こんにちは!
今日は大学受験にオススメの英単語帳の種類と特徴について話したいと思います。
オススメの単語帳
オススメの英単語帳は、頻出順のものです。
よく試験に出題されるものから、順番に学べるので覚える単語の優先順位が付けやすいです。
また、最初の方から順に覚えることで、模試の成績も上げやすいでしょう。
システム英単語
まずはこの一冊『システム英単語』です。
この参考書は受験におけるオーソドックスな参考書と言えます。
メリット
頻出順に並んでいる
『システム英単語』は1~5章まで分かれていて、1章と2章がメチャメチャ出ます。
1~2章:センター試験(共通テスト)レベル
3章:MARCHレベル
4,5章:早慶レベル
品詞順に整理されている
難易度別に、動詞・名詞・形容詞・副詞に分かれています。
この単語は形容詞?副詞?と混乱することを避けられます。
ミニマルフレーズでコロケーションが学べる
システム英単語は英単語と和訳が1対1で並べられています。
加えて、ページの上部にミニマルフレーズという例文集が付いています。
文は短いですが、一緒に使われることの多い単語が載っています。
英単語の和訳を見た時に、具体的な使い方が良く分からない…、となることがあると思います。
そういう時にミニマルフレーズを見ると、実際の使い方が分かって頭に入ってきやすいです。
デメリット
テーマ別単語を見落としがち
動物の名前や植物の名前などが、テーマ別単語として掲載されています。
ナンバリングされていないので、スルーしてしまいがちですが、ちゃんと覚えましょう。
これ、結構出ます。
今年の共通テストも、第5問は仔馬や牡牛、牝牛などの単語が出題されました。
システム英単語Basic
『システム英単語』の下のレベルに『システム英単語Basic』があります。
『システム英単語』の前に、『Basic』をやった方がいいか気になる人もいると思うので紹介しておきます。
『Basic』は1500単語が掲載されています。
『Basic』の301-1500と無印の1-1200は同じ内容が載っています。
違いは1-300に中学生レベル~高校1年生レベルの英単語が載っていることです。
高校1年生や、高校入試レベルの単語は自信があるけど高校入ってから勉強が止まってる…
といった受験生は先に『Basic』をやるといいです。
ターゲット1900
次に『ターゲット1900』の紹介をしたいと思います。
メリット
頻出順に掲載されている
システム英単語と同じく、頻出順に単語が掲載されています。
品詞順に掲載されている
これもシステム英単語と同じで、品詞順に掲載されていて覚えやすいです。
全ての単語に例文付き
『ターゲット1900』は全ての単語に例文が載っています。
『システム英単語』のミニマルフレーズと違って1文が揃っています。
文法が苦手だとミニマルフレーズは意外と頭に入ってこないので、人によっては『ターゲット』の方が合うかもしれないです。
デメリット
『システム英単語』よりも単語の量が少ない
タイトルの1900から分かる通り、『システム英単語』よりも100単語ほど掲載数が少ないです。
まあ、100単語くらい知らなくても、長文読んでたらどうせ見るのでそこまで気にしなくていいと思います。
難易度分けが微妙
難易度分けは、800までが最頻出単語、1500までが頻出単語、1900までが重要単語となっています。
ただ801-1500が魔境で、よく出る単語と、正直これは出ないだろ…というものが混ざっていて少し効率が悪いと思います。
LEAP
メリット
デザインが良い
個人的に、参考書選びで大事なことの1つです!
『LEAP』はデザインが優れています。
結構情報量が多い単語帳ですが、それを感じさせません。
語源や頻出表現がまとめられている
上記2つの単語帳との差として、語源が載っていることが大きいです。
似たような単語の区別や、苦手な単語の暗記に役立ちます。
また、難関国公立大学や早慶では、単語帳に載っていないような単語も文脈や頻出単語から推測することが求められます。
こういうとき、語源の知識が推測の確度を上げてくれます。
また、頻出表現の量も、上記2冊に比べて、多く、かつ、見やすいです。
例文が見やすい
英語が苦手な人からすると、ぎっしり英単語が詰まっているとやる気が無くなってしまうのではないでしょうか。
特に、『ターゲット1900』は例文が長いため、英語嫌いは敬遠してしまうかもしれません。
その点『LEAP』の例文は大きめの文字と空白で読みやすくていいです。
デメリット
情報量が多い
個人的にはすごくいい点です。
ただ、勉強法が確立していない人は、載っている情報を全て覚えようとして躓いてしまうかもしれません。
難関大志望者向けの英単語帳
難関大志望者には、頻出順以外にテーマ別英単語帳もオススメです。
早慶や旧帝大、一橋大学などは、テーマ自体が難解な長文を出題します。
ある程度、経済や人文社会、自然科学等の専門的な単語知識が必要になってきます。
基本的には、『システム英単語』などの頻出順単語帳を暗記した上で、余力があったら取り組みましょう。
『リンガメタリカ』
長文のテーマごとに専門的な単語を掲載しています。
テーマ自体の解説や、長文が掲載されているので、単語力も長文力も上げることが可能です。
自分の志望する大学の過去問を読んでみて、問われる可能性のあるテーマに絞って取り組むのがオススメです。
『鉄壁』
鉄緑会が出している有名な単語帳です。
内容は詳しいですが、実はリンガメタリカほど難しい単語帳ではないです。
専門的な単語帳というよりも、システム英単語をテーマごとに整理した上で、派生語を沢山増やした単語帳です。
イメージ付きで似た意味の単語を整理しているので、1つの単語を深く知りたい場合に有効です。
また、英作文対策を考えている人や国公立で記述力が必要な人にもおすすめです。
英検準1級 でる順パス単
英検準1級対策の英単語帳です。
英検準1級の英単語は難易度が高く、マニアックな単語が多いので早慶志望の人にオススメです。
英単語帳を勉強するときの注意点
1冊を完璧に
手を出したら1冊やり切りましょう。
英単語帳は1冊全部の英単語を暗記しないと効果が薄いです。
3/4は覚えたけど、1/4は覚えていない単語帳があったとして、入試問題に残りの1/4が出題されては意味がありません。
頻出順の英単語帳は1冊の中で難易度が分かれているので、区切って勉強することはできます。
ただ、途中で英単語帳を変えてしまうことはオススメしません。
シス単で基礎レベルの英単語が、ターゲットで標準レベルに載っているとします。
シス単の基礎レベルを1カ月勉強した人がターゲットの基礎レベルに移ると、シス単で覚えた単語のいくつかは復習できなくなります。
こういう無駄があるので、1冊の単語帳をやり切った方がいいです。
難易度別で区切ってやる場合は、1冊の単語帳を難易度別に全て暗記するようにしましょう。たとえば、1カ月でシス単1-1200まで覚えて、次の1カ月で1201-1685といった形です。
短期間で終わらせる
また、英単語帳は短期間で1冊終わらせるようにしましょう。
長文読解に単語力は必須です。
ある期日までに特定のレベルの長文問題を解けるようになりたい!と思ったら、
まずはそのレベルの英単語帳を1冊終わらせましょう。1000単語くらいだったら1カ月で終われます。
やり方は、こちらの記事を参考にしてください。
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