こんにちは。武田塾五位堂校です。
暑い日々が続いていますね。
今週に入ってからはまだマシですが、先週は夏バテで死ぬかと思いました。
こんな調子で真夏を耐えられるだろうかと戦々恐々としています。
今日は、そんな真夏スタートになりそうな「夏休み」についての記事です。
目次
夏休み中の勉強内容についてです。
夏休みで一番メジャーな話題だと勉強時間ですね。
夏休み中にどれくらい勉強したかを、学生たちはあとから武勇伝のように語るものです。
ただ、適切な勉強内容に時間を配分しないと高い学習効果は期待できません。
分かりやすくマリオ
なぜかマリオを例に話します。
極端な話ですが、マリオの1-1を毎日8時間練習した人がいるとします。
この人は1-1のRTAだけ達人になるだけで水中ステージとかは手も足も出ない状態で2学期を迎えてしまいます。
バランスよく、各ステージを練習したら1カ月後にはマリオのどのステージも標準以上の時間でクリアできることでしょう。
この例からも何を勉強するかが大事か分かりますね!
夏休みの目標について
夏休み開始前に、目標は何で、何を勉強すべきかという戦略を考えることが大切です。
特に、学校に通わず自分ひとりで勉強に向きあう時間が増えるからこそ、夏休みをどう過ごすか考えましょう。
有限の夏休みを意識しよう
大学合格を最終目標とした有限の時間の中では、時期ごとに中期的な目標を設けることが大切です。
目的さえなければ、勉強なんて人間の文化が創り出した幻想なので、毎日適当に続けていってもいいです。
また、夏休みが無限に続くなら永久凍土も地球温暖化の影響でジワジワ溶けているように、ダラダラ勉強しててもいつかは終わるでしょうが…。
夏休み中の中期的な目標を設定するために、夏休みを1年間で捉えましょう。
夏休みを1年間の中で捉える
夏休みを受験勉強1年間の中で捉えると、どのようになるでしょうか。
大体、以下のような区分ができると思います。
3~7月|夏休み|9月~11月|共通テスト・一般入試直前期
その中で夏休みは、このように位置づけることができます。
9月以降、自分の挑む大学のレベルの問題に取り組みます。そのための前段階。
言い換えると、基礎を固めた上で、一つ前のレベルの勉強を完成させる時期です。
具体的に何を勉強するか
「基礎 + 一つ前の段階」をやる時期、ということですが、具体的に何をすればいいのでしょう。
メイン3教科の基礎完成を最優先
まず、大前提として「基礎」が終わっていないと「+」のあとの「一つ前の段階」も始まりません。
なので、とりあえず基礎を終わらせることを最優先にしましょう。
二次試験や一般入試に使う科目は夏休み前から出来るだけ早く始めておいた方が良いです。
夏休み前に1科目は基礎レベルが終わりかけている状態が望ましいです。
志望校がMARCHや地方国公立以上で、夏休み前にこれら3教科の基礎が1つも完成できていない人!
かなりピンチです。
夏休み中に絶対に3教科終わらせましょう。
3教科同時になんて無理!この鬼!🔪
みたいな意見もあるかもしれませんが、秋以降に基礎を始めて志望校レベル終わらせることできますか??
絶対無理とは言いませんけど、かなり期待は低くなります。
他の受験生が春からやって志望校レベルに到達している状態に追いつく必要があるわけですから、鬼のように勉強して追いつかなくてはいけません。
難関大志望は完成度もスピードも重要
難関大志望の人は、既に基礎も出来上がってきて夏休みとほぼ同時に上の段階に進めることが望ましいです。
ですが、基礎レベルの勉強が完成しきっていない人も少なくないと思います。
少しまずい状況ですが、焦って勉強を飛ばすのはダメです。
基礎が抜けていたら難関大はとてもじゃないですが合格出来ません。
他の人が上のレベルに行ってる間にできること、それは1つしか無いです。
クオリティはそのままに、やる量を増やしましょう。
勉強時間を増やして基礎レベルを1日でも早く終わらせると同時に、他の誰よりも基礎は負けないと言い張れるレベルを目指してください。
共通テストの科目はどのタイミングで追加する?
夏休みはせっかく時間があるので、科目数が多い共通テストの対策をしたい人もいると思います。
特に、国公立志望の人は共通テストの科目をしなくてもいいのか気になると思います。
これについては、先述した3教科が1教科終わるたびに共通テストの科目を追加するようにしましょう。
文系の場合は、「地歴公民、理科基礎」。
理系の場合は、「理科2科目目、地歴公民、国語」。
この順で、時間がかかるため優先度が高くなると思います。
科目を1度に増やさない理由
どの科目も基礎の内容は暗記することが多いです。
暗記することが多すぎると、どうしても記憶の質が下がってしまいます。
平均的な受験生は3教科が適量でしょう。
(もちろん、受験までに間に合うのであればの話ですが)キツかったら2教科から始めても全然大丈夫だと思います。
また、共通テスト科目の基礎をしながら、二次試験の科目は演習のレベルを上げる必要がありますから
夏休みの勉強時間について
夏休みで一番定番の話題と言えば勉強時間だと思います。
多くの人が気になるこの話題についても触れていこうと思います。
3教科でも最低8時間必要
前節では、基礎レベルの教科数について言及しました。
適量は3教科ということでしたが、文系に多い「国・数(社会)・英」、理系に多い「理・数・英」
これらの組み合わせでかかる、1日当たりの勉強時間は少なくて8時間です。
これはあくまで標準量です。
特に英語がそうですが、基礎レベルの完成に時間がかかる教科については、夏休み中に終わらせようと思うと、人によってはさらに勉強時間を増やす必要があります。
勉強時間は計画的に
これまでの話でピンと来た人もいると思いますが、科目数によって勉強時間は変わります。
いくら夏休みに取れる勉強時間が長いとはいえ、後先考えず科目を増やすと大変なもう1つの理由がコレです。
先ほどは、暗記量の負担という点から一度に取り組む科目数を考えましたが、他にも2つの視点を設けて夏休みの勉強を考えたいと思います。
①集中力が持続できるか
勉強時間が増えれば、それだけ脳を使う事になるので時間の経過と共に集中力は落ちていきます。
自分が科目数分の勉強時間で集中できるか一度確認した方がいいです。
自分はどの程度の時間なら問題なく勉強できるかの、1つの目安として提案したい方法があります。
それは、自分の勉強した範囲を週に1度テストしてみることです。
テスト
もしも、勉強した範囲の内容が身に着いていたら、テストをしてもほとんどの問題は正解できるはずです。
出来ていない場合は、記憶の定着が不十分という事になります。
ただ、暗記については、正しい勉強方法をしているかどうか、睡眠時間は足りているかなど、他の原因もあり得るの一概に断定することはできないかもしれません。
一方で、上記の原因が考えられない場合は、科目数が多すぎではないか考えてみるのも一案だと思います。
②再現性はあるか
一定範囲の勉強は、始めたら最後までやり切らないと定着しづらいです。
そのため、3日坊主ではすぐに忘れてしまい、時間も体力も無駄遣いになります。
科目数に応じた勉強時間を毎日継続的に確保できるか考えて、計画を立てましょう。
学校始まったら時間足りなくない?
夏休み中に勉強時間を増やしても、秋以降に復習する時間がなかったらドンドン忘れていくじゃないか!
と思う人もいると思います。
その考えは半分正しいと思います。
学校が始まってからも、定期的に復習する時間が必要なことを意識して科目は増やす必要があります。
ただし、2つの視点から、全く時間が減らない訳ではないということは触れておきたいと思います。
①演習問題が復習代わりになる
基礎レベルが終わったら、レベル別の演習がメインになります。
演習問題は、問題文を読み解いたり、与えられた情報をどう整理すればいいか、といった方法論を身に着けていきます。
この演習は身に着けた知識のアウトプットですから、その度に知識を再確認することができます。覚えた知識を全て、暗記用の参考書で復習する必要はないのです。
②復習に掛かる時間は減っていく
一度覚えた内容を暗記し直す時間は、最初に比べて少なくなります。
例えばですが、英語の長文で出てきたAという文法事項を忘れていたとします。
Aという文法事項を貴方は文法問題集で意味を確認したり、『Evergreen』で具体例などにも目を配りながら、時間を掛けながらもしっかり理解しました。
忘れてしまったAの内容をもう一度確認しようと、最初に覚える時に使った参考書を確認してみましたが思ったよりもすぐ暗記し直せました。
こんな経験ってありませんか?
1,2カ月間の間に覚えたことなら、暗記し直すたびにそれに掛かる時間は少なくなっていくんです。
演習していて忘れていた部分については、必ず一度戻って復習することが必要ですが、以前よりずっと楽になります!
夏休み中の目標と戦略で有意義な休暇を!
ここまで、夏休みの勉強内容について話してきました。
今日の内容を簡単にまとめておきます。
・自分の志望校に応じて、夏休み中に到達したい目標は異なります。
・基本的な考え方は、基礎レベルの完成とクオリティを最優先に、科目を少しずつ足していく。
・夏休み明けに勉強内容を忘れないよう、定期的なアウトプットや復習の機会を確保しておく。
夏休みは、勉強を加速させて逆転するチャンスでもあります!
きちんと、目標を立てて入試本番に繋げていきましょう!
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