こんにちは武田塾五位堂校の景山です。
さて本格的に冬の気候になってきて中々朝布団から出られない季節になってきました。
この時期の寒さを感じると今年ももう年の瀬、という事はセンター試験がもうすぐだなと感じます。
ちなみにセンター試験まで残り56日です!!!
中々実感がわかないかもしれませんが逆に今から56日前はニュースでラグビーが盛り上がっていたころです。
そう考えたらもうすぐですね。
残された時間出来るかが入試勉強をしましょう。
そして今回お話しすることは社会の科目選択に関するお話しです。
高1,2年生向けのお話しになります。
ではなぜセンター試験までの残り日数をお話ししたのかというともう高1,2年生も受験を意識してもいい時期だからです。
高3から1年間頑張るといった方もいるかもしれませんがよく考えてみると受験本番は1月中旬から2月下旬です。
高3になってから受検勉強を始めると1年も勉強できないのです。
今の内から勉強を始めましょう!!!
とはいったものの受験科目が決まっていないと勉強を始めれませんよね。
前回の記事で数学選択か社会選択かのお話をしたので今回は社会で何を取ればよいかのお話をしたいと思います。
各社会科目の特徴
まずは社会科目が何があるのか確認しましょう。
・世界史
・日本史
・地理
ここまで地歴で残りは公民
・政治経済
・倫理
・倫理・政治経済
・現代社会
の7科目になっています。
ではそれぞれの特徴をお話ししていきます。
・世界史
世界史は世界の歴史を学ぶ暗記科目です。純粋な暗記量は7科目の中で最も多く膨大です。
世界各地の歴史を学ぶので時間といった縦のつながりだけでなく、国や地域同士の横のつながりも学習しなければなりません。
外国人の名前や地名、国名は横文字が多く暗記するのに苦労するかもしれません。
これだけ見ると世界史はお勧めしがたい科目のように見えるかもしれませんが世界史には利点もあります。
まず基本的に点数が完全暗記科目なので安定することです。
次に世界史の世界の中には日本も当然含まれているので日本史とシナジーがあり、地理ともシナジーがあります。
東京大学の文系受験では地歴が2科目必要になるので
世界史+日本史
世界史+地理
といった選択は2科目合わせると日本史+地理よりも有利かもしれません。
・日本史
続いて日本史ですが世界史程の暗記量は求められませんが歴史科目なので暗記量自体は多いです。
日本史は高校受験でもある程度学習するので基盤があり横文字だらけの世界史よりは取り組みやすいと思います。
暗記科目で1度高得点が取れるようになれば安定し世界史よりも負担は少ないので学校で習っているのであればおススメの科目と言えます。
実際に地歴の選択比率は日本史選択が多くなっています。
世界史と比べてのデメリットは地理や世界史とそこまでシナジーがないことですが私立受験や理系志望で社会が1科目しか使わない受験生は日本史は地歴の中ではおススメの科目になっています。
・地理
続いては地理についてです。
まず地理は歴史2科目にくらべて圧倒的に暗記量が少ないです。
センター試験で7割から7割5分程度を得点できるようになるまでかかる時間が歴史2科目よりもかなり少なくて済みます。
この勉強時間があまりかからないのはメリットですがデメリットもあります。
まず基礎に含まれていない範囲がセンター試験でも問われがちで8割以上の高得点を安定して得点することは難しいです。
また私立大学の2次試験で地理選択をする受験生の数が少ないので、2次試験地理対策の参考書の数も充実していません。(センター試験のみ使用であれば問題ない)
そこまでの得点率は必要ではないので社会にあまり学習時間を割きたくない理系国公立志望の受験生におススメの科目になっています。
・政治・経済
つづいて政治経済です。
公民科目は地歴科目に比べてかなり学習にかかる時間は少なくて済みます。
基礎知識以外にも時事問題等が出題されますが毎年そのための参考書も出版されており十分高得点が狙える科目です。
学習にかかる時間は地歴の半分以下で高得点も狙える科目なのですがデメリットもあります。
まずそもそも地歴しか選択できない大学が多いです。
私立文系大学で政経選択だとだいぶ受験できる大学の数が減ってしまいます。
国公立大学でも文系なら地歴2科目、理系なら地歴1科目、公民が選択できる場合でも倫理・政治経済のみ可能といった大学が多いです。
また政経が選択できる大学の場合は政経の簡単版の科目である現代社会や、政経よりさらに学習に時間がかからない倫理も選択出来る大学が多いです。
上を目指せば地歴2科目か倫理・政治経済、志望を下げれば現社や倫理で対応可能になってしまいます。
つまり政経は中途半端な科目になってしまっているのです。
また政治経済は上記の理由から選択する人数が多くないため学校でもあまり習いません。
ですので基本的に完全初見の自学自習で学習を進めていくことになります。
政経を選択する場合は志望大学の募集要項をよく確認するようにしましょう。
・倫理
倫理は基本的にセンター試験専用科目です。
政経よりもさらに暗記量は少なく、学習時間をかけずに高得点も維持しやすい科目です。
志望校が倫理で受けることが出来るのであればほぼ倫理一択のセンター試験ではかなりのおススメ科目になっています。
しかし公民科目なのでやはり受けることの出来る大学は限られます。
政経程ではないですが学校で取り扱っていない高校もあると思います。
しかし初見で自学自習であったとしても是非おススメしたい科目になっています。
なお私立文系2次試験ではほぼ選択する人が0のため参考書や過去問ですら流通しておらず選択肢に上がらない科目になります。
・倫理・政治経済
さて続いて倫理・政治経済ですがこれは上記の倫理と政治経済2つが合体した科目です。
倫理50点、政治経済50点で100点満点の科目になります。
基本的に倫理のみ、あるいは政経のみで志望校が受験できる場合は必要ない科目になります。
ですので地歴か倫理・政治経済のみで受けらる大学が志望校の方しか選択肢には上がりません。
よって比較対象は地歴3科目になります。
まず倫理と政治経済の2つを合わせても日本史や世界史よりも暗記量の負担は少ないです。
地理でやっと同じぐらいですが地理よりも高得点が狙いやすいです。
ですので地歴か倫理政経の4科目のなかでセンター試験でのみ科目選択しなければならない方にはおススメの科目になっています。
上位国公立大学は大体これに当てはまると思います。
ただし文系東大は社会の2次試験が2科目必要になるので使用しがたい点に注意が必要です。
・現代社会
最後に現代社会です。
現代社会は全く勉強しなくても5割程度は得点できるといわれている科目です。
政治経済や倫理が簡単になった内容を学習するのですが、そもそもの倫理や政治経済もそこまで難解な内容を学習するわけではないので半ば一般常識のような内容まで問われる優しい科目です。
現代社会の名前の通り時事問題も問われますがニュースを見ていたら対応可能なレベルです。
これだけ聞けば神科目のように感じるかもしれませんがほとんどの大学で利用できません。
志望校で利用できたとしてももし志望校を変えた時利用できないといった事も多く起こりえるのでそもそも選択することがリスキーになっていることがこの科目の欠点であるといえるでしょう。
まとめ
さて以上が簡単な科目ごとの特徴の解説です。
おススメの科目をまとめると
志望校が国公立
・文系で東大志望・・・世界史+日本史、世界史+地理
・文系で地歴・倫理政治経済から2科目必要・・・日本史+倫理・政治経済
・文系で地歴・倫理政治経済から1科目必要・・・倫理・政治経済
・理系で地歴・倫理政治経済から1科目必要・・・倫理・政治経済
・どの科目でも選択可能・・・倫理>政経>倫理・政治経済>地理>日本史>その他の科目
志望校が私立で2次試験で使用
日本史>世界史≧政経>その他の科目
となります!!!
勿論志望校が現社選択可能で絶対にその大学を受ける場合であるだとか世界のことが好きで世界史が楽しいといった場合はまた変わってくると思います。
実際に僕も日本史きらいだったので世界史を選択しました、、、
あくまで一般論を説明したブログになっておりますので参考にしていただければと思います!!!
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