目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
JR千歳線千歳駅から徒歩2分 武田塾千歳校 です!
あなたの現代文の勉強法、本当にあっていますか?
今回紹介するテーマは「正しい勉強をして現代文の参考書の解き方を習得しよう!」です!
現代文は、参考書の著者の先生の解き方を入試の時に再現できるようになりましょう!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話ししているのでそちらもぜひ合わせてご覧ください。
現代文は誤った勉強をしがち
現代文は、ほとんどの方が参考書の使い方を間違えています。
『田村のやさしく語る現代文』や『船口のゼロから読み解く最強の現代文』『入試現代文へのアクセス基本編』など、いい参考書はたくさんあります。
武田塾がおすすめするそれらの参考書を真似して使ってくれている方もたくさんいるのですが、実際に成績を伸ばせているかというと、多くの方が成績を伸ばせていません。
武田塾の無料受験相談で「どんな風に取り組んでいるの?」と聞くと、間違った取り組み方をしている方が多くいます。
今回は、そんな方に多いパターンを紹介していきます。
0.そもそも使っていない
『入試現代文へのアクセス基本編』などを買って「1〜2問はやったけどずっと放置している」という方はいませんか?
たくさん参考書を買って、「はじめに」を読んで数問解いて、そのあとはすぐに別の参考書にいってしまったり、完全に現代文をやらなくなってしまう方は意外と多くいます。
現代文は1日1文をやり続けることで、2〜3ヶ月後に少しずつ力がついてくるものです。
『田村のやさしく語る現代文』などは1冊やることが重く感じるかもしれませんが、実際に取り組んでみると、意外と早く終わります。
現代文の参考書を購入したら、まずは一気に最後までやり切ってみましょう。
1.解いて満足している
勉強といえば、問題を解いて答えを確認することですよね。
小学校・中学校・高校と習慣で身につくはずです。
数学や英文法であれば、解いてその場で知識を身につけるということも多いと思いますが、現代文は解くことがゴールになってしまう方もいます。
解いたら疲れてそこからは何もしていないという方もいますが、それでは何も意味がありません。
解いて答えを出すまでは、我流ですよね。我流では現代文は伸びません。
解答解説を読んで我流を改めて、できる方の思考を身につけることで現代文は伸びます。
今まで高校入試や模試などでたくさん現代文を解いてきたと思いますが、解くだけでは現代文は伸びていません。
現代文の基本は、脱我流です。
今の我流の現代文の読み方と解き方を改めることが、現代文の成績を伸ばす1番のポイントです!
2.解説を見て「なるほど」で終わっている
解説を読んで、「なるほど」で終わってしまっている方は多いです。
参考書に出てきた問題と全く同じ問題が入試で出ることはありません。
その解説の考え方を抽象化させて自分の武器にして、その読み方や考え方を本番の入試でぶつけるというのが現代文です。
そのため、現代文は1番難易度が高い科目とも言えます。
したがって、暗記して終わりではなく、読み方や解き方を吸収して、本番での再現が必要なのです。
参考書の文章を読んで「なるほど」で本番再現できるのであればいいのですが、なかなかそのような方はいません。
解説を閉じて、自分なりに説明できるかをやってみるなど、自分なりに解答解説を身につけるために試行錯誤をして初めて読み方が身につきます。
まずは、自分の今の実力で問題を解いてみましょう。
そして次に参考書の詳しい解説を読みましょう。
最後に、読んだ解説の理解をもとに、改めて問題を解きましょう。
この解き直しをしないと、再現性がなく終わってしまいます。
参考書の解説を読んで「なるほど」で終わってしまう方は、学校の授業を聞いて「なるほど」で終わってしまっている方と同じです。
より効率的に勉強するには、現代文の先生の考え方を再現できるように、解き直しまで行いましょう。
3.消去法に頼っている
現代文の参考書の解説の構成は、まず本文の解説がある後に、問いごとにアプローチ方法の解説が載っています。
そこに考え方や棒線部の分析方法、正解の選択肢が持つ要素の解説がされています。
そして最後に、選択肢の吟味をする部分が記載されています。
例えば、1の選択肢は○○がないから×というものです。
受験生の解説の読み方を見てみると、本文や問いについての解説を飛ばして、いきなり選択肢ごとの正誤の理由だけを確認していることがあります。
このように正解の選択肢を消去法で確認していると、再現性がないため他では通用せず、危険です。
つまり、文章ではなく、設問が主役になってしまっているのです。
現代文の成績が伸びる方は、解説を読む際にきちんと本文をどう読むかや、問いに対して内容をどのようにまとめて整理していくかなど初めに書かれている部分を読んで確認し、その後に選択肢を吟味する部分を読みます。
最初の段階を飛ばしてしまうと、解説を読んでいるのに伸びないということが起こってしまいます。
センターの過去問などを解く際は、今までの参考書に比べると解説は充実していません。
この時に、消去法で解いている方と、ある程度自分で答えの根拠を集めて「正解の選択肢にはAとBの要素が絶対にあるはず」と断定し、その要素がある選択肢を見つける積極法で解いている方では、現代文の成績の伸び方が大きく分かれます。
積極法で解くと、紛らわしい選択肢にも引っ掛かることがなくなります!
例えば、早稲田やMARCHの現代文の選択肢はとても紛らわしいことが多く、間違ったことは書いていなくて本文に書いてあることだが、問いの答えとしては正しくないということがあります。
また、国公立の記述式も、消去法でずっと解いていては上手くなりません。
マーク式の際から積極法で解くべき記述式を意識することで、記述式の問題にも強くなることができます。
武田塾がおすすめする参考書に『現代文読解力の開発講座』という参考書がありますが、この参考書をきっかけに現代文が覚醒する方が多いです。
その原因として、この参考書は本文をしっかりと読まざるを得ない参考書構成になっています。
この参考書は要約を求められる構造です。
本文全体の把握ができないと、要約自体できません。
そのため、この参考書は、文章構造の理解と要約に加えて、解答根拠の選定方法まで1冊で学ぶことができます。
現代文は、面倒くさがりな方が1番罠にはまりやすい科目です。
解答解説を読むことは面倒に感じてしまいますが、それができるかどうかで大きな差が生まれます。
4.基礎知識の学習を疎かにしている
現代文はただ読解をすればいいというだけではなく、語彙やキーワードとテーマの知識や漢字など、やらなければならないことが意外と沢山あります。
高校1・2年生のうちから苦手分野をなくして、現代文に必要な知識を幅広く習得することが大切です。
語彙力強化は『中学国語力を伸ばす語彙1700』、漢字は『入試漢字マスター1800+』、キーワードに関しては苦手な方は『ことばはちからダ』、ある程度得意にしていきたい方は『現代文キーワード読解』を使用することをおすすめします。
『船口のゼロから読み解く最強の現代文』などは読み方のテクニックを身につける参考書ですが、その地盤を築くのは『キーワード読解』などの参考書です。
また、読解系の参考書でも、本文で出てきた重要語句のフォローは差がつくポイントなので必ず丁寧に行いましょう。
今回のまとめ
今回は、「正しい勉強をして現代文の参考書の解き方を習得しよう!」というテーマを紹介しました。
0.そもそも使っていない 1.解いて満足している 2.解説を見て「なるほど」で終わっている 3.消去法に頼っている 4.基礎知識の学習を疎かにしている |
以上の失敗しやすいパターンを頭に入れて現代文の勉強をしましょう!
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