青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
科目別勉強法、第2回目は「国語・古文」。
古文を勉強するうえで大切な考え方、参考書などを紹介していきます。
古文は外国語のようなものと考えよう
前回の現代文の時にも触れましたが、国語は英語と同じく言語系科目に分類されます。
そして古文はその考え方もまさしく英語その他の外国語学習と重なる部分が多いです。
古文は外国語と同じようなもの
古文で使われている言葉は紛れもない日本語です。
しかし、現代の日本で古文に出てくるような話し方をしている人はあまりいませんよね。
中には当時と変わらず使える語彙もあったりもしますが、現代語と比べると似てはいるものの、やはり別物の印象を受けます。
普段使わない言葉を学ぶという観点から、古文は外国語を学習する時のような意識で取り組んでほしいと思います。
ちょっと脱線 古文は英語にもある
さて、突然ですが、「言語は変化」します。
特に近現代は短い期間で新しい言葉が生まれ、すぐに消え去ってしまうことも珍しくありません。
これは他の言語にも当てはまります。
みなさんおなじみのセリフ
「ああ、ロミオ。あなたはなぜロミオなの?」
ですが、当時の英語では
O Romeo, Romeo, wherefore art thou Romeo?
となります。
みなさんの知っている英語と少し違いますよね。
英語にも古文のようなものは存在するんですよ。
違う言語を学んでいる意識で
話を元に戻しましょう。
古文は違う言語を学んでいるような意識で取り掛かるのと良いでしょう。
多くのみなさんがすでに勉強している「英語」と同じ方法論が役立ちます。
ただし、英語と異なり、現代日本語の知識を活かせる部分は大いにあります。
英語と同じ流れで「単語」「文法」「解釈」「読解」
新しい外国語を始めるときには「単語」「文法」「解釈」「読解」と順を追って学習します。
古文もこれと同じです。
①単語を覚え
②文法を理解し
③短い文を使ってしっかり解釈が出来るようになり
④長文読解に進む
というのが基本と考えてください。
外国語との違いは
音はほとんど現代語と変わらないので、リスニング的な負担がない(古文のリスニング問題って聞いたことないですよね)
という点でしょうか。
それぞれの分野におけるお勧め参考書
4分野それぞれにおけるお勧めの参考書をご紹介しましょう。
単語
・古文単語 ゴロゴ (スタディーカンパニー)
・読んでみて覚える 重要古文単語315 (桐原書店)
古文をはじめから勉強する人や少し苦手だという人は「ゴロゴ」をお勧めします。
「語呂」を使って覚えるタイプなので、初学者にも取り組みやすく感じると思います。
315には古典常識などの+αを学べる「付録の章」が最後にまとめてあり、知識のまとめとして役立ちます。
文法
・富井の古典文法をはじめからていねいに (東進ブックス)
講義系参考書です。問題集と一緒に手元に置き、分野別に確認する使い方が良いでしょう。
・ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル (河合出版)
こちらは問題集形式です。
アウトプットしながら重要事項を押さえます。
解釈
・富井の古文読解をはじめからていねいに
講義系参考書です。
説明を読み進める形式ですが、途中に確認問題も挟まれており、学んだ内容をすぐに確認できる内容になっています。
読解
・古文上達 基礎編 (Z会)
45のテーマに練習問題と読解問題が付随しています。
テーマごとに復習しながら取り組める内容となっています。
おわりに
古文も外国語と考える、となると「音読」も有効な学習方法になることが想像できますか?
しっかり分析しながら読み進めることとはもちろん大切です。
というより初期段階では絶対です。
同時に速く読むための練習の一つとして音読も効果があります。
内容が理解できたものを声に出して読んでみてください。
こちらの動画もご参考に
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