こんにちは武田塾五位堂校の景山です。
今回は受験生の得点が伸びづらい現代文についてお話していきたいと思います。
現代文の点数が安定しないといった相談は塾生からもよく言われます。
そこで受験生時代国語が一番の得意科目で偏差値75前後であった私が解説したいと思います。
今回は特に多くの受験生が使うであろう評論文についてお話していきます。
問題の解き方と本文自体の読み方についてお話しようと思います。
現代文(評論)の長文読解の解き方
まずいきなりですが、現代文の長文問題の読解問題(漢字や語句以外の問題)の解き方が分からない人が多いように思います。
本文の内容が分かりやすかったら高得点が取れて、うまくつかめなかったら得点が伸びないといった方が多いいと思います。
高得点で安定している人は、いままで読んだ本の数が多いから本文の内容がつかめてるのではないかなどと思われがちですがそうではありません。
確かに本文の内容が理解できているかは重要ですがそれ以上に大事なのはきちんと問題の解き方が分かっているかどうかです。
何となく選択肢を選んでいるのでは、いつまでも現代文の得点は安定しません。
では実際どのようにして解いていくのかですが、まず設問で問われていることの確認が第一です。
そして問題の
6割が
傍線①とはつまりどういうことか?
傍線①について説明せよ?
といった傍線①と同じ意味を答える問題
2割が
傍線①は何故か、理由を答えよ?
といった傍線①の理由を答える因果関係の問題
残りは問題の最後にきやすい本文の内容をまとめる要約問題か本文の内容とあっているかの正誤問題です。
まずは自分の解いている問題がどのパターンの問題であるのかを確認しましょう。
さて次にそれぞれの問題の解き方ですが
まずは問題の殆どを占める1パターンめの同じ意味を答える問題
この問題で気を付けて欲しいのは傍線①の意味を自分で考えない!!という事です。
本文の中で必ず傍線①の言い換えた内容の部分があるはずなので、その部分を抜き出せばよいだけです。
このパターンの問題は、殆どの場合傍線は抽象的であったり、比喩的であったり、本文特有の表現がなされていたりして、傍線だけを読んでも意味がよくわからないところにひかれると思います。
<具体的な説明や内容>つまり、傍線①
傍線①。これについて説明すると<具体的な内容や説明>
といった形で文章が構成されていることが多いと思います。
ですのでこのような同じ意味(言い換え)を答える問題は傍線①周辺から傍線①について書かれている部分を接続や指示語に注意しながら探すだけです。
重要なのは本文から探すという事で自分で考えないという事です。
これは記述問題でも同様です。本文から持ってきて少し手を加えるだけです。
2つめのパターンも結局解き方は同じで今度は言い換えの接続ではなく因果関係の接続に注意しながら本文から根拠を探すだけです。
正誤問題も同じで必ず回答の根拠となる部分が本文に含まれているはずなのでそれに注視しながら問題を解くだけです。
まとめると、評論の問題を解く上で気を付けることは
解答の根拠は自分で考えるのではなく必ず本文から探す!!という事です。
現代文(評論)の本文を読むうえで注意する事
さて先ほどまでは問題の解き方についてお話ししました。
次は本文の読み方についてお話ししようと思います。
じつは解き方を極めれば読み方はそこまで極めなくても問題を解くことは出来るのですが、やはり本文の内容は理解できた方が良いです。
そこで重要になってくることは本文の1文1文が何を言っているのかしっかり説明できるようになることです。
そのためには語彙力が重要になってきます。
武田塾では
やさしめな語彙力の参考書として
ことばはちからダ! 現代文キーワード 河合出版
少し難しめなものとして
現代文キーワード読解 z会出版編集部
を推奨しています。
こららの参考書を利用するうえで、語彙力のための参考書は語句の意味をそのまま暗記しても効果が薄いです。
例えば「具体的」「抽象的」という言葉がありますがこれらの言葉の辞書的な意味は
具体的:はっきりとした実体を備えているさま。 個々の事物に即しているさま。
抽象的:いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま。
という意味です。しかしこの意味ってつまりどういうことなのか、がきちんと理解できてないと意味ありません。
僕はよく塾生に、小学3年生でも分かるように説明してくださいと言っています。
例えば
抽象は甘い、赤い、植物などの事を指し
具体はリンゴ、イチゴ などのことだと説明すれば小学3年生でも理解できると思います。
本文はその難しい単語の集まりなのでやってもらう事は同じです。
本文の1文1文を小学3年生でも意味が分かるように説明してくださいと言っています。
もちろん内容によっては無理なものもありますが、、、、
本文を読むうえで重要なのはきちんと自分が理解できるかどうかです。
本文は理解して読めるようになればあとはどこから回答の根拠を探すのかといった作業を行うだけです。
まとめ
今回は現代文についてお話ししました。
語彙力を高め、本文の内容を理解し、問題で問われていることを確認して本文から根拠を探す。
といった事が現代文で重要です。
必ず回答の根拠は本文に記されています。
何となくで選択肢を選ばないようにしましょう。
さて現代文についてここまでお話ししましたが、実際の特訓ではさらに問題ごとに解説等も勿論行います。
得点が安定せず、伸び悩みやすい科目ですので聞きたいことなども沢山出る科目だと思います。
武田塾の行っている無料の受験相談ではそういったご相談も受け付けています。
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