなことでもお尋ねください。

無料受験相談へのお問い合わせは下のフォームからどうぞ。

お電話・ライン公式からでも受け付けいたします。

   無料受験相談

ライン公式はこちら

@031upyhn

                       
 友だち追加              

                 

武田塾八戸校

 〒031-0042
青森県八戸市十三日町1番地 
ヴィアノヴァビル201


 ☎0178-38-8466

 

       map

 

 

 

 

 

関連記事

講義系参考書について その正しい使い方をお伝えします!

青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。さて今回、授業がない中で皆さんの自学自習に役立つ参考書「講義系参考書」についてご紹介して ..

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる